いつも明るくてノリがいいENFP。
でも、ふとしたときに急に静かになったり、不機嫌そうに見えたりすることはありませんか?
エネルギッシュな印象が強いENFPですが、実は感情の浮き沈みが激しいタイプでもあります。
自分の気持ちをうまく処理できず、内面で葛藤していることもあるんです。
今回は、ENFPが機嫌が悪くなる理由やそのときに見せるサイン、そして周囲がどう関わればいいのかをくわしく解説します。

ENFPが機嫌悪いときに見せるサインとは

普段から明るく、周囲にポジティブなエネルギーを与えているENFP。
しかし、そんなENFPも実は感情の波が激しいたいぷなんです。
不安やストレスを感じているときには「機嫌が悪そう」と見られるようなサインを出していることがあります。
ただし、ENFPは感情を表に出すのが得意な一方で、無理に笑顔をつくって誤魔化すことも多くあります。
そのため、機嫌が悪いことに気づかれにくいのが特徴です。
ENFPの「心のサイン」に気づいてあげることができれば、より良い関係性を築く手助けになるでしょう。
それでは、ENFPが不機嫌なときに見せがちな行動や変化を解説していきましょう。
常にしゃべっていた人が静かになる
ENFPが無口になったとき、それは最大のサインかもしれません。
普段は会話やリアクションが多いENFP。
突然テンションを落とすと「どうしたの?」と思わせるような空気になるでしょう。
これは、自分の中で気持ちを整理している真っ最中か、感情を抑えて無理に平静を装っている状態かもしれません。

ENFPが急にだんまりを決め込むって、結構あるあるかも…気分屋なんだよね
気を使いすぎて疲れてしまう
ENFPは自由人なイメージがありますが、意外にも(?)空気を読む力が高いタイプです。
そのため、人に気を使いすぎて疲弊してしまうことがあります。
その結果「もういいや」「なんか疲れちゃった」とシャットダウンモードに入ることがよくあるでしょう。
そうすると反応が薄くなったり、不機嫌な印象を与えたりすることも。

実は怒っているわけではなく、疲れているだけのことも多いんだけどね(笑)
突然距離を置こうとする
ENFPは感情に敏感で、人間関係のバランスが崩れると強い不安を覚えます。
そのため、心が揺らいでいるときには、あえて人との距離を置こうとすることがあるかもしれません。
「あれ?最近そっけない?」と感じたら、内面で何かを抱えているサインかも…と疑ってあげると良いでしょう。
ENFPは恋愛においてもそのような態度をとることがあります。
ENFPの恋愛中の態度について知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
ENFPの機嫌が悪くなる理由は?

ENFPは自由を愛し、感情豊かで創造的なタイプです。
しかし、その分ストレスを受けやすい一面もあります。
ENFPが機嫌を悪くする原因には、
といった要素があります。
ENFPは対人関係に敏感なため、ちょっとした言葉や態度に深く傷ついたり、理不尽なルールにフラストレーションを感じたりすることも。
【F】感情型のため、自分の価値観を否定されると心を閉ざしてしまうでしょう。
ENFPが何にストレスを感じるのかを理解することで、不機嫌の原因を早期に察知し、適切にフォローできるようになりますね!
それでは、具体的にENFPがどのような場面で機嫌を悪くしがちなのか、見てみましょう。
自由がなさすぎるとき
ENFPにとって「自由」は重要な価値観。
やりたいことに制限がかけられたり、細かいルールやマニュアルに縛られたりすることを嫌います。
自分のペースでのびのび動けない環境に置かれると、感情的に不満をためやすくなるでしょう。

MBTIの中でも特に自由人なENFPだから、働く環境を選ぶのも重要だったりするよ
冷たくされたとき
人とのつながりを重視するENFPにとって、無関心や冷たさはとても辛いものでしょう。
自分が心を開いても相手から返ってこない、またはそっけない態度をとられると、自分が否定されたように感じ、機嫌が悪くなることがあります。
また、ENFPは感情に敏感で人の気持ちに寄り添おうとするタイプなので、自分思いを軽んじられたり、冷たくスルーされたりすると傷つきやすいでしょう。
「そんなの気にしすぎ」「また大げさな」といった言葉には、特に反応しやすい傾向にあります。

ENFPが自由奔放に見えるからって、何を言われてもへっちゃら☆ってわけじゃないんだぞ~!
また、ENFPは人とのつながりを大切にし、自分のことを気にかけてくれているか無意識にチェックすることもあります。
そのため、無視されたり興味を持ってもらえなかったりすると不安になり、やがて不機嫌になることがあるでしょう。
忙しすぎるとき
ENFPはアクティブで人と会うのが好きなため、つい予定を詰めすぎる傾向があります。
その結果、やりたいこと・やらなければならないことが溢れ、心に余裕がなくなってしまうこともあるようです。
不機嫌というより「余裕がない」状態で、ピリピリとした雰囲気を出してしまうことがあるでしょう。

そのときの気分でバンバン予定いれちゃうからさ~!
ENFPが不機嫌なときの対処法は?

ENFPの気分を立て直すには、まず感情に共感すること、そして自由を与えることがカギです。
感情の起伏が激しいENFPは、自分でも気持ちを整理しづらいことがあります。
そのため、無理に励ましたりアドバイスを押しつけたりするよりも、まずはそのままの気持ちに共感する姿勢が重要ですよ。
それをふまえ、機嫌が悪いENFPをなだめる方法について見てみましょう。
アクティブな活動に誘ってみる
また、ENFPは刺激のある活動や、気分転換になるような雑談、ちょっとしたお出かけでリフレッシュしやすい傾向があります。
そのため、ENFPの気分が上がる活動に誘ってあげるのも良いですね。
しかし、難しいポイントもあります。
それは、ENFPは【E】外向型であるにもかかわらず、1人の時間もほしいタイプだということです。
よく似たMBTIでいうと、ESFP(エンターテイナー)がいます。

ESFPは、1人の時間を「寂しい」「誰かといたい」と思うタイプ。
しかし、ENFPは人と過ごす時間と同じくらい、1人の時間も大切にする派なんです。

機嫌の悪いENFPをなだめるには、誰かと一緒に過ごすパターンとそっとしておくパターンがあるんだね!
両極端でムズすぎる!笑

しかも、選択を間違えるとさらに機嫌を損ねる可能性があるから、ENFPの扱いって本当難しいよね!www
ENFPとESFPのくわしい違いは、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
無理に話しかけないほうが良いことも
ENFPは感情が揺れているとき、自分から話すタイミングを探しています。
そのため、無理に「何があったの?」「大丈夫?」「よかったら話して」と詰めてしまうと、かえって壁を作ってしまうことがあるでしょう。
少し時間を置いて、自然に話してくるのを待つのがベストです。
しかし、ここでも難しいみきわめポイントがあります。
それは「そのうち機嫌が戻るだろう」と放置するはNGだということです。
また「そんなことで拗ねないでよ」と感情を軽く扱うような言葉をかけたり「気にしすぎ」や「大したことじゃないよ」と無神経な一言も逆効果。
あくまで、ENFP側が話したくなったらいつでも聞くというスタンスを崩さず「話したかったら聞くよ」「大切に思ってるよ」と安心感を与える言葉が有効です。

ENFPは感情を受け止めてもらうと心を開けるので、常に気持ちに寄り添ってほしい~!
リラックスできる時間をつくる
気を張って頑張りすぎたENFPには、癒しの時間が効果的です。
お気に入りのカフェに誘う、楽しい映画を一緒に観るなど「何も考えずに楽しめる時間」を提供することで、再びエネルギーを取り戻してくれるでしょう。
基本的には【E】外向型で、アクティブな活動を好むENFP。
そのため、普段は身体を動かしたり思いきり笑ったりする過ごし方を好みますが、機嫌が悪いときにはいろいろな選択肢を探ってみましょう。

ここまで読むと、ENFPは「アクティブな活動」「1人時間」「一緒にリラックスできる活動」と、パターンがありすぎるね!笑

私たちみたいな【I】内向型タイプは「1人にしてください」一択だからこそ、ENFPの扱いは本当に厄介ね。笑

そこをなんとか汲み取ってください~♡
まとめ
ENFPは表面的には明るく見えても、実は繊細で感受性の強い一面を持っています。
不機嫌そうに見えるときは、その内面で複雑な感情が動いているサインかもしれません。
そんなときは無理に踏み込まず、そっと寄り添う姿勢が大切です。
ENFPの心の動きを理解し、信頼関係を築いていきましょう。