「なんでそんなに怒ってるの?」
ふとした言動で誰かの地雷を踏んでしまった経験、ありませんか?
人が怒るポイントは、性格によって大きく異なります。
この記事では、MBTIの16タイプ別に「怒りを感じやすいポイント」を紹介します。
相手の怒りのトリガーを知ることで、誤解や衝突を防ぎ、人間関係がグッと楽になるかもしれません。

【MBTI別】怒るポイントまとめ

それでは、MBTI別に怒るポイントをまとめてみましょう。
MBTI診断はタイミングによって結果が異なったり、100%の信頼性ではないことがあります。
そのため、この記事でご紹介している怒りのポイントにおいても、必ず当てはまるというわけではありません。
しかし、各MBTIごとの特徴に沿って怒りを感じやすい瞬間をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ISTJ:ルールを破られたとき
ISTJは、秩序と誠実さを重んじる性格です。
ルールや手順を守るのが当然という価値観があり、それを無視されたり、自分の努力を軽視されたりすると強い不快感を覚えるでしょう。
特に、感情的な言動で物事を動かそうとする人や、責任を回避するタイプにはイライラしがち。
無言の圧で怒りを表すことも多く、怒っているときほど言葉が減る傾向があります。

感情的に怒るのは時間の無駄なので、怒ると黙ります。笑
ISTJは言葉より行動を重視するため、感情的な謝罪は響きにくいでしょう。
ただ謝るのではなく、問題の原因を明確にし、どう改善するかを具体的に伝える方が効果的です。
また、同じミスを繰り返さないことも重要でしょう。
静かに信頼を回復する姿勢が、ISTJとの仲直りするカギです。
ISFJ:自己中心的な態度をとられたとき
ISFJは他者への思いやりが強く、裏方で尽力するタイプです。
そのため、自分のサポートや配慮に対して感謝がなかったり、無視されたりすると、内心大きなストレスを感じます。
表立って怒ることは少ないですが、積もり積もると距離を置くなどの形で怒りを表現する場合も。
相手のわがままや、無責任な振る舞いには特に敏感です。

相手のために尽くすタイプですが、感謝の気持ちや配慮があってこそ成り立つ関係ですよね
ISFJは人のために頑張るタイプなので、気づかぬうちに傷ついていることも。
まずは「気づかなくてごめんね」「いつもありがとう」と感謝とねぎらいの言葉をかけましょう。
静かな共感が、心の距離を縮めてくれるでしょう。
INFJ:誠実さがみられないとき
INFJは、深くて誠実な人間関係を求めるタイプ。
上辺だけの会話や利害関係だけのつながりに対しては、強い違和感を覚えるでしょう。
また、他人の感情に敏感なため、自分や他人が軽んじられていると感じると、静かに怒りを抱えることも。
裏切りや嘘、建前だけのやり取りは、INFJの怒りのスイッチを押す要因になります。

人間関係は誠実さが一番。
信用できない人からはそっとフェードアウトします
INFJには、表面上の謝罪にはあまり響かないかもしれません。
「どうしてそうなったか」「自分がどう感じていたか」といった誠実な本音の対話を求めます。
焦らずじっくり時間をかけて話すことで、信頼を再構築できるかもしれません。
INTJ:非論理的な言動をされたとき
INTJは合理性とビジョンを重視するタイプです。
目先の感情で動く人や、論理の通らない話し方をされるとストレスを感じます。
また、短期的な視点ばかりで動こうとする人に対しても、苛立ちを覚える傾向があります。

人間関係は定期的に整理するタイプです
INTJと仲直りをするなら、何が問題だったかを客観的に分析することが大切です。
謝るときは感情に訴えるのではなく、今後どう改善するかを具体的に伝えると、納得してもらいやすいでしょう。
ISTP:過度に干渉されたとき
ISTPは、一人で考え行動することを好みます。
自由や自分のペースが乱されると、ストレスを感じるでしょう。
特に感情や意見を押し付けてくるタイプや、過干渉な人に対しては、無言で距離を取ることがあります。
それが怒りのサインである場合もあり、強く表現しないところが特徴でもあります。

めんどうな人とは関わりたくないわ
ISTPは、しつこい謝罪や感情的なやりとりを嫌う傾向があります。
少し時間を置いてから「さっきはごめんね」とさらっと伝えると、意外とスムーズかもしれません。
必要以上に掘り下げず、自然な形で距離を縮めるのがコツですよ。
ISFP:批判や否定をされたとき
ISFPは、自分の感性や価値観を大切にするタイプ。
他人からその部分を軽んじられたり、否定的な言葉を向けられたりすると、深く傷つき、怒りを感じるでしょう。
ただし、怒りを直接ぶつけることはあまりなく、静かに距離をとる傾向があります。
感受性が高いため、ちょっとした言葉でも「否定された」と感じることがあるでしょう。

チームワークや調和を大事にしたいので、批判的な人は苦手かも
ISFPは感情でものごとを感じ取るタイプなので、ISFP本人がどう感じたのかを受け止めてあげることが大切です。
「ごめんね、悲しかったよね」と寄り添う言葉が効果的でしょう。
言い訳や理屈で正当化しようとすると、逆効果になることもあります。
INFP:本音や理想を踏みにじられたとき
INFPは、自分の価値観や理想を心の奥に大切に抱えているタイプ。
それを無視されたり、茶化されたりすると怒りを覚えます。
また本音のつながりを大切にしているため、上辺だけの関係性や、心無い言動には敏感です。

普段は温厚だけど、F(感情型)なので、傷つけられると一気に怒りが爆発しちゃうかも…
INFPは自分の内面を大切にしているので、心ない言葉や誤解に敏感です。
形だけの謝罪ではなく「あなたの気持ちを大切に思っている」という誠実な姿勢が、仲直りの鍵になります。
焦らずゆっくり歩み寄りましょう。
INTP:話や思考の邪魔をされたとき
INTPは、思考の世界を重視する論理派。
自分の考えを邪魔されたり、無理解な言葉で中断されたりすると、苛立ちを覚えるでしょう。
また、誤った情報を堂々と語る人にもイラっとしがち。
怒っているときは知性派らしく口調が鋭くなったり、皮肉が混じることがあります。

普段は口数が少ないけど、怒りに任せて饒舌になっちゃうこともあるよ
論理派のINTPは、感情的なもめ事に疲れやすいタイプです。
「感情的になってごめん」と理性をもって謝ることで、関係修復の糸口が見えるでしょう。
落ち着いた対話の時間をつくることが有効です。
ESTP:指図されたとき
ESTPは、自分の裁量で動くことを好むタイプ。
人から細かく指示されたり、やる気のない場に長時間いさせられると、イライラが募ります。
また、他人の価値観や感情を一方的に押しつけられることにも反発心を抱きがち。
怒りは割と表に出やすく、口調や態度に出ることも多いため、周囲から「言い方がキツい」と受け取られることもあるでしょう。

ESTPは喜怒哀楽がわかりやすいから、怒ってると表情や口調ですぐ気づかれちゃう☆
ESTPは基本的に、過去にこだわらないタイプです。
「もういいよ、次どうするかだよね」と前向きな姿勢を重視するでしょう。
謝罪はシンプルに済ませ「今後どうするか」という視点に切り替えることで、関係が早く戻るかもしれません。
ESFP:場をしらけさせたとき
ESFPは、楽しむことに重きを置くタイプです。
そのため、雰囲気が悪くなるような発言や、場をしらけさせる空気にとても敏感です。
誰かが楽しい雰囲気を壊したり、過剰に真面目なムードを持ち込んだりすると「なんでそんなこと言うの?」と感じて怒りを覚えることも。
怒ってもあまり根に持たず、表現も感情的というより短期的です。

そのときはムカッ☆とするけど、わかってくれればすぐ仲直りできるよ
ESFPは雰囲気を大切にするので、重い空気のままだと関係修復が難しくなります。
謝罪後は少し冗談を交えて明るいムードに戻し、ポジティブさを取り戻すことが仲直りの近道です。
ENFP:束縛されたとき
ENFPは、自由と本音のコミュニケーションを大事にするタイプ。
自分の意見を真っ向から否定されたり「こうあるべき」で縛られたりすると、強い反発を感じるでしょう。
また、自分の気持ちを軽んじられると思いのほかショックを受け、怒りに変わることも。
怒ると早口になったり、急に距離を取ったりと、感情表現がはっきり現れます。

ENFPは社交的だけど自分の世界に籠ることも好きだから、ソリが合わない人とはさりげなく距離を置くよ
ENFPは感情豊かで、本音の交流を大切にします。
「あのとき本当にこう思ってたんだ」と素直に話し、相手の気持ちにも耳を傾けてみましょう。
心の距離が縮まり、誠実であれば許してくれるタイプでしょう。
ENTP:筋が通っていないとき
ENTPは、発想力と論理を組み合わせて話すのが得意です。
そのため、筋の通らないことを一方的に押し付けられたり、自由な議論を妨げられると怒りを感じるでしょう。
また「ダメ」「無理」と頭ごなしに否定されると、反発が加速します。
怒っているときは、皮肉や挑発的な言動が増えるでしょう。

口論になったり、論破したりしがち。笑
ENTPは頭の回転が早いタイプですが、感情的なすれ違いには少し鈍感なところもあります。
仲直りの際は深刻になりすぎず、少しユーモアを交えつつ「ちゃんと話そう」と対話の場を作ると良いでしょう。
誠実な説明とちょっとした笑いが、心のわだかまりをほぐします。
ESTJ:責任感を感じられないとき
ESTJは、効率と成果を重視するリーダータイプです。
だらしない行動やルール違反、責任逃れには特に厳しく、怒りを感じる傾向があります。
また、目上や組織に対して敬意がない言動にも敏感でしょう。
怒りはストレートに表現されやすく、はっきり指摘されたり、叱責されたりすることも。

はっきり言うタイプで正義感も強いから、怒ると厳しく言うよ!
ESTJは、感情よりも事実や論理を重視します。
「何が問題だったのか」「今後どうするか」をはっきり伝えることで、納得しやすくなるでしょう。
感情的な謝罪だけでは伝わりにくいので、行動で信頼を示すことも重要ですよ。
ESFJ:和を乱されたとき
ESFJは、人間関係の調和を最優先するタイプ。
空気を読まずに場を乱すような言動や、無神経な一言に対して怒りを感じます。
また、他人への思いやりを欠く発言を聞くと「どうしてそんなことが言えるの?」と憤ることもあるでしょう。
普段は我慢強い分、限界を超えると一気に感情が爆発することがあります。

人のために怒ることが多いかも
ESFJは「自分が誰かを傷つけたのではないか」と強く気にするタイプです。
そのため、感情に寄り添った言葉と「あなたとの関係を大事に思っている」という姿勢が伝わると、安心します。
少し時間をとって、丁寧に気持ちを伝えることが仲直りの近道です。
ENFJ:人を傷つけたとき
ENFJは共感力が高く、相手の感情を大切にするタイプ。
人を傷つけるような無神経な言動や、相手の立場を考えない自己中心的なふるまいに対しては、我慢できない怒りを覚えることがあります。
また、自分の気持ちを無視されると大きなショックを受けがち。
怒っても感情をコントロールしようとしますが、言葉数が減るなどの変化が出ます。

怒ってもなるべく平然と振る舞おうとするけど、感情的になっちゃうこともある
ENFJは、人間関係のバランスに敏感です。
関係の修復には「あなたのことを大切に思っている」「仲直りしたい」という気持ちを素直に言葉にすることが何より大切でしょう。
感情を共有する時間をしっかりとることで、信頼が再び深まると期待できます。
ENTJ:感情論で語られたとき
ENTJは、目標達成と効率重視の戦略家です。
足を引っ張るような非効率な行動や、感情論に頼るやりとりに反発するでしょう。
また、責任を果たさない態度や言い訳にも厳しい傾向があります。
怒っているときは冷静に見えても、内心は強い怒りで燃えているかもしれません。

怒りを鎮めようと冷静になるけど、気が強いから結局語気は強まっちゃうよね
ENTJは効率と成果を重視するため、感情的なすれ違いも「解決すべき問題」として捉えることがあります。
感情に配慮しつつ「誤解を生んでしまったね、ごめん」と簡潔に謝り、今後どうしていくか行動で示すと納得されやすいでしょう。
おわりに
怒りには、その人なりの価値観やこだわりが隠れています。
MBTIを知ることで、自分自身の怒りの傾向に気づき、他人の反応にも寛容になれるかもしれません。
人間関係を円滑にしたいなら、相手が何を大事にしているかを理解することが第一歩になりそうですね!