ISTPは冷静で分析力が高く、自分のペースを大切にする性格です。
そのため「友達が少ない」と自分で感じたり、周囲から思われたりすることが多いかもしれません。
友達の数が少ないことは、必ずしもネガティブなことではありません。
ISTPにとっては友達の多さよりも、質の高い人間関係を築くことのほうが重要です。
本記事では、ISTPが友達が少ない理由や特徴、付き合い方のコツを解説します。

ISTPに友達が少ない理由

ISTPは自立心が強く、一人の時間を心地よく感じる性格です。
そのため、無理に人付き合いを広げようとせず、自然体で過ごすことが多くなるでしょう。
社交的な場よりも趣味を優先しやすく、結果として友達の数が少なく見える傾向にあります。
これは消極性ではなく、むしろ自分に合った関係を大事にしている表れといえるでしょう。
具体的にどのような理由で、ISTPに友達が少なく見えるのでしょうか。
自分の時間を大切にする
ISTPは、自由な時間やひとりの空間を重視するタイプ。
人と交流するために時間を割くより、自分の趣味に没頭したり興味のあることにエネルギーを使おうとします。
そのようなライフスタイルのため、自然と友達の数は少なくなりがちです。
しかし、社交を積極的にしないのはISTP本人の意向なので、友達付き合いが減ることを気にしていることは少ないでしょう。

そうそう、好きで1人時間を楽しんでいるから「友達たくさんほしい(´;ω;`)」と思ってるわけじゃないのよ
感情表現が控えめ
ISTPは感情を大げさに表現することが少なく、クールに見えやすいタイプ。
そのため、人と親密になりやすい雰囲気ではなく、気心の知れた少数の友達との関係に落ち着くでしょう。
ISTPが仲良くする友達は、ISTPの性格を深く理解している絆の強い関係であることが多いと推測できます。
ISTPがI(内向型)であることや、T(思考型)でリアクションが薄いこと、またP(知覚型)でマイペースであることも、まるっと受け入れ関係を続けている、素敵な友人なのでしょう!

ISTPは無口で面白くもないし、マイペースで急に連絡が途絶えたりもする。
それでも長く付き合ってくれている友人は宝物ね!

表面的な付き合いに興味がない
ISTPは、浅い付き合いや義務的な社交が苦手です。
本当に価値を感じる人とだけ関係を持ち、表面的な交友関係にはエネルギーを使わない主義。
友達が多いタイプの人は、親友と呼べる間柄の人から、たまに飲みに行くような関係の人まで、幅広い人脈が含まれていることでしょう。
ISTPは広く浅い交友関係を好まないので、必然的に表面上の関係は排除され、友達が少ない状態になるのですね。

そもそも、たまに飲みに行くような相手を「友達」にカウントしないかも。笑
自立心が強すぎる
ISTPは、他人に依存せず自分で問題を解決する習慣があります。
そのため、相手から「距離を置かれている」「嫌われているかも」と誤解されることがあるでしょう。
結果として、友達の輪が広がりにくくなるかもしれません。
ISTPは寡黙で内向的なため、ふだんからご機嫌な印象はないかもしれませんが、決して周囲を嫌っているとか、怒っているわけではありません。
ただ自立心が強く、周囲に頼らずとも生きていけるタイプなだけなのですね。
ISTPの「友達少ない」あるある

ISTPは広い交友関係よりも、少数の気の合う人とのつながりを重視します。
そのため「大人数の飲み会には顔を出さない」「連絡が途切れてもあまり気にしない」などの、友達少ないあるあるが目立つでしょう。
しかし、彼らは必要なときには誠実に助け合える関係を築けるため、数より質を大事にしていると言えます。
誘われても断りがち
ISTPは、飲み会や食事に積極的に参加するタイプではありません。
そのため、友人や職場の人から集まりに誘われても、断ることが多いでしょう。
基本的に「気が向いたら行く」スタンスであり、実際に気が向くことは少ないのですね。
そのため、自然に友達の輪が広がりにくいタイプです。
趣味の合う人としか関わらない
ISTPは、体や手を動かすアクティビティが好き。
そのため、スポーツやゲームなど自分の趣味と合う相手や、興味・関心の傾向が近い人と親密になりやすい傾向にあります。
そのため、友達の数は少なくても、その1人ひとりと濃密な関係になれるのですね。

正直、趣味や関心の合う人以外とどうやって仲良くするのかわからない…笑

そんなもん、ノリだよノリ~♪

ノ、ノリ…!?ハードル高すぎるって…
SNSつながりがメイン
ISTPは特定の分野(趣味や関心)にハマる傾向があり、SNSで気の合う人とやりとりするのは好きなほうでしょう。
しかし、SNS上のやりとりはあくまで、自分の好きなタイミングで返信できたり、付き合う人を自由に選べたりします。
そのため、ISTPにとってはリアルの友達関係よりもハードルが低く、そこでは友達が多い人もいるかもしれません。
同じように、ISTPがLINEでもやりとりが盛り上がる人がいるでしょう。
しかし、実際に会ってみると物静かな人…というギャップが、ISTPのあるあるです。

気を遣うのが苦手
ISTPは、基本的に気を遣うのが苦手。
表面的な雑談や、空気を読む必要のある社交には疲れやすいタイプです。
ごくわずかな、自然体でいられる相手以外とは距離を置きがちで、友達ができる機会が少ないでしょう。
友達が多いタイプの中には、
がいると思いますが、ISTPはどちらにも当てはまらないので、友達が増えるチャンスがもともと少ないと考えられます。
自分から連絡をしない
ISTPは基本的に1人が好きですが、人が嫌いというわけではありません。
それでもI(内向型)のため、友達に会いたくても、自分から誘うことは少ないでしょう。
相手からの連絡に応じるかたちで、友達付き合いをすることが多いようです。
また、ISTPはP(知覚型)のため、頻繁に友達と約束をしない傾向があります。
「約束」というかたちで自分のスケジュールが埋まってしまうことに、若干のストレスを感じやすいからです。
スケジュールはなるべく自分のために空けておきたく、自分から連絡をすることが少ないでしょう。
他人に深く踏み込まない
ISTPは、人間関係で衝突や面倒なことを避ける傾向があります。
そのため、必要以上に他人に深く関わらないことが多いようです。
結果的に友達が少なくなりますが、自他境界がはっきりしているのでトラブルに巻き込まれるリスクも少ないでしょう。

一度関係を築くと長く続く
ISTPは友達は少ないですが、少数精鋭で、一度親しくなると長く友情が続きます。
数よりも信頼と居心地のよさを重視するため、今ISTPが関係を続けている友人たちは、一生大切にしたい存在ですね!

付き合いが長い友達であればあるほど信頼感も安心感もあるし、新しい友達がほしいとは思わないかな
ISTPはふだん何してる?

休日や空いた時間、ISTPは自分の好きなことに没頭して過ごします。
アウトドアやスポーツ、バイクや車などの趣味を楽しんだり、工作やDIY、ゲームなど「手を動かす活動」に夢中になったりするのが特徴です。
また、一人で静かに過ごすことも苦にならず、むしろリフレッシュの時間として活用できるタイプ。
そのため、友達が少なくても寂しさを感じにくいのですね。
趣味に没頭
ISTPは、自分の興味に熱中する時間を好みます。
ISTP的な趣味でいうと、DIYやバイク、サイクリング、スポーツなど、身体を動かすアクティビティにハマりやすいでしょう。
また、アウトドアや釣り、ゲームなど、手先を動かす趣味に没頭することも多くありますよ。
自分のペースで取り組めるものが多く、充実感を得やすいですね。
細かい作業に夢中になって、気づけば丸一日経っていることもあるかもしれません。
にぎやかに過ごすよりも、趣味に没頭して「没入感」を感じることを好みます。
体を動かしリフレッシュ
ISTPは山登り、釣り、キャンプ、散歩など、自然の中で体を動かすアクティビティも大好き。
I(内向型)ですが、退屈するのは嫌いなことが多いでしょう。
そのため、少し危険を味わうようなアクティビティ(例:バイク・スケボー・クライミング)もISTPのリフレッシュにはぴったり。
頭を使う仕事や人間関係のストレスから離れて、持ち前の「身体感覚」を使う時間が、心身の回復につながるようです。

MBTIでS(感覚型)がつく人は体や五感を使うことを好み、N(直観型)がつく人は頭の中で考えることを好むといわれています

確かに、考えるだけだと退屈だから、つい体を動かしたくなるわ
技術やスキルの習得に励む
ISTPは、手先や感覚を使うことに長けているタイプ。
さらに知的好奇心が高いので、新しいスキルや知識を学ぶことに没頭できるでしょう。
プログラミング、工具・機械の扱い、そして楽器など、ISTPがもつポテンシャルは多岐にわたります。
手先を動かしたり、五感を使ったりして集中できるアクティビティに取り組み、スキルを習得することで達成感を得るでしょう。

新しいことに挑戦したり、新しいスキルを習得したりするのが大好き!
自宅でのんびり過ごす
ISTPは物静かなタイプで、読書や映画鑑賞、動画視聴など、ひとりでリラックスできる時間を大切にします。
友達と会ったり、大勢でワイワイ過ごしたりするよりも、自分のペースで自由に過ごすことを優先するでしょう。

気の合う少数の友人と過ごす
ISTPは友達が少ない分、親しい相手とは深く付き合う傾向にあります。
親友とご飯に行ったり、恋人と静かにおうち時間を過ごしたりして、少人数でリラックスした交流を楽しんでいます。
友人の数や賑やかさよりも、深い絆を大切にするのが、ISTPらしいですね。
ISTPが友達関係を楽しむコツ

ISTPが友達付き合いを楽しむには、自分のペースを大切にしながら無理のない範囲で関わることがカギとなるでしょう。
たとえば、趣味や活動を一緒にできる友人を持つと、自然に会話や交流が生まれます。
また、大人数の場で無理をするより、少人数の関係で絆を深めていくほうが、負担が少なく充実しやすいでしょう。
ISTPにとっての心地よさを守りつつ、信頼できる人と長く付き合うことが大切ですね。
具体的に、どのようなことに気をつけられるか見てみましょう。
質の高い関係を大事にする
ISTPにとって、友達の多さは幸せの基準ではありません。
むしろ、広く浅い関係に疲れてしまうタイプなので、心からリラックスできる少人数の相手を大切にするほうが合っています。
相手の数を絞ることで「気を遣わず自然体でいられる関係」が築けますね。
表面的な交流を増やすより、沈黙も気にならない相手や、趣味を語り合える相手を優先するほうが良いでしょう。
共通の趣味をもつ人と交流する
ISTPはI(内向型)のため、会話を続けるよりも一緒に何かをすることで、仲を深めやすいタイプです。
友人関係を楽しむためには、自分の好きなアクティビティや趣味を共有できる相手が良いでしょう。
共通の趣味があれば、沈黙が気まずくならず、充実した時間を共有できますね!
無理に話題をひねり出さなくても、一緒に体験を楽しむこと自体が友情を強めてくれでしょう。
距離感を大切にする
ISTPは一人時間を大事にするため、友人と会う頻度が少なくなりがちです。
しかし、あまりに間が空くと関係が希薄になることもありますよね。
自分のペースを守りながらも、ときには「ちょっとご飯行かない?」と声をかけてみるだけで、友情が長続きするでしょう。

もちろん無理をしなくても大丈夫。
たまに積極的になることで「自分も大事にされている」と相手に感じてもらえますし、信頼関係が深まりますよ。
ISTPが友達になりやすいMBTIは?

ISTPは、自由さを尊重してくれる相手や、同じく気楽に過ごせる相手と相性が良いでしょう。
同じS(感覚型)の要素をもった相手は、自然に遊びや活動時間を共有しやすく、気取らない関係を築けます。
また、T(思考型)が共通しているタイプとも居心地が良く、無理なく関われるでしょう。
束縛せず、適度な距離感を保てるタイプとの友人関係は、ISTPにとって安心感を与えます。
ESTP:自由で行動力のある仲間
ESTPは、ISTPと同じ「現実志向+柔軟型(S+P)」で、共通の趣味や冒険心を楽しめます。
社交的で行動力がありますが、寛大で押しつけがましくないのがESTPの特徴。
そのため、ISTPのマイペースさも尊重してくれる人物でしょう。
無理なく友達になれる関係です。

ESTPちゃんと共通しているS+Pの組み合わせは、探検家タイプでもあるね!

よくぞお気づきになりました!
ESTPもISTPも探検家タイプで、自由を愛するアクティブな人たちだよ
\ 探検家タイプについてはこちらを /

INTP:理解力があり自由な仲間
INTPは論理的で分析力に優れ、ISTPの独立心や一人の時間を理解する人物。
深い話や特定の趣味に没頭するところも似ていて、さまざまな娯楽を共有できます。
表面的な友情に疲れやすいISTPにとって、INTPは居心地のよい友達になりやすいでしょう。

実はわたしも友達いないって言われることあるんだよね…

人に媚びない一匹狼同士ってことね。気が合うじゃない!
ISFP:穏やかで自然体の共感者
ISFPは優しく感受性が豊かで、ISTPの自由や独立心を尊重します。
干渉せず自然体で付き合えるため、気楽に友達関係を続けられるでしょう。
趣味や体験を共有することで、親密になりやすい組み合わせです。

ISFPも探検家タイプだよ♡
自由でお互いを尊重できる、良い友達になれそうだね
まとめ
ISTPは友達が少ないといわれますが、それは性格的特徴による自然な傾向です。
大切なのは、数より質の人間関係を築くことです。
自分のペースを大事にしつつ、信頼できる人との深いつながりを育てましょう。
ISTPが幸せを感じるかたちで、充実した友人関係を楽しむことができますよ。