几帳面で責任感が強く、信頼されることの多いISTJタイプ。
でもその真面目さが、ときに「損してるかも…?」と感じる瞬間もあるのではないでしょうか。
周囲からは「しっかり者」「頼れる人」と見られる一方で、実は心の中では葛藤していたり、誤解されやすい一面もありますよね。
この記事では、そんなISTJのあるあるを10個ピックアップし、その裏側にある心理や本音を深掘りしていきます。
共感ポイントや新たな気づきが見つかるかもしれませんよ。

ISTJあるある10選!あなたは当てはまる?

ISTJは責任感が強く、慎重で安定志向。
でも、その真面目さが裏目に出ることもありますよね。
ここでは、ISTJの人が「あるある!」と共感しやすい特徴を10個紹介します。
急な予定変更が無理すぎる
急なお誘いや、当日の時間変更…
心の準備ができていないと内心プチパニックになってしまいます。
表には出さないけど、頭の中は修正作業でいっぱいです。

すべて予定通りに進むように計画をしているのに、それが台無しになる絶望感…
ルールを守らない人にモヤモヤ
マイルールだけでなく、社会のルールも大事にするISTJ
たとえば順番を守らない人や、時間にルーズな人には厳しい目線を向けます。
仕事でもプライベートでも、家族でも友人でも、相手が誰であろうと秩序やルールを守るのがISTJ流です。
信頼されるけど評価は地味
ISTJは典型的な縁の下の力持ち×シゴデキタイプ。
地道にコツコツ、丁寧に仕上げる姿勢が評価されるでしょう。
しかし、特に日本だと「ちゃんとやるのは当たり前」だと思われ、損をしがちかもしれません。
信頼度は最上級なのに、やってることが常識的で模範的すぎるためパッとせず、目立たないことが悩み。

会社によっては、結局海外経験があったりリーダーシップがある人ばかりが評価されることもあるよね…
「真面目だね」って褒め言葉?
ISTJが1日10回は言われるかもしれない言葉「真面目だね」。
これって褒め言葉ですか?それともつまらないってことですか?
相手は褒めているつもりでも、知性が高くコミュ力低めなためにいろいろと深読みしてしまうISTJ。
冗談が通じない
ISTJは、その場のノリや冗談にアドリブでついていくのが苦手です。
話を振られても、一生懸命考えて返そうとはしますが、テンポについていけないことがあるでしょう。

飲み会のノリで話を振られて、一生懸命話したけど「真面目か!」ってスルーされること、ない…?
買い物は事前リサーチする
ISTJに「衝動買い」という概念はありません。
買い物は常に「これを買う」と決めてから出かける派。
その場のノリで買うなんて考えられないし、欲しいものではなく必要なものを買うのみです。

案外、ISTJにミニマリストは多いかもね
人間関係は狭く深く
ISTJは【I】内向型で基本的に社交性が低いタイプなので、人脈を広げようとは考えていません。
浅く広くより、信頼できる少数の人と深い関係を築くのが心地いいと思っています。
だからこそ、一度付き合いが始まると長いでしょう。

確かに、いまだに地元の友達と連絡とってるわ
褒められるとリアクションできない
ISTJは【I】内向型で内気、そして【T】思考型で感情表現が苦手なので、褒められてもリアクションが薄めです。
でも、内心はめちゃくちゃ嬉しくて、家に帰って日記に書いたりもしちゃいます。
せっかく意中の人に褒められても「あぁ、はぁ…」ぐらいしか答えられなくて、あとで悔やむことも。
サプライズはちょっと苦手
ISTJを相手にサプライズを仕掛けようとしていたら、要注意!
感動よりも「え、なんで今?」「段取り狂ったんだけど?」という気持ちが先に来るのがISTJです。
自分のためを思ってサプライズを企画してくれたのは分かっています。
でも、常に計画通りに進めたいと思っているISTJにとって「サプライズ」は、必ずしも喜ばしいことではないかもしれません。
他人の雑さに気づいてしまう
ISTJは日本語名「管理者」と呼ばれるだけあって、散らばったものをもとのばしょに「管理」することが得意な人物。
そのため、目のつけどころが正確で、細かいミスに目がいってしまうんです。
しかし【I】内向型のため、それを指摘するかどうかは慎重に悩みます。
なぜISTJあるあるが起こるのか

ISTJの「あるある」は、MBTIの性格特性に由来しています。
ISTJの主機能は「内向的感覚(Si)」です。
これは、過去の経験や安定性を重視する傾向があります。
またISTJの補助機能「外向的思考(Te)」によって、効率性やルールを大切にします。
この2つが組み合わさることで
という姿勢が自然と生まれ、周囲からは真面目なタイプやしっかりしている人物だと思われるのですね。

安定を重視し、効率やルールを大事にする。
まさに会社にいてほしい人材だよね
ISTJが真面目すぎて損しないために

几帳面で責任感が強いISTJは、多くの場面で頼りにされる存在です。
その一方で「ちゃんとしていなきゃ」「ミスしてはいけない」と自分に厳しすぎるあまり、知らず知らずのうちに疲れや孤独をため込んでしまうことも。
真面目さはISTJの長所ですが、それだけにとらわれてしまうと、人間関係や自分自身の心のバランスを崩してしまう原因にもなりかねません。
ときには「まあいっか」と力を抜くこと、自分の気持ちを素直に表現することが、より自然な魅力と余裕を生むカギになるでしょう。
ここではISTJの誠実さを活かしながら、自分にやさしくなれる方法を見つけていきましょう。
「完璧じゃなくてもいい」と意識する
ISTJは何事においても、責任を果たすことを重視します。
そのため、いつも目指すのは100点満点の状態。
その真面目さは周囲からの信頼につながりますが、同時に「少しでも手を抜いたらダメ」「中途半端は許されない」と自分を追い込んでしまいがちでしょう。
しかし、完璧でなければならないというプレッシャーはかえってパフォーマンスを下げたり、燃え尽き症候群を招くこともあります。
「今日はこれだけやったなら十分」「全部じゃなくても成長している」と、自分に小さな合格点を出す練習をしてみましょう。
心に余裕が生まれ、長期的にも安定した成果が出せるようになるかもしれません。
感情表現のすばらしさを知る
ISTJは論理的で落ち着いた印象を持たれやすく、実際に自分の感情を表に出すのが苦手なタイプも多いでしょう。
そのため「感情で話すより事実で話すほうが良い」と感じることも。
しかし、人間関係では気持ちを伝えることが、信頼や安心感につながる場面もたくさんあります。
たとえば「嬉しかった」「実は心配していた」といった感情のひとことが、相手にとっては深いつながりを感じるきっかけになるかもしれませんよね。
完璧な感情表現を目指さなくても大丈夫です。
まずは、正直な気持ちを一言だけ添えてみるといった、小さな習慣から始めてみてくださいね。
柔軟性=甘えではないと理解する
ISTJはルールや手順を守ることを大切にし「決まったことはきちんと守るべき」と考える傾向があります。
それゆえ、想定外の出来事や変更に対してストレスを感じやすいことも。
しかし、実際の社会や人間関係では「正しいこと」よりも「状況に応じた判断」が求められる場面も多いものですよね。
柔軟な対応ができる人は、決して「甘えている」のではなく、現実に合わせて最善を選ぶ力を持っているということです。
柔軟性を持つことは、自分の価値観を捨てることではありません。
それどころか、より広い視点から物事を見られるようになり、ISTJ自身の強みがさらに活かされるでしょう。
まとめ:ISTJのあるあるを活かそう
ISTJの強みは、その誠実さと信頼感です。
ただし、自分にも他人にも厳しすぎると、疲れてしまうこともあるでしょう。
「多少予定がズレてもいい」「人には人のやり方がある」と思えるようになると、ストレスが軽減され、より柔軟に生きられるようになるかもしれませんね。
自分の「あるある」に気づくことは、自分らしさを活かす第一歩ですよ。