ISFPは「自分の世界を大事にするタイプ」と言われます。
そのため、一見すると他人に無関心に見えることがあるかもしれません。
しかし実際には、自分の感覚や価値観で左右されるだけ。
興味がないものに対しては静かに距離を置きますが、悪意があるわけではありません。
ISFPと接する際は、彼らのペースや興味の方向性を尊重することが重要でしょう。
ISFPが他人に興味ないと思われる瞬間
ISFPは、どんなときに「他人に興味がなさそう」と思われるのでしょうか？
ISFPがそのように見えてしまう場面をご紹介します。
もしあなたがISFPなら、自分に当てはまるシチュエーションがないかどうかチェックしてみてくださいね。
自分の世界に入り込んでいるとき
ISFPは趣味に没頭すると、他人の話に耳を傾けにくくなります。
自分の世界に入り込み、周囲の雑談や空気の変化に意識を向ける余裕がなくなってしまうからです。
無関心に見えるのは、集中しているだけであり、マイペースな性格の表れだと思ってよいでしょう。
共感できず沈黙するしかないとき
ISFPはF（感情型）なので、そのときの気分や自分の価値観で、ものごとを判断します。
その中で、自分が共感できない意見に出会ったり、理論だけで進む無機質な会話には興味を示さないかもしれません。
うまいリアクションも取れず、あえて距離を置くことがあります。
これは冷たい態度ではなく、無駄に心を消耗しないための自己防衛のようなものでしょう。
集団行動で目立つ必要がないとき
大勢の中にいても自己主張せず、控えめな立ち位置を好むISFP。
周囲との調和を大切にしたいタイプなので、基本的にはまわりの動きに合わせることが多いでしょう。
そのため、個々の人に関心を向ける余裕がないことも。
悪目立ちしないように、マジョリティーに合わせて行動しがち。笑
このような態度が、他人に興味がないように見えることがありますが、心を開いた相手には温かく接します。
ISFPと上手に付き合うコツ
他人に興味がないと思われがちな、ISFP。
しかし、実際にはそのような性格ではないことがわかっています。
それでは、そんなISFPと上手に付き合うには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか？
もしあなたの身近にISFPがいたら、以下のポイントに気をつけながら関係性を構築してみてくださいね。
無理に距離を縮めようとしない
ISFPはP（知覚型）なので、自分のペースで関係を築きます。
強引に関心を引こうとしても、自分の価値観が明確にあるので、響きにくいかもしれません。
ISFPのパーソナルスペースや時間を尊重することが、良好な関係の秘訣になるでしょう。
興味がありそうな話題を振る
ISFPはS（感覚型）とP（知覚型）の要素を持ち、感覚や趣味に関心を持ちやすいタイプ。
特に心を動かすような分野に惹かれる傾向があるので、音楽、アート、自然、旅行などのテーマが盛り上がるでしょう。
F（感情型）なので、相手との会話が盛り上がると自然に距離を縮めやすくなりますよ。
無理にコミュニケーションを求めない
ISFPは人当たりの良い性格ですが、I（内向型）なので基本的には1人の時間を好みがちです。
他人に興味が薄いというのはISFPの性質なので、そこを変えようとせず、特性を理解することが大切でしょう。
無理にコミュニケーションを促して場に溶け込ませるよりも、自由に過ごさせることで信頼関係が生まれやすくなりますよ。
ISFPは本当に他人に興味がないのか？
ISFPは、一見すると人に関心が薄く、大人しい性格と思われがちです。
しかし、これは単に控えめで慎重な性格の表れであり、誰に対しても興味がないわけではありません。
状況や相手によって態度が変わるので「ISFPだから人に興味がない」と断定するのは早計でしょう。
ここでは、ISFPのコミュニケーションスタイルについてくわしく解説します。
初対面では人間観察がお決まり
ISFPは、初対面の人とすぐに深く関わろうとはしません。
親しくなる前は、まず相手を観察する傾向があります。
そのため「人に興味がないのかな？」と思われやすいのですね。
しかし、この大人しい態度は安全を確認するためのものであり、相手を信頼できれば徐々に関わろうとするでしょう。
初対面時の静かさは、興味のなさではなく「慎重さの表れ」なのですね。
仲良くなる前に、まずどんな人なのかじっくり観察するよ
心を開けば人懐っこい
ISFPは人見知りであることも多いですが、心を開いた相手に対しては、丁寧で思いやりのあるコミュニケーションを取ります。
日常会話が弾んだり、悩み相談に親身になったり、相手の気持ちを深く理解しようとしたりする性格です。
つまり、興味を示した相手には懐っこくなるのですね。
ISFPが興味を示すかどうかは「信頼関係があるかどうか」に左右されるでしょう。
話題によっては興味をなくすことも
ISFPは、自分に関係の薄い話題や世間話には関心を示さないことがあります。
もともと会話を盛り上げるのが得意なタイプではないので、自分がリアクションする必要がないと判断すれば、おとなしく距離を置くでしょう。
これは「無理に興味を持たなくてもいいや」という、ISFPの合理的な判断。
性格として「他人に無関心である」とは区別すべきでしょう
自分の価値観や感性に共鳴しない話題に対して、態度が淡白になりがちなのですね。
なるべく退屈そうな顔はしないようにしてるけど、マイペースだから時々態度に出ちゃうかも…笑
適度な距離を保ちたい
ISFPは言葉よりも、相手の表情や声のトーン、雰囲気から感情を察する能力に長けています。
このため、表面的には大人しいように見えても、無意識に人のことをよく見ていることが多いのです。
興味がないわけではなく、静かに観察しながら適切に関わるタイプといえるでしょう。
言葉よりも行動で示しがち
ISFPはI（内向型）のため、言葉で関心を表すよりも、行動で示す傾向があります。
たとえば友人が困っているときにそっと助けたり、気遣いのメッセージを送ったりするでしょう。
そのため、表面上は静かで無関心に見えることがありますが、実際には相手のことを考えて行動しているのですね。
言動の裏にある配慮や思いやりを読み取ることが、ISFPの「他人への関心」を理解するヒントになるでしょう。
あなたは他人に興味ない？ISFPチェックリスト
それではここから、あなたがどれくらい「他人に興味がない」のかチェックしてみましょう。
ここまででご紹介してきた通り、ISFP=他人に興味がないというわけではありません。
それでも、周囲から「あの人、他人に無関心なのかな？」と思われているかも！？
チェックリストでその傾向を見てみましょう！
いかがでしたか？
ぜんぶISFPの特徴に当てはまるものですよ☆
8個以上チェックがついたら、あなたはほぼほぼISFPでしょう。
5個以上チェックがついたら、ISFP予備軍。
それ以下であれば「他人に興味がない人」だと思われている可能性は低くなるでしょう。
まとめ
ISFPは、本質的に悪意で他人を避けているわけではありません。
自分の価値観や感覚を大切にするため、興味がある対象にだけ心を開く傾向があります。
ISFPの特性を理解すること、そして距離感を尊重することで、ISFPと良好な関係を築くことができるでしょう。
