「彼のことが好き。でもいつも不安で、依存してしまう…」
ISFPのあなたは、相手を思いやる優しさと繊細な感受性を持つ反面、恋愛にのめり込みやすい傾向がありませんか?
気づけば相手の反応ひとつで気持ちが揺れて、自分の時間や心の余裕を見失ってしまうことがあるかもしれません。
この記事では、ISFPが恋愛で依存しやすくなる理由や実際の体験談、チェックリストを交えてその傾向を丁寧に解説。
心地よい恋愛を取り戻すためのヒントをお届けします。

ISFPが恋愛するときの特徴

まず、ISFPが恋愛をするときの特徴について見てみましょう。
ISFPの基本的性格から恋愛傾向をサクッと理解し、なぜ恋愛に依存しやすいのかを解明していきます。
ISFPの基本的性格
ISFPは、繊細で感受性の高いタイプ。
自分の内面世界を大切にし、心が動くものや美しいものに惹かれます。
協調性が高く人に優しく、争いを好まないことから、MBTIの中で「もっとも嫌われないタイプ」といわれることもありますよ。

ISFPは【I】内向型だけど、内向型グループの中ではもっとも外向的だといわれています
恋愛における傾向
ISFPは、一度誰かを好きになると一途で相手に尽くします。
ただし、感情が不安定になると相手への依存心が強くなることも。
恋人が自分の世界の中心になりすぎる傾向があるため、恋愛に依存しやすいタイプとしても知られています。
なぜISFPは恋愛で依存しやすいのか?

ISFPがなぜ恋愛に依存しやすいのか、傾向を見てみましょう。
ISFPが恋愛に依存しやすいのは、ISFPならではの、人を深く愛しやすい性格が関係していました。
自分を見失いやすい
ISFPは相手の気持ちに敏感で、表情や態度の変化にもすぐに気づきます。
相手に嫌われたくないという思いから、気を使いすぎて自分の本音を押し殺してしまうこともあるでしょう。
次第に「自分らしさ」が失われていき、相手にのめり込みやすい傾向があります。
人を深く愛すると、相手が中心になってしまうISFP。
自分の好きなものや趣味、意思など、それまで自分の中で大切にしていたものを置き去りにしてしまうのですね。

恋愛をしている最中は相手に夢中になってしまうので、恋愛が終わったとき「あれ?私って休みの日何してたんだっけ…?」と抜け殻状態に…
自分を見失ってしまうと、軸がなくなり相手に依存しやすくなります。
ISFPは別名「芸術家」といわれ、心を動かされる芸術や自然を愛する心をもった人物。
その清らかな心を忘れない、健全な恋愛ができると理想的ですね。
「この人がいないとダメ」と感じやすい
ISFPは【I】内向型ではあるものの、孤独が苦手で、恋人との心のつながりを重視します。
そのため、相手との関係が自分の安心感の土台になってしまうのです。
そうすると「この人がいないと私はダメなんだ」と思い込むループに陥ってしまうでしょう。
特に、好きなことや趣味がこれといってないISFPの場合、依存先が恋愛になりやすい傾向があります。
しかし、自分の価値を決めるのは恋愛だけではありません。
人を愛することは健全なことですから、恋愛を楽しむのは良いとして、ほかに熱中できるものをいくつも持っているとなお良いでしょう。
恋愛が心の中心になりがち
ISFPは、日常の中に楽しみや癒しを求めるタイプ。
別名「芸術家」と呼ばれ、美しいものやアーティスティックなもの、またロマンチックなものに心を動かされます。
そのため、常に恋愛が満たされていないと、日常すべてがつまらなく感じられる傾向があるのです。

常に心を動かされることで生きる喜びを感じたいISFPは、恋愛という美しいものに魅了されがち…
感情が揺れ動きやすい分、変動的な「恋愛」という存在に心を奪われてしまうのですね。
ISFPが恋愛で依存したときのサイン

それでは、ISFPが恋愛に依存したときのサインを見てみましょう。
以下のチェックリストに3つ以上当てはまる場合、少し自分と向き合うタイミングかもしれません。

いかがですか?当てはまるものが多いほど、自分を犠牲にして恋愛に走ってしまっているかも…
体験談:恋愛がすべてだった私が自分を取り戻すまで
それではここで、MBTI♡MASTERのメディア事業部のメンバーの中で「恋愛に依存していたことのあるISFP」の方に話を聞いてみましょう。

Webデザイナーをしています、ISFPのマイ(仮名)です。

マイさんが恋愛に依存していたのは、いつ頃ですか?

今22歳なんですが、20歳くらいまでは完全に恋愛体質でした。
仕事を始めて、恋愛以外で没頭できるものがやっと見つかったというか…
今は彼氏がいない期間も楽しむことができています
マイさんは、かつて恋人に依存しすぎて心がすり減った経験があるそうです。
憧れの人はBLACKPINKのジェニさんで、おしゃれで可愛いマイさん。
昔から、彼氏が途切れないタイプだったそう。
しかし彼が少しでも冷たい態度を見せると「何か悪いことしたかな?」と不安になり、何も手につかなくなることもあったとか。

彼に嫌われたくないから、なるべくデートの予定を彼に合わせたり、ドタキャンとかも許してました
気づけば毎日が彼中心になっていくも、彼に大事にされていないことはうすうす気が付いていたというマイさん。
「何のために頑張ってるんだろう」と空虚な気持ちになっていました。

そんなときMBTIが流行り始めて、友達とノリで診断してみたら「ISFP」という結果が出て。

自分がなぜ彼に振り回されてしまうのか悩んでいたマイさんは、ISFPについてよく調べてみることにしたんですよね

はい。そうしたらISFPの特徴がまんま私で(笑)
だからこんなに振り回されてしまうんだ…って納得しました
ISFPがなぜ恋愛に依存しやすいのか、相手に振り回されてしまうのかを知ったマイさんは、MBTIをヒントに少しずつ自分の時間を取り戻す努力をしました。
自分で自分を満たす方法を探して、恋愛への依存から抜け出すことができたのだそうです。

具体的にどんな方法で、自分を満たすことに成功したのですか?

それが、今没頭しているデザインの仕事です。
もともと絵を描くのが好きだったこともあり、デザイナーになろうと思いました。
デザインを考えて形にしている瞬間は、何もかも忘れて幸せになれました
マイさんは特に、好きな音楽を聴きながらデザインの仕事に没頭するのが好きなのだそうです。
自分の世界に完全に入り込み、センスと勘で渾身の作品を仕上げていく。
その時間は至福で、また完成したときにはこの上ない喜びを感じることができるとか。

デザインを作る過程も好きですが、クライアントから喜ばれる瞬間も嬉しいです。
今まで彼氏にあまり褒められたことがなかったので、自分を認められるってこんなに幸せなことなんだな…と初めて知りました
マイさんは、デザイナーの才能を活かして仕事に没頭し、自分の世界を持ったことで「恋愛がすべてじゃなかった」と思うことができたそうです。
ISFPが恋愛依存から抜け出すために

ISFPが恋愛依存から抜け出すためには、何が必要なのでしょうか?
今すぐにできる対処法をご紹介しますので、恋愛に依存しやすいと感じているISFPの人は、ぜひ今日から始めてみてください。
自分の時間を確保する
ISFPが恋愛依存から抜け出すためには、まず自分のためだけに時間を使うようにしましょう。
ISFPが恋愛に依存してしまうのは、自分のためにある時間や労力を恋愛に使ってしまうからです。
ISFPは、好きなことに没頭する力があります。
絵を描く、音楽を聴く、自然の中を歩くなど、恋愛以外で心が満たされる時間を意識的に作ることで、自分のバランスを取り戻せるでしょう。

ISFPは本来【I】内向型で、自分の感覚に素直になることは得意なはず。
いったん恋愛を忘れて、自分の世界を取り戻すことに集中してみて
ジャーナリングをする
ISFPが恋愛依存から抜け出すためには、ジャーナリングがおすすめです。
ジャーナリングは、自分の気持ちや今日あったことなど、自分の心に眠る感情を書き出すもの。
もやもやした気持ちをメモ帳や日記アプリに書き出すだけでも、感情を客観視できるようになるでしょう。

誰かに依存したい気持ちの裏には「不安」や「寂しさ」があるはずです。
それをジャーナリングによって言語化すれば、感情が落ち着きやすくなるでしょう。

ISFPは感情が豊かだけど言語化するのが苦手。
ジャーナリングでゆっくり気持ちを整理すると、メンタルが安定するかも
自分がどんなときに落ち込んで、どんなときに喜びを感じやすいのか、ジャーナリングを振り返って自分を見つめ直すことができますね。
ISFPは気持ちが常に”感覚的”でふわっとしているので、その気持ちをはっきりと言葉にしてあげましょう。
一喜一憂しすぎないようにする
ISFPは恋愛で起こる出来事や相手の態度で、一喜一憂しすぎて心が疲弊してしまうことがあります。
ISFPは【I】内向型で常に自分に向かって思考をし、【F】感情型なので相手の気持ちにも敏感です。
感情が深いがゆえ、相手の言葉の裏にある気持ちまで感じ取ろうとし、相手の一言で天国にも地獄にもなるのです。
しかし、相手のLINEや態度があなたの価値を決めるわけではありません。
「返事が遅い=嫌われた」と思わず「相手にも都合がある」と柔軟に捉えられると良いですね。
また、返信ばかり気になってしまうのであれば、スマホから離れる時間を意識的に持つこともおすすめです。

夜は特にネガティブになりやすいので、通知をオフにすると安心して眠れるかも

ISFPと恋愛相性が良いMBTIタイプ

恋愛に依存しやすいISFPですが、特に相性が良いMBTIはあるのでしょうか?
ここからは、MBTI♡MASTERのメディア事業部にいるISFPメンバーに「過去の恋愛相手で一番相性の良かったMBTI」を聞いてみました。
ENFJ(主人公)

ISFPと恋愛相性が良いとされているのは、ENFJ(主人公)です。
リーダーシップがあって主導してくれる上に、ISFPと同じ【F】感情型の性格なので、優しくて思いやりがあります。
\ ISFPの体験談を見てみよう /
ENTP(討論者)

ISFPと恋愛相性が良いとされているのは、ENTP(討論者)です。
ENTPはISFPと対照的なMBTIのように思えますが、意外と相性が良いという意見がありました。
\ ISFPの体験談を見てみよう /
ISFPの体験談を見ていると、ENTPの【E】外向型や【T】思考型の要素がプラスに作用したケースかもしれませんね。
本来は相性が合わないといわれても不思議ではない、ISFPとENTP。
お互いを想う気持ちがガッチリはまって、補い合える関係になれる組み合わせなのですね。
ISFJ(擁護者)

ISFPと恋愛相性が良いとされているのは、ISFJ(擁護者)です。
ISFPとISFJは、MBTIのアルファベットが1文字しか違わず、基本的には似た者同士。
【P】知覚型と【J】判断型という要素だけが異なり、ものごとの進め方や価値観に多少のズレはあるものの、そこまで気にならないほどに相性が良いでしょう。
\ ISFPの体験談を見てみよう /
まとめ:ISFPは恋愛相手よりも自分にやさしく
ISFPの恋愛はとても深く、愛情に満ちたものです。
その一方で、心の軸が相手に傾きすぎると、知らないうちに自分をすり減らしてしまうことも。
恋愛に疲れたときは「自分の感情を大切にできているか」を立ち止まって見つめてみてください。
あなたの優しさが、まず自分自身にも向けられることを、MBTIを通じて見つけていきましょう!
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