ISFJタイプは、誠実で献身的な性格の持ち主。
恋愛では相手を大切に思うあまり、つい依存的になってしまうことがあります。
自分より相手を優先したり、相手の反応に一喜一憂したりする傾向があり、恋愛が生活の中心になりがちのようです。
本記事では、ISFJが恋愛で依存しやすい理由や具体的な行動パターン、依存を防ぐ方法、さらに依存しやすい恋愛相手の特徴まで、徹底的に解説します！
ISFJはなぜ恋愛で依存しやすいのか
ISFJは、人に尽くすことに喜びを感じる性格です。
そのため恋愛でも、相手の喜びや安心を最優先に考えるでしょう。
その結果、相手の行動や感情に左右されやすく、自分の気持ちや生活リズムが後回しになりがちなのですね。
また、相手からの承認欲求や感謝に強く反応するため、依存的な思考や行動が強まりやすいでしょう。
相手を優先しすぎる
ISFJは、相手を喜ばせることに喜びを感じます。
そのため、恋愛では自分より相手を優先しすぎる傾向があるでしょう。
その結果、相手の都合や気分に振り回されやすく、自分の生活や感情のバランスが崩れることがあるのです。
相手が喜んでくれるかどうかに過敏になってしまい、精神的に依存しやすいのですね。
承認欲求が強すぎる
ISFJは、他人からの感謝や評価を大切にします。
つまり、自分のした善い行いに対し「評価してほしい」と感じやすいのです。
恋愛では特に、相手の愛情表現や反応に敏感になりがち。
相手からの肯定や安心感を求めすぎてしまい、依存につながると考えられています。
これほどまでに尽くしているのだから、やっぱりその努力を認めてほしい気持ちはありますよね
恋愛が中心になりやすい
ISFJは人間関係を大切にする性格ゆえ、恋愛が日常生活の中心になりやすいタイプ。
相手と過ごす時間や、連絡のマメさに強く依存してしまいます。
恋人がいるときは、趣味や仕事、友人関係よりも恋愛を優先する傾向があります。
その結果、感情の起伏が相手に左右されやすくなるのです。
ISFJが恋愛で依存しやすい行動パターン
恋愛においてISFJは、頻繁に連絡を取りたがったり、相手の予定に自分を合わせすぎたりする傾向があります。
また、相手に喜ばれないと自己評価が下がり、過度に気を使ってしまうことも。
こうした行動は、相手にとって重荷になる場合もあるため、注意が必要です。
具体的なISFJの行動パターンを見てみましょう。
常に連絡を求めがち
ISFJは、相手の気持ちを常に確認したくなる傾向があります。
LINEや電話で頻繁に連絡を取りたがり、返信が遅いだけで不安になることもあるでしょう。
こうした行動は相手に負担をかけやすく、依存の典型パターンとなります。
自分も連絡はマメに返すので、相手にも同じだけの誠実さを求めたい…！
何でも相手に合わせる
ISFJは、恋人の好みやスケジュールに自分を合わせすぎることがあります。
相手の都合を優先しすぎることで、自分の時間が犠牲になり、恋愛以外の生活バランスを崩しやすくなるでしょう。
また、自分の意思を伝えず何でも相手の判断に任せがちなのも、ISFJの特徴です。
本当は食べたくないけど相手に合わせて食べたり、苦手な場所でも相手に合わせて行ったり…
そのように無理をしていると、せっかく好きになった恋人と一緒にいる時間さえも、苦痛に感じてしまうかもしれません。
喜ばせることに力を注ぎすぎる
誕生日や記念日、日常のちょっとした気遣いなど、相手を喜ばせることに全力を注ぐのがISFJ。
善意での行動ですが、やりすぎると相手に依存心が伝わりやすくなるでしょう。
相手が重荷に感じると、精神的に疲れさせてしまう原因にもなります。
尽くしたり喜ばせたりするのは素晴らしいことですが、自分の軸を持って、自立した姿を見せると魅力が増すでしょう。
意外と掴みどころがなかったり、1人でも楽しく生きていそうな人に惹かれる人もいるよね
相手の反応に一喜一憂する
ISFJは相手の言動や態度に敏感で、良いリアクションがないと、不安になることがあります。
感情の起伏は、恋愛依存を強める一因です。
常に相手の評価を求める傾向が強くなり、自分自身の価値を見失ってしまうことにもつながるでしょう。
自分を犠牲にしすぎる
ISFJは相手を優先するあまり、自分の希望や感情を抑えてしまうことがあります。
「もともとこういう性格だから」と、相手に依存していることに気づきにくいのもトリッキーです。
知らず知らずのうちに、精神的負荷を溜めやすくなってしまうでしょう。
恋愛依存を防ぐためにできること
依存を防ぐには、自分の生活や趣味、仕事の時間をしっかり確保することが大切です。
また、相手に頼りすぎず、感情を自分で整理する習慣をつける練習もしてみてましょう。
精神的な安定を保てれば、恋愛はもっと楽しくなりますよ。
信頼できる友人や家族との関係を維持することも、恋人にだけ依存してしまう傾向を抑える助けになるでしょう。
自分の時間を確保する
恋愛依存を防ぐためには、自分の趣味や仕事の時間を意識的に確保することが重要です。
恋人中心の生活ではなく、自分自身のペースで生活することを意識してみてください。
感情のバランスを保ちやすく、精神的な自立につながるでしょう。
友人や家族と関係を維持する
ISFJは、恋愛に感情を集中しがちです。
しかし、恋人ができても友人や家族との関係を大切にしましょう。
精神的な安定を得られ、恋愛以外でも支えや承認を得られる環境を作れます。
この行動は依存傾向の抑制に役立ち、自分の居場所をたくさん持てることにつながりますよ。
恋人ができたら恋人最優先！っていう人は、要注意★
なるほど、恋人以外にも自分の心の居場所がたくさんあれば良いんですね
感情の整理を自分でする
恋愛で不安や嫉妬を感じた際、相手に頼らず自分で感情を整理する習慣を持つことが大切です。
日記をつけたり、あたたかい飲み物とともにゆっくり自分と向き合う時間を取り入れてみてください。
思考を整理することで、依存的な思考を減らし、冷静に恋愛関係を見つめられるようになるでしょう。
ISFJが依存しやすい恋愛相手の特徴
ISFJが依存しやすいのは、自己中心的で甘えやすいタイプの相手や、感情の起伏が激しい相手です。
こうした相手に尽くすことで、ISFJは安心感を得ることができるからです。
しかしその一方、精神的に巻き込まれやすくなることが注意点でしょう。
自分を犠牲にしすぎないためにも、相手選びの段階で見極めが重要ですよ。
自己中心的で甘えてくる相手
ISFJは自己犠牲的になりやすいため、自己中心的で甘えてくる相手に依存しやすくなります。
相手が常に頼ってくることで、自分がその人を支えることに価値に見出してしまい、恋愛バランスが偏ってしまうのです。
恋愛は、双方が精神的に自立した上で、安定した関係を築けるのが理想的。
相手に過剰に寄りかかられ、それを一生懸命に支えようとしてしまうと、いつか共倒れになるかもしれません。
感情の起伏が激しい相手
感情の変化が激しい人は、相手を思うISFJにとって「気分に振り回されやすい相手」となります。
感情が安定しない相手と一緒にいると、ISFJもその影響を受けやすいため、2人で不安定な状態を作り出してしまうでしょう。
その結果、依存傾向が強まり、恋愛関係に疲弊しやすくなります。
愛情表現が少ない相手
ISFJは、相手の愛情表現やポジティブな態度を重視します。
そのため、愛情表現が少ない相手には不安を感じやすくなるでしょう。
不安感が募り、過剰に尽くしてしまう傾向が、依存を加速させます。
愛情表現がないと「嫌われちゃったかな…」と感じてよりいっそう尽くしてしまうかも…
ISFJの依存を受け入れる相手
依存傾向のあるISFJの思いを受け止めてくれる相手には、意外にも注意が必要です。
ISFJが自分に依存していることを認識し、そのままの関係を続けようとすることで、ISFJの依存心や献身心をさらに強めやすくなるからです。
依存を受け入れるのではなく、お互いに信頼し合って「依存」や「過剰な束縛」から解放し、健全な関係を作る努力をしてくれる相手が良いでしょう。
依存心を受け入れてくれる人なら問題ないと思いましたが、違うんですね
もちろんダメってことはないですが、相手の依存心を受け入れるということは「共依存（※1）」に陥る可能性も高まるので、注意が必要です
共依存カップルの特徴
「相手なしでは生きていけない」「相手の幸せが自分の幸せ」という状態が極端になり、自分自身が相手の感情や行動に振り回されてしまう状態
参考：マイナビウェディング
コミュニケーションが不安定な相手
連絡が突然途絶えたり、態度が一貫しない相手にも注意しましょう。
ISFJはこのように不安定なコミュニケーションをされることで、不安感が募りストレスの元となります。
不安であるがゆえ、相手に過剰に合わせたり連絡を求めたりするかもしれません。
さらに依存傾向が顕著になり、ISFJ自身が苦しむことになってしまいます。
ISFJ恋愛依存チェックリスト
それでは、ISFJが恋愛に依存しているかどうかをチェックしてみましょう。
次のチェックリストの中で、自分に当てはまるものをチェックしてみてください。
いかがでしたか？
それでは、結果から見えてくる依存度を確認してみましょう。
依存傾向が高ければ高いほど、自立した関係を意識することが重要です。
必要に応じて、専門家や信頼できる相談相手を見つけるのも良いでしょう。
まとめ
ISFJが恋愛で依存しやすい理由や解決策について、解説しました。
ISFJの献身的で思いやりにあふれた性格が、長所であることはいうまでもありません。
しかし、恋愛をする相手によってはそれが依存に発展してしまう可能性があります。
すると、相手にとって重荷になってしまうだけでなく、ISFJの精神状態にも支障をきたすかもしれません。
健全な恋愛をするために、ISFJは自分に自信を持ち、精神的に自立した生活を意識すると良いでしょう。
