ESTP(起業家型)は現実的で、積極的に行動する性格です。
直感的に素早く判断を下し、周囲と活発に交流するところも大きな特徴。
ESTPの人々は、冷静で分析的な思考を持ちながらも行動力があり、問題を解決するために迅速に動きます。
危険を恐れず、挑戦を好むため、スポーツや冒険的な活動にも興味を持つことが多いでしょう。

「起業家」ってカッコいい響きだよね!
まさに社会に変化をもたらす革命家。
ESTPの魅力をとくとご覧あれ♡

ESTPの特徴

ESTP(起業家型)の特徴は、実践的でエネルギッシュなことが挙げられます。
計画的というよりも臨機応変に行動し、即断即決を好むでしょう。

考えるより先に行動!
身体が勝手に動いちゃう(笑)
また、社交的でコミュニケーション能力が高く、人との交流を楽しみます。
リスクを恐れず、チャレンジ精神が旺盛なところも強みですね。
まずは、そんなESTPの特徴を一覧表で見てみましょう。

自由人で行動力にあふれるESTPの性格を、細かく見てみたいと思います。
現実的な行動力がある
ESTPはものごとを現実的に捉え、即座に行動に移すことが得意です。
計画を立てるよりも、実際に試してみて結果を出すことを好みます。
周囲の状況に素早く適応し、目の前の課題に迅速に対応できる柔軟性が強み。
まわりから頼りにされ、リーダー的役割を自然と担う人物かもしれません。

また、S(感覚型)のため、理想よりも現実を重視して考える傾向があります。
そのため、考えるよりも行動するのが優先!
なにごとも恐れず、抜群の行動力を見せます。
\ NとSの違いって?/
社交的で輪の中心にいる
人との交流を楽しみ、ガヤガヤした集団の中心にいることを好むESTP。
社交的な場面で魅力を発揮し、活躍するタイプです。
新しく出会った人とも簡単に打ち解け、引きつける魅力を持っているでしょう。
集団の中で自然と目立ち、いつの間にか会話の中心になっているなんていうことも、日常茶飯事ではないでしょうか。

コミュニケーション力を活かして仕事を成功させるのが得意だよ!

さすが「起業家」と呼ばれるだけあるよね!
問題解決能力が高い
ESTPは、直感的に問題の本質を見抜き、迅速に解決策を見つけるのが得意なタイプです。
慣れない状況に陥ったり、トラブルに直面したりしても、冷静に対応することができます。
そして、感情に惑わされることなく適切な判断を下す力を持っているんです。
現実的で実務的な視点を持っているため、状況を上手に整理し、解決に導くのが得意な人物でしょう。

起こっている問題をしっかり捉えて、現実的な解決策を見つける!
これはS(感覚型)をもつESTPならではの強みだね
さらに、ESTPの「主機能(もっとも強く働くMBTI機能)」はSe(外向的感覚)です。
Seは、五感を通じて「今この瞬間の現実」を正確に把握する機能なので、瞬間的に最適な判断を下せるのです。
「机上の理論」よりも、リアルタイムで起きている現象を読み取りながら対応できるESTPは、急なトラブルにも動じにくいでしょう。
\ MBTIの主機能についてはこちら /
冒険心が強い
ESTPは、新しい出会いや挑戦に対して積極的。
常に刺激を求めており、退屈な状況にいることを嫌います。
常に新しいアクションを起こすことで、周囲を活気づける人物でしょう。
ESTPにとって冒険とは、単なる刺激ではなく 「自分の力を実感する瞬間」 でもあります。
安全な場所にとどまるよりも、一歩踏み出して世界を体感するという生き方が、ESTPにとって最高のモチベーションになるのですね。
論理的に考える
ESTPは感情に左右されず、ものごとを冷静に判断することができる人物です。
論理的思考や行動を重視し、感情的に反応するよりも、実利的な解決策を優先します。
そのため、ビジネスシーンでも強力な存在になるでしょう。

明るくて元気キャラだけど、いざというときには理性的で冷静なんだ~☆
ESTPの長所

ESTPは、状況に応じた素早い判断力と行動力が非常に大きな強みです。
また、周囲を元気づけポジティブなエネルギーを与える存在でもあります。
特に、危機的な状況やストレスのかかる場面で、その本領を発揮するでしょう。
では、ESTPの長所を見てみましょう。
行動力がある
ESTPは迅速に行動に移し、決断を下すことが得意です。
計画を練るよりも、すぐに実行することで結果を出すタイプでしょう。
行動に移すスピード感が、他のMBTIタイプと比べると抜きん出ています。

やりたいと思ったらその場で始めたいくらい、すぐ行動に移したい!
考えるよりも行動したいという特性は、S(感覚型)の要素によるものです。
五感で現実を感じ取り、身体を動かしたいタイプであるS(感覚型)は、頭の中で考えを巡らせるよりも身体が先に反応します。
Nは思考派、Sは行動派といえるでしょう。
中でもESTPは、特に行動力に長けたMBTIタイプなんです。
\ ESTPは恋愛も行動派♡ /
社交的でモテる
ESTPは、初対面でも簡単に打ち解け、あっという間に相手を魅了してしまう力があります。
それは単なるコミュニケーション力というよりは、ESTPの内側からにじみ出る自信やエネルギー、人に対しオープンな姿勢からくるものです。
新しい人間関係を築くのが得意で、人との関わりを楽しみながら、周囲にポジティブなパワーを与える存在となるでしょう。
社交性を活かし、リーダーシップを発揮する場面も多くありますよ。
適応力が高く柔軟性がある
ESTPは、新しい環境や状況に適応することを得意としています。
計画通りにいかない場合でも柔軟に対応し、その状況下で最適な方法をとるのが上手なタイプなんですね。
そのため、予期しない問題が起きたときにも慌てることなく、心強い存在となるでしょう。
この特徴は、P(知覚型)の要素を持っているからこその強み。
P(知覚型)は、自分のペースを大切にするタイプのことで、柔軟性に長けているものの計画性には欠けがちです。
ESTPは、しっかり計画を立ててものごとを進めることは苦手ですが、めまぐるしい変化にも動じず臨機応変に対応できる柔軟性を持っているのです。
実用的な行動が得意である
ESTPは、理論をあれこれ考えるよりも、実用的に問題を解決することが得意です。
直感的に「何がもっとも効果的か」を判断し、論理的に整理することで、迅速に行動できる現実主義者。
感情を排除し、現実に即した解決策を見つけ出せるのが強みです。
この特徴はS(感覚型)の要素を持つESTPならではであり、まさに考えるより先に行動する特徴が活きています。
さらに、ESTPはP(知覚型)により計画を立てず即行動する傾向もあるため、さらにスピーディーなのです。

このS(感覚型)とP(知覚型)の組み合わせをまとめて【探検家タイプ】といいます
\ 探検家タイプについてはこちら /

頭で考えるよりも、実際に手や身体を動かしてみるという特徴が「探検家」と呼ばれる理由です。
好奇心旺盛で成長し続ける
ESTPは、新しい挑戦や変化への対応に積極的で、常に刺激を求める性格。
新しい場所や環境、見知らぬ人との出会いに関心を持ち、自分の限界を試すに抵抗がありません。

次はどんな新しいことが待ってるんだろう♡ってワクワクしちゃう!
このように好奇心旺盛なESTPは、自然と知らない世界や新しい挑戦に出会う機会に恵まれます。
そして果敢に立ち向かっていくので、どんどん成長を続けていくのです。
この好奇心は周囲にパワーを与えるだけでなく、人間関係や職場環境にも良い刺激を与え、カリスマ性を発揮するでしょう。
ESTPの短所

ESTPには長所がある一方で、短所も存在します。
今やるべきことを優先しすぎて、長期的な視野を欠いた行動をとり、のちのち問題が生じることがあるでしょう。
臨機応変に行動できる柔軟性は強みですが、逆に言うと計画性に欠け、後先考えずに行動してしまうことも。
ESTPの短所について、また気をつけたいことについて見てみましょう。
計画性に欠ける
ESTPは即断即決型。
そのため、計画を立てて慎重に行動することが苦手です。
五感で現実を感じ取り、柔軟に対応することは得意なのですが、計画をしっかり立てることが少ないのです。
そのため事前準備やリサーチが足りず、あとになって困ることも。

考える時間がもったいなくて、つい行動しちゃう。
失敗しても柔軟に軌道修正できるタイプだから、なんだかんだでうまくいくよ!

それで失敗してもポジティブに捉えられるのがESTPの魅力だよね!
そう考えると、計画性がないというのも短所とは言い切れないかも…!?
衝動的な行動をする
ESTPは思いつきで行動することが多く、衝動的な決断を下すことがあります。
この衝動性はその場でうまくいけば結果オーライですし、短期的には有効かもしれません。
しかし、長期的な視点でものごとを進めなければいけない場合、問題を引き起こす可能性も。
ETSPの衝動性は、主機能Se(外向的感覚) と補助機能 Ti(内向的思考) の組み合わせに関係しています。
主機能Seは、さきほどご紹介した「今この瞬間」に全注意を向ける機能。
そして、主機能の次に強くはたらくESTPの補助機能がTi(内向的思考)といって、自分の中でじっくり考える機能。
つまり、主機能Seのあとに補助機能Tiがはたらくので、ESTPは「まず動く → あとで分析する」 という順序で思考をします。

衝動的な行動といっても、ちゃんとあとから分析はするんだね!

この「まず動く → あとで分析する」という順序と真逆の動きをするMBTIが、INTJやISTJ、INFJなどです。
まず頭の中で「こうすればこうなる」という因果関係を描いてから、効率的に実行に移すタイプですね。
これらのタイプは戦略的で、衝動性とは無縁ですが、慎重すぎるため行動スピードは遅めです。
飽きっぽく集中力がない
好奇心旺盛なESTPは、1つのことに長く集中することを苦手とします。
集中力が続かないというより、集中しなければいけない場面でも他の刺激に気をとられたり、興味が続かなかったりするのです。

また、S(感覚型)は五感で感じられるリアルな感触を大切にするため、まだ見ぬ未来や「これからどうなるか」という部分には着目しません。
そのため、長期的な計画を立てたり、未来を見越して行動したりすることには飽きてしまいがちなのですね。
即効性のある成果を求めるあまり「今できること」「すぐ結果が出ること」を優先し、長期間集中することが苦手。
行動力はありますし、次々に新しいことにチャレンジするのは素晴らしいことです。
しかし、仕事や恋愛関係など「1つのことに長く集中すべき場面」では、短所となることがあるでしょう。
思いやりが欠如する
ESTPはS(感覚型)で現実主義のため、相手の気持ちをくみ取ることが得意ではありません。
またT(思考型)なので、他者の感情に敏感に気付いたり、気配りをしたりすることには焦点を当てない傾向があります。
そのため、相手の本当の気持ちや隠している感情に気づかず、配慮が行き届かないことがあるでしょう。
人間関係や仕事場では、仕事の技術や行動力もそうですが、人間関係を円滑に築くことや相手の気持ちを考えて行動することも大切ですよね。
そんなとき、ESTPの性格が「思いやりの欠如」と受け取られることもあるかもしれません。
対人関係において、摩擦を生じさせる可能性があるでしょう。
自己中心的になりやすい
ESTPは、自分の経験や知識に基づいてものごとを進めたい傾向があります。
そのため、ときに他人の意見を無視したり、自分のやり方に固執したりしがち。
周囲と意見が合わないことがあったり、自己中心的に見えたりすることがあるでしょう。
S(感覚型)で、今この瞬間にしたいことを優先する上に、E(外向型)なのでそれをすぐに行動に移し、周囲を巻き込みます。
自分の思考や行動に絶対的な自信を持っているので、自分のペースに周囲を合わせようとすることもあるかもしれません。
自分の思い通りにしたくて行動しているのではなく、ESTPなりに効率や結果を考えているのですが、自己中心的に映る可能性も考えて行動したいですね。
ESTPに向いている職業

ESTPの特徴を活かすには、臨機応変に対応できる職業が適しています。
具体的には救命士や警察官、消防士など、人命にかかわる緊急時の判断を要する職業が向いています。
また社交的な性格を活かして、組織をリードする仕事にも適していますよ。
特に、型破りな考え方や周囲をポジティブにする力を発揮できる、以下の職業が最適でしょう。
| 適職 | 理由 |
|---|---|
| 営業職 | 人とのコミュニケーションが得意で、 素早く交渉を進める力があるため。 |
| 起業家 | 新しいアイデアやビジネスチャンスを見逃さず、 挑戦的な活動に向いている。 |
| トレーナー・ インストラクター | 人を指導し、実践的な学びを 提供することが得意だから。 |
| イベントプランナー | 臨機応変に対応し、盛り上げる力が強いため、 イベントの運営に向いている。 |
| ツアーガイド | 旅行や観光業において、 旅を楽しませる役割がぴったり。 |
ESTPは、行動力と社交性が強みとなる職業で力を発揮しやすいでしょう。
逆に、事務職や工場勤務などのルーティン作業が発生する仕事には向かず、飽きてしまう傾向があります。
毎日さまざまな変化を楽しめるような、職種や業種を選んでみてくださいね。
ESTPが「起業家」と呼ばれる理由

ESTPは「起業家型」と呼ばれ、どんなときも主体性を持って輪の中心人物となる性格タイプです。
起業をさせたら右に出る者はいないというほど、ビジネスに向いた人物でしょう。
しかし「起業家といわれてもいまいちピンと来ない」という人もいるかもしれませんね。
それではここから、ESTPがなぜ起業家と呼ばれるのか、なぜ起業家に向いているのかを解説しましょう!
リスクを恐れないから
ESTPはリスクに対する耐性が高く、新しい挑戦を積極的に受け入れる性格です。
「失敗も成功への一部」と捉え、躊躇せずに行動を起こすでしょう。
この冒険心は、変化の激しいビジネスの世界で有利に働きます。
他のタイプがリスクを計算する間に、ESTPは実際に動き始め、経験を通じて学ぼうとします。
ビジネスチャンスを迅速につかむことができるのも、ESTPの強みですね!

考えるよりも先にとにかく行動!
結果はついてくる!
瞬発力と現場対応力にすぐれているから
ESTPは即座に行動に移し、状況に応じた柔軟な対応が得意です。
特に、予期しない問題や緊急事態にも冷静に対処する能力が高く、現場での判断力が光ります。
変化の激しい市場や、競争の中でリーダーシップを発揮する上で重要なスキルでしょう。
現場に足を運びリアルタイムで問題を解決する姿勢は、まさに「起業家」にふさわしい資質ですね!

ESTPをはじめ、探検家タイプの強みでもあるね!
カリスマ性で人を惹きつけるから
ESTPは社交性が高く、相手の関心を引きつけるカリスマ性を持っています。
この能力は、起業家でいえば投資家や顧客との信頼関係を築く際に大きな武器となるでしょう。
ESTP特有の、自信に満ちた態度と説得力のある話術は、周囲を巻き込みアイデアを実現する力がありますよ。
広い人脈や人間関係を重視しながらも、効率的にものごとを進める器用さは、起業家精神の象徴といえるでしょう。
ESTPと相性の良いMBTIは?

ESTPがプライベートで一緒に過ごしたり、一緒にビジネスを始めたり、また同じ職場で働いたりする上で、相性の良いタイプを見てみましょう。
ESTPはリーダーシップとカリスマ性があるので、それを支えたりバランスを取ったりできるMBTIとの相性が良い傾向にあります。
ISFP(冒険家)
ESTPとISFPはどちらも現実的かつS(感覚型)の性格であり、冒険や新しい体験を楽しむのが大好き。
E(外向型)かI(内向型)かという点が大きく違う2組なので、バランスの取れたペアになれるでしょう。
ESTPがエネルギッシュに行動をリードし、ISFPは柔らかな性格でESTPを支え、癒します。
双方ともにP(知覚型)なのでなにごとも強制せず、自然体でいられる関係が築けるでしょう。
ENFP(広報運動家)
ESTPとESFPは、自由でユニークな点が似たタイプ同士です。
自由度でいえばESTPよりもレベルが高いかもしれない、ENFP。
ユニークな発想やアイデアを提案し、それをESTPが現実的なアプローチで形にする。
そんな、理想的なコンビネーションが期待できます。
どちらも社交的で、新しい人間関係を築くのが得意なので、人脈がみるみる広がっていくペアになれるでしょう。
ENTJ(指揮官)
ESTPとENTJは、カリスマ性とリーダーシップという点で共通の強みを持っています。
ESTPの決断力や実行力と、ENTJの戦略的思考が組み合わさることで、ビジネスやプロジェクトでの成功を後押しするでしょう。
どちらも効率を重視し、アクティブに前進し続ける関係を築けます。

プライベートでもそうだし、一緒に仕事をするにも素敵な相手ばかりだね!
まとめ
ESTPタイプの人は行動力があり、現実的な判断力を持つと同時に、周囲を元気づけるエネルギーを持っています。
自分の特徴を理解し、適した職業に就くことで、より充実した生活を送ることができるでしょう。
状況に合わせた柔軟な対応力が必要な職場環境や、素早い決断を要する仕事でこそ、その才能を最大限に活かすことができますよ。














