ESTJとESTPの違いは?意外にも別人!仕事・恋愛・社交性を比較

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ESTJ ESTP 違い MBTI×違い

MBTIの16タイプの中でも、外向型(E)・感覚型(S)・思考型(T)という3つの共通機能を持つESTJとESTP。

一見すると「似た者同士」に思えますが、実は性格や行動パターンが大きく異なるんです。

本記事では、ESTJとESTPの性格傾向・恋愛・仕事・対人関係などの違いをわかりやすく比較。

それぞれの魅力も紹介していきます。

この記事ではより違いが分かりやすくなるように、ESTJについての説明を青マーカーで、ESTPについての説明を黄マーカーで解説します!

基本の違い:判断型 vs 知覚型

ESTJ ESTP 違い

ESTJとESTPの基本的な違いは、判断型(J)か知覚型(P)かという点です。

まずは、おおまかな違いを一覧表にしてみましょう。

比較項目ESTJESTP
タイプ名幹部起業家
働き方の軸計画性・管理・ルール重視柔軟性・行動力・その場の判断
決断の仕方早く決めてすぐ実行柔軟でマイペースに
ストレスを感じる時計画通りにいかないとき自由がないとき

ESTJ

ESTJは「幹部」と呼ばれ、組織やルールを重んじ、効率や秩序を大切にする性格。

論理的思考と責任感に優れ、計画通りに物事を進める力があります。

リーダーシップを発揮しやすく、職場や家庭でも頼りにされる存在ですが、柔軟性に欠ける場面があるでしょう。

過去の経験や既存の手順を重視するため、変化には慎重な一面があります。

人間関係でも正確性にこだわる傾向があり、自分の価値観と異なる考え方には厳しくなりやすいでしょう。

ESTP

ESTPは「起業家」と呼ばれ、行動力と柔軟性を兼ね備えた現場のプロフェッショナル。

目の前のチャンスを見逃さず、即断即決で状況に対応するのが得意です。

計画よりも現実的な感覚を優先し、今この瞬間を楽しく生きるタイプです。

社交的で人とのやり取りが得意な一方、細かいルールやスケジュールには縛られたくない自由人です。

経験から学び、挑戦を通じて成長していく姿勢が強く、常に刺激を求めて動き回っているでしょう。

性格面の違い:論理派 vs 直感派

ESTJ ESTP 違い

ESTJとESTPの、性格面の違いを見てみましょう。

ESTJとESTPは、MBTIのアルファベットでいうと1文字しか違いがありません。

しかし、それだけ内部のあらゆる面に違いが生じるほど、別人の特徴が生まれます。

ESTJとESTPの性格の違いを見てみましょう。

ESTJ

ESTJは常に効率と合理性を考え、責任感の高い人物です。

基本的には論理派で、規律やルールに忠実。

秩序正しく、常に実利を優先しながら生きています。

頭の中で筋道を立てて考えるのが得意で、ビジネスパーソン向きでしょう。

ESTP

ESTPは論理的思考も得意ですが、どちらかというと直感で動く側面もあります。

好奇心旺盛で何事にもチャレンジしたい気持ちがいっぱいなESTPは、瞬発力と行動力に長けています。

思いついたらすぐ行動!

型にはまらないスタイルで、注目を集めるでしょう。

状況判断や駆け引きも得意で、論理よりも勘がはたらくタイプです。

共通点は、どちらもエネルギッシュで行動力があり、現実的な点。

違いは、秩序の維持を好むか、自由な選択を好むかという点でしょう。

ESTJは「計画通りに動いてこそ信頼」、ESTPは「その場で柔軟に動けるのが強み」と考える傾向があります。

社交性の違い:誠実 vs ノリ

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ESTJとESTPには、社交性にも違いがあります。

同じ外向型(E)で、コミュニケーションスタイルも似ているように思われがちな2組。

確かにどちらも社交的でコミュニケーション力が高いのですが、その表現方法は大きく違うのです。

項目ESTJESTP
コミュニケーションハッキリとした主張、
理論的
フランクで軽快、
ノリがよい
好まれる関係性責任感のある対等な関係一緒に楽しめる気軽な関係
苦手な相手優柔不断な人厳しすぎる人、
ルールに厳格な人

ESTJ

ESTJは社交的ですが、目的は「組織や集団を円滑にまとめるため」という現実志向が強め。

会話は理路整然としており、情報共有や意思決定のための実務的なやり取りを好みます。

人との付き合いにおいても礼儀や責任を重視し、付き合いが長くなるほど信頼関係を築くタイプ。

一方で、感情的なやりとりには戸惑いを感じることもあり、場の空気よりも目的重視の傾向があるでしょう。

ESTP

ESTPは生まれながらのエンターテイナーで、人と関わることでエネルギーを得るタイプ。

初対面でも物怖じせず、軽快なトークやユーモアで場を盛り上げるのが得意です。

目的よりも「楽しいから話す」「その場のノリを楽しむ」という感覚が強く、相手の反応を見ながら臨機応変に対応できるのが強みです。

親しみやすい反面「軽い」と誤解されることもあるかもしれません。

恋愛傾向の違い:安定 vs 情熱

ESTJ ESTP 違い

ESTJとESTPは、好む恋愛傾向にも違いがあります。

ESTJは安定志向、ESTPは情熱的な恋愛を求めるため、具体的には以下のような好みに分かれるでしょう。

恋愛の傾向ESTJESTP
恋愛スタイル安定的・誠実・将来志向情熱的・刺激的・今を楽しむ
アプローチ方法計画的に誠実に距離を縮める一気に距離を縮める情熱型
長続きしやすい相手現実的・信頼できる人刺激をくれる自由な人

ESTJ

ESTJは、真面目で一途な姿勢を貫くタイプ。

交際相手には誠実さや責任感を重視し、将来を見据え安定した関係を築こうとします。

デートも計画的で、効率よく愛情表現するでしょう。

恋人に対しては「こうあるべき」という理想が強いため、ズレが生じると口うるさくなったり、指導的な態度が出やすいこともあるかもしれません。

相手を心から大切にし、安心感と信頼を提供するパートナーとして頼れる存在です。

ESTP

ESTPは恋愛において情熱的でアクティブなタイプです。

好きになったらスピーディーに行動し、自分からグイグイ距離を縮めていくでしょう。

「今この瞬間」を大切にし、一緒に楽しむことで愛情を伝えるスタイルです。

飽きっぽく気まぐれな一面もありますが、相手が一緒に刺激を楽しめる人であれば、愛情深く情熱的な関係を築くことができるでしょう。

キャリアでの違い:リーダー vs プレイヤー

ESTJ ESTP 違い

ESTJとESTPの違いは、キャリアの面でも顕著にみられるでしょう。

ESTJは計画的なリーダータイプであり、ESTPは実行が得意なプレイヤータイプです。

具体的には、以下の違いが考えられます。

仕事スタイルESTJESTP
得意な仕事管理職・行政・教育・経理営業・販売・イベント企画
役割指揮系統を明確にするリーダー実行部隊として現場で活躍
重視するもの効率・秩序・責任結果・スピード・柔軟性
ESTJ
ESTJ

秩序やルールを重視する私たちESTJは、メンバーたちを指導し引っ張っていくリーダー!

ESTP
ESTP

自由な発想と行動力が売りの私たちESTPは、とにかく動きまくって成果を出すプレイヤーだよ!

ESTJ

ESTJは組織の中で秩序と効率を重んじる、計画的なリーダーです。

現実的かつ論理的に物事を進める力に長けており、規則や手順を守りながら成果を上げるでしょう。

責任感が強く信頼されやすい存在で、昇進や役職への意欲も高め。

一方で柔軟性には欠ける面があり、予期せぬトラブルに戸惑いやすい傾向があります。

ESTP

ESTPは、スピード感と行動力で周囲を引っ張る実践派プレイヤー。

固定観念に縛られず、臨機応変に現場対応できる柔軟さが武器です。

新しい挑戦やリスクにも果敢に取り組み、結果を出すことで評価されるでしょう。

営業・起業・イベント運営など「動きがある現場」で本領を発揮します。

ただし、ルーティンワークや細かい事務作業、厳格な上下関係の中では、モチベーションを維持しにくいでしょう。

あなたはどっち?チェックリストで確認!

ESTJ ESTP 違い

ESTJとESTPには大きな違いがいくつもありますが、実際のところ見分け方に迷うこともあるでしょう。

どちらがどちらかわからなくなったら、以下のチェックリストを試してみてください。

  • 予定通りに物事が進まないとイライラする
  • 集団では自然とリーダーになる
  • 効率や正しさにこだわる傾向がある
  • 自分ルールや計画を立てるのが好き
  • 周囲の人がだらしないと注意したくなる
  • 土壇場よりも事前準備をしっかりしてから行動したい
  • 思いつきで行動するよりも安全策をとることが多い
  • 相手の意見よりも事実や論理を重視する
  • 自由な空気よりもルールがある方が安心する
  • 自分の価値観や正義感に従って動きたい

上記のチェックリストの回答で、YESが多ければESTJの傾向があるでしょう。

逆にNOが多ければ、ESTPの傾向があるでしょう。

運営者・スミ
運営者・スミ

MBTI診断では分かりづらいという人は、このESTJ vs ESTPに特化したチェックリストで細かく診断してみてね!

おわりに

ESTJとESTPは、共通点も多い反面、決定的な違いも存在していましたね。

計画を重んじるESTJと、柔軟性に富んだESTP。

どちらが優れているという話ではなく、それぞれが得意な場面が違うのです。

自分自身のタイプを理解することはもちろん、周囲のタイプも理解することで、人間関係・恋愛・仕事のコミュニケーションがぐっと楽になります。

MBTI診断を活用し、タイプの違いを「ズレ」ではなく「強み」として捉えていきましょう!

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