明るくて社交的、どんな場でもムードメーカーになれるESFP。
そんな彼らには、自由を大切にし、今この瞬間を楽しむという特性があります。
しかし、だからこそ他の人が放つ何気ない言葉が、ESFPに対し思わぬ誤解を招いたり、傷つけたりしてしまうことも。
この記事では、ESFPに対して言ってはいけない言葉を紹介。
なぜその言葉がNGなのか、どんな接し方をすればより良い関係を築けるのかを解説します。
ESFPとのコミュニケーションを円滑にするヒントが、きっと見つかるでしょう!

ESFPに言ってはいけない言葉5選

ESFPは、人との関係性やその場の雰囲気を大切にします。
感情豊かで繊細な一面があり、相手の言葉に敏感に反応することも少なくありません。
特にESFPは「自分を否定された」と感じると強く落ち込んだり、その場のテンションが一気に下がることもあります。
感情を大切にするタイプのため、相手が冗談のつもりで言った一言でも、心に刺さってしまうことがあるのです。
ESFPと心地よい関係を築くためには、相手の価値観や感性に配慮した言葉選びをする必要があるでしょう。
具体的にどのような言葉がNGなのか、5つに絞ってご紹介します。
「考えてから行動して」
ESFPに「計画性」を強要するのはNGです。
ESFPは直感や感覚を頼りに動くタイプで、計画よりも「今どうしたいか」に重きを置く傾向があります。
そのため、この言葉は「あなたの行動は浅はかだ」と責められているように聞こえ、自由な判断力を否定されるように感じられるでしょう。
計画性を指摘する一言は、特に【T】思考型と【J】判断型の要素をもったMBTIが、気を付けるべき爆弾でしょう。
【T】思考型のMBTIは気分で行動することが少なく、常に冷静。
そして【J】判断型のMBTIは、何事においても計画を立てることを好みます。
そのため、ESFPのマイペースで楽観的な行動を指摘する可能性があるでしょう。
そんなESFPの行動の意図を聞きたいときは、批判ではなく対話ベースで関心を向けるようにしましょう。
「それ、今じゃなくて〇〇が終わってからにしたら?」
「それもいいけど、今はこっちが先じゃない?」
など、さりげなく気づいてフォローするかたちで伝えてあげると、ESFPは快く応じてくれるでしょう。
「そんなに目立ちたいの?」
ESFPは目立つのが大好きな性格なので、それをズバッと指摘する言葉はNGです。
ESFPは自然と注目を集める存在でもあり、それを楽しむことがモチベーションにもつながっています。
そのため、この言葉は「目立つことが悪いことだ」と言われているように受け取られる可能性があります。
目立つ、目立たないではなく「ESFPの存在が場を明るくしてくれる」とポジティブに伝えてみましょう。
ESFPはハッピーオーラを持ち合わせていますから、言葉をそのまま受け取ってくれ、より良い関係が築けるでしょう。
「意味なくない?」
ESFPに対し、意味や合理性を求める行動を促すことは避けましょう。
ESFPは「楽しいから」「空気感が好きだから」など、目的よりも価値を感じることを重視します。
そのため、意味を求められたり否定されたりすると、大切にしているものを軽視された気持ちになります。
特に、【N】ビジョン型×【T】思考型を持つ「分析家タイプ」のMBTIが発言してしまうかもしれない言葉です。
【N】ビジョン型のMBTIは「今が良ければいい」という考えではなく、常に将来を見据えた行動を好みます。
そして【T】思考型のMBTIは感情に振り回されることがなく、常に冷静に、論理的に考え行動します。
そんな【N】と【T】が組み合わさったMBTIは、ESFPの行動に「意味があるのか」「将来なんの役に立つのか」を気にしがちかもしれません。
お互いに「自分と違う価値観を持っていること」を認める姿勢が大切ですね。
「もっと冷静になって」
感情表現が豊かなESFPにとって、この言葉は「感情的で未熟」というレッテルを貼られるように感じらるでしょう。
感情に正直であることが彼らの魅力であり、エネルギー源でもあります。
その部分を抑えようとする発言は、摩擦の原因になりかねません。
共感的な姿勢で接することで、信頼関係が築かれやすくなるでしょう。
特に【S】現実主義と【T】思考型の組み合わせをもつMBTIは、ESFPの豊かな感情表現にこのような指摘をしてしまう可能性があります。
「飽きっぽいよね」
ESFPは【P】知覚型で、いろいろなことに挑戦したり新しいことを始めたりするのが好きなタイプです。
新しい刺激や変化を求めやすいため、同じことを繰り返すより、常に新しいものにワクワクしたい気持ちがあるのです。
「飽きっぽい」という表現は、本人の好奇心や柔軟さを否定する言葉になってしまうことがあります。
変化を楽しむスタイルを尊重することが、良い関係を築くカギになるでしょう。
特に【P】知覚型の対極にいる【J】判断型の要素をもつMBTIタイプは、この発言をしないよう心掛けてみましょう。
ESFPにはコレを言うと喜ばれる!

いつも明るく、誰かを楽しませることに長けたESFP。
そんな彼らは「人とつながること」や「自分の存在が喜ばれている実感」に強く反応します。
特に、ポジティブなフィードバックやリアルな感謝の言葉には心から喜びを感じ、ますます前向きなパワーを発揮してくれるでしょう。
ここでは、ESFPが思わずニコッとしてしまうような“言われてうれしい一言”を3つご紹介します。
「一緒にいると楽しい!」
ESFPにとって「楽しさ」は生きるモチベーションそのもの。
誰かが自分との時間を楽しんでくれていると知ることは、何よりのご褒美になります。
「あなたといると笑顔になれる」と言われれば、さらにあなたに心を開いてくれるでしょう。
感情をストレートに伝えることが、ESFPとの距離を縮めるコツですよ。
\ ESFPは恋愛も好調!?/
「センスいいね!」
ESFPは、ファッションや表現センスにこだわりを持っています。
美意識の高さもESFPの強みの1つなので、それを褒められると嬉しさが倍増するでしょう。
見た目や雰囲気を褒める言葉は、彼らの自己表現の努力を認める行為でもあります。
心からの称賛が伝われば、自然とテンションも上がり、さらに魅力的な姿を見せてくれるはずです!
「頼りになるね!」
行動力があり、場のムードメーカーにもなれるESFP。
誰かの役に立てたことを実感すると、自信を深めます。
さりげなく手助けしてくれたときや場を盛り上げてくれたときには、感謝の気持ちを素直に伝えてみてください。
「あなたがいてくれて助かった」と言われることで、ESFPはもっとあなたと関わりたい気持ちが生まれるでしょう。
ESFPとのかかわりで大切にしたいこと

ESFPと上手に関わるためには、感情を尊重する姿勢や一瞬一瞬を楽しむ余裕を持つことが大切です。
堅苦しい言葉や合理性を重視しすぎると、心の距離が広がりやすくなります。
一方で、相手の感性を認め、共に今を楽しむような姿勢で接すれば、自然と信頼が深まるでしょう。
そのため、特に【T】思考型の要素をもつMBTIが対照的になるパターンが多く、発言にも気を付けたいところです。
また、ESFPは感情表現が得意ですが”繊細な部分”になるとあえて見せないこともあります。
さりげなく気づかってくれる人には、より深く心を開いてくれるでしょう。
まとめ
ESFPは陽気で自由な反面、繊細で感受性の豊かな一面を持つタイプです。
だからこそ、何気ない一言が相手の心に強く残ってしまうこともあります。
「言ってはいけない言葉」を知ることは、相手の価値観を理解し、よりよい関係を築く第一歩。
大切なのは、相手を「自分とは違う人間」として尊重することです。
この記事を参考に、ESFPとの関係をもっと温かく、楽しいものにしていきましょう。