ENTPとINTPの違いを簡単解説!頭の良さは同じでも全然違う?

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ENTP INTP 違い MBTI×違い

ENTPとINTPは、どちらも知的好奇心が強く、頭のいいタイプとして知られています。

MBTIでも両者は近い位置にあり、似ていると思われることもあるでしょう。

しかし、実際は性格や行動パターンに大きな違いがあります。

この記事では、ENTPとINTPの基本的な違いをわかりやすく解説します。

ENTPとINTP|5つの大きな違いとは

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ENTPとINTPには、大きく分けて5つの違いがあります。

もっとも顕著な違いは「主機能」そして「社交性」がありますが、そこからほかの性格にも影響をもたらしています。

その結果、ENTPとINTPはMBTIのアルファベットが1文字しか変わらないにもかかわらず、別人といってもいいほどギャップのある組み合わせなんです。

具体的にどこが違うのか、日常生活でどのような特徴があるのか見てみましょう。

主機能の違い

ENTPとINTPは、それぞれメインにはたらく「主機能」に違いがあります。

まず、ENTPの主機能から見てみましょう。

ENTPの主機能は「Ne(外向的直観)」で、外界からの刺激や情報を受けて連想や発想を広げていく傾向があります。

考えやアイデアを外に「発散」させる特徴があり、1つのことにとらわれず、複数の可能性を並行して考えるのが得意です。

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そして、INTPの主機能は「Ti(内向的思考)」で、頭の中で論理を収束させる傾向があります。

外から得た情報を一度自分の中に取り込み、納得がいくまで分析・分解・再構築します。

答えを急がずじっくりと考え、自分なりの「理論」や「仕組み」にこだわります。

「なぜ?」を突き詰めたくなる性格なので、思考が止まらなくなり、結局発言には至らないことも。

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INTP
INTP

完璧な答えがわからなくても、自分なりの理論に基づいて結論づけることができれば満足です

外向型 vs 内向型の違い

ENTPとINTPには【E】外向型【I】内向型という決定的な違いがあります。

ENTPは【E】外向型で、刺激や人との対話の中でエネルギーを得ます。

議論やブレインストーミングが大好きで、自分の意見をどんどん口に出し、広げていきます。

一方、INTPは【I】内向型であり、頭の中でじっくり考えることを好みます。

自分のペースで論理を組み立て、発言する前に、十分に考えてから言葉を選びます。

ENTP
ENTP

私は頭に浮かんだことがポンポン口から出ちゃうから、話しながら考えるタイプかも

INTP
INTP

私はきちんと考えが整理できてから話すので、考えてから話すタイプですね

人間関係の築き方の違い

ENTPとINTPは【E】外向型【I】内向型という違いから、人間関係の築き方にも差がみられます。

ENTPは社交的で、初対面でもぐいぐい話しかけて場を盛り上げます。

ノリがよくユーモラスで、友達も多いタイプでしょう。

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とにかく社交的で明るいENTP

対してINTPは、深い関係を築くのに時間がかかります。

表面的な会話よりも、意味のある深い話を好むでしょう。

基本的に1人の時間を大切にしており、無理に社交的になろうとはしません。

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1人の時間を過ごしたいINTP

ENTPの人間関係は広く浅く、INTPは狭く深くという傾向があります。

スピードと柔軟性の違い

ENTPは【E】外向型という要素が影響し、どんなときでも即断即決・柔軟・行動派。

失敗を恐れず「まずはやってみる」精神で動きます。

変化を楽しみたい性格なので、ルールや制限を嫌います。

ENTP
ENTP

常に新しい挑戦を探して動き回ってるタイプだよ!

対するINTPは、慎重派。

深く考えてから動くので、決断までに時間がかかる傾向があります。

自由を好むマイペースな点はENTPと共通していますが、INTPはやる前に熟考するタイプです。

アウトプット方法の違い

ENTPとINTPは、どちらも想像力が豊かなアイデアマンです。

ENTPは意見をどんどん外に出し、話しながら組み立てる傾向があります。

そのため、会話の中で突然思いつきが加速したり、話が飛んだりすることがあるでしょう。

一方のINTPはというと、内面で練り上げ、完成度の高いものを披露するタイプです。

論理を構築することに妥協せず、精密に仕上げることを好みます。

意見がまとまっていないのに話し出すことはなく、最後の最後まで口を開かないこともあるでしょう。

ENTPとINTP|頭の良さは同じでも全然違う

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ENTPとINTPは、どちらも頭が良く、思考の回転も速いといわれています。

頭の良さは同じですが、考え方や意見の仕方が全然違うことで、周囲からの印象にもギャップがありますよね。

ここからは、ENTPとINTPの決定的、そして細かな違いがわかるポイントをまとめてみましょう。

運営者・スミ
運営者・スミ

もしENTPかINTPか迷っている人がいたら、見分けるポイントとしても活用してみてね

スピード派のENTPと深さのINTP

知性派であるENTPとINTPですが、思考のスピードと深さが対照的です。

ENTPは頭の回転が飛び抜けて速く、会話中であってもどんどん意見や案を出せます。

思いついたらすぐ話したくなるため、常に脳がフル回転しているようなイメージを持たれやすいでしょう。

有名人だと、以下の顔ぶれがENTPとされています。

  • ひろゆき
  • ファーストサマーウイカ
  • バナナマン・設楽統
  • 千鳥・大悟
  • フットボールアワー・後藤輝基
  • 高嶋ちさ子
  • 加藤浩次
運営者・スミ
運営者・スミ

トーク力に長けた人ばっかりだね!

絶えず発言をし、常にポンポン新しいネタを出しながら、トークを盛り上げられる人たちであることがわかりますね!

ENTPの有名人からもわかるように、ENTPは思考のスピードが桁違い。

ただし飽きっぽいため、1つのテーマに対し深く掘り下げることはあまりありません。

対して、INTPは思考のスピードではなく、深く掘り下げることに長けています。

じっくりと、納得がいくまで考え続けるため、基本的に沈黙が多く物静かでしょう。

思考の深さと論理的な正確さはトップクラスであり、論理を緻密に積み上げてから話し始めます。

そのため、寡黙ながらも「核心を突く賢さ」が光るタイプです。

こちらも有名人の例で見てみましょう。

  • 霜降り明星・粗品
  • ピース・又吉直樹
  • 南海キャンディーズ・山里亮太
  • 池上彰
  • 川口春奈
  • BTS・ジン
  • ルセラフィム・サクラ

こちらは、ENTPの有名人ほど賑やかなイメージはないけれど、聡明で核心を突いた発言をする人のイメージがありますね!

\ ルセラフィム・サクラのMBTIはこちら /

運営者・スミ
運営者・スミ

ENTPの有名人は全員陽キャって感じがするけど、INTPの有名人はどこか影があるイメージ!

話したいENTPと考えたいINTP

ENTPとINTPは、頭の中にある考えを整理するときの方法が大きく異なります。

ENTPは、口に出して頭の中を整理するタイプ。

話すことでアイデアがまとまるため、基本的には話しながら考えます。

テンポが速く盛り上がる反面、話があちこちに飛ぶこともあります。

INTPは、とにかく考えたい。思考をぐるぐる巡らせたいタイプです。

自分の中で結論を出すまで、考えがあっても口には出さないことが多くあります。

発言には慎重で、緻密な裏付けがとれてからアウトプットをします。

広く浅いENTPと狭く深いINTP

ENTPとINTPはどちらも賢く知識が豊富なタイプですが、その分野に違いがあります。

ENTPは幅広く興味を持ち、広い知識を誇ります。

常に「面白そう」「ワクワクする」を基準に、新しい話題に飛びついていきます。

どんな分野でもすぐに飛び込める器用さがあり、コミュニケーション力も高いので、話題に困りません。

対してINTPは1つの分野をとことん掘り下げる、オタクタイプです。

興味のある分野では、他人が脱落するほど深くのめり込む集中型。

特定の分野に関して専門性を持ち、独自理論を築きます。

刺激でひらめくENTPと自分で考えるINTP

ENTPとINTPは、基本的な【E】外向型【I】内向型という違いにより、知性の活かし方が変わってきます。

ENTPは人と話すことや、人からの意見に刺激され、ひらめきを得たり新しい考えを思いついたりします。

雑談や何気ないコミュニケーションからもインスピレーションを受けることがあるため、ENTPには社交の時間が必要なんですね。

対してINTPは、人からの刺激でひらめくことはあまりありません。

あくまで自分の中で考え理論を組み立てたいタイプで、会話は必要最小限に抑えがち。

しかし、同じ趣味や嗜好をもった相手には心を開きやすく、おしゃべりになったりもします。

INTP
INTP

ほら、オタクって早口じゃないですか?アレです(笑)

カオスでも平気なENTPと整合性重視のINTP

ENTPは、情報が錯綜していても、そんなカオスさえも楽しめるタイプです。

予測不能な展開が大好きで、これからどうなるのか考えてワクワクしたり、自分で方向性を決めたりしながら、どんな状況にも対応できます。

一方のINTPは、ものごとの筋が通っていないと落ち着かないタイプ。

論理の整合性を重視するため、納得がいくまで考え続けたり、自分の中でパズルをぴったりはめないと気が済みません。

ENTP
ENTP

ENTPは常に外部とつながりたい社交型だから、ぐちゃぐちゃな状況にも慣れてるし、まぁなんとかなるんじゃない?ぐらいに考えてるよ

運営者・スミ
運営者・スミ

やっぱり【E】外向型は人とかかわることが多いから、柔軟性が高いんだね!

ENTPとINTPで結果が揺れることはある?

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MBTI診断をしていて、ENTPとINTPという結果で揺れることは、よくあります。

一見【E】外向型【I】内向型という明確な違いのため、混乱することはなさそうに思えますよね。

しかし、以下の理由から、意外とENTPとINTPで「自分がどちらかわからない」といるようです。

【E】と【I】はグラデーションである

【E】外向型と【I】内向型という違いは、一見明確なように思えます。

しかし、基本的にわたしたちは【E】外向型と【I】内向型の両面を持っているとされ、状況や相手に応じて出現する特性が変わることもあります。

そのため、ときに「1人で考え込むのが好きなENTP」だったり「饒舌でおしゃべりなINTP」が存在することもあるのです。

運営者・スミ
運営者・スミ

MBTI診断をしていると、どちらにも当てはまる微妙な項目ってあるよね

\ NとSの違いも気になる?/

メインの機能が同じである

ENTPとINTPは、主機能と副機能に共通しているものがあります。

それは「Ti(内向的思考)」で、INTPの主機能であり、ENTPの副機能でもあるんです。

Ti(内向的思考)はINTPのほうが強く機能しますが、ENTPにも備わっているものなので、思考の根本的な構造が似ているのですね。

  • 分析が好き
  • 論理を重視する
  • 好奇心旺盛である
  • 新しい視点を楽しむ

このような共通点により、テストの設問によっては「内向的なENTP」「外向的なINTP」として結果が出ることもあります。

MBTI診断の結果で迷ったら、この記事で解説した細かな違いを見ながら、自己分析をしてみてくださいね。

まとめ

ENTPとINTPは、どちらも論理的で好奇心旺盛、頭の回転が速いタイプ。

しかし、その知性の活かし方や人との関わり方には大きな違いがあります。

一見似ているようで、実は正反対ともいえる2人。

どちらが正しい・優れているということはなく、それぞれの知性が輝く場面は違います。

自分はどちらの傾向が強いか、ぜひ本記事をヒントに見つけてみてくださいね。

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