ENFPとISTPは、一見真逆に見えますが、不思議と惹かれ合う力を持っています。
今回は、ENFPとISTPの基本性格の違いから恋愛・友情・仕事での相性までを深掘り。
すれ違いを減らすコツ、や関係を深めるヒントをお届けします!

ENFPとISTPの基本性格の違い

ENFPとISTPは、MBTIのアルファベットの中で3文字が相違している、対照的に近いタイプです。
具体的にどのような部分で性格に違いがあるのか、見ていきましょう。
感情 vs. 論理の優先順位
ENFPは、人の気持ちや自分の価値観を基準にものごとを判断する【F】感情型です。
対するISTPは、事実や効率性など論理的な観点から判断する【T】思考型です。
感情を優先するか論理を優先するかが異なるだけで、すれ違いが起こる可能性が高まるでしょう。
ISTPの態度が冷たく感じたり、ENFPの感情豊かな一面が不安定に感じたり、お互いに思うところがあるかもしれませんね。
エネルギーの使い方
ENFPは【E】外向型なので、人との会話や刺激によってエネルギーを得ます。
予定が詰まっているほうが嬉しくて、元気になれるタイプです。
一方、ISTPは1人で過ごすことで心が整う【I】内向型。
静かな時間が欠かせないタイプで、恋人や友人であってもずっと一緒にいると疲れてしまいます。
しかし、ENFPは【E】外向型の分類の中ではやや内向的な部分も持ち合わせているんです。

ENFPは陽キャだけど「実は陰キャなのでは?」と言われることもあるくらい、少し陰のある陽キャなんだって!
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ENFPは【E】外向型で、基本的にはアクティブですが、自分1人の時間もしっかり必要なタイプ。
そのため、ISTPが1人で過ごしたいと思う気持ちを理解するのがスムーズで、むしろお互いにマイペースに過ごせる良い相性かもしれません。
直感 vs. 五感の世界のとらえ方
ENFPは【N】ビジョン型で、可能性やひらめきを大事にするタイプです。
常にワクワクする未来のイメージや、なりたい自分を思い描いています。
そのため想像力が豊かで、抽象的な話(もしも○○だったら…など)が得意です。
一方のISTPは【S】現実志向なので、未来や想像の話よりも「五感で感じたもの」に興味を持ちます。

私は友達と将来の夢について語ったり、パートナーと結婚や子どもの話をするのが大好き♡

将来の話は全然ピンとこないわね~(笑)
私は最近食べたおいしいものとか、好きな芸能人とか、そういう具体的な話のほうが楽しいかも
恋愛におけるENFPとISTPの相性

このペアは、ENFPは愛情深く、ISTPは一歩引いて関係を築くという違いがあります。
ENFPの情熱がISTPにとって重く感じられることもありますが、ENFPの好奇心旺盛な一面がISTPの冒険心とマッチし、意外なほどよいバランスを生み出すでしょう。
お互いの距離感を尊重しつつ、自由と絆を両立できると、長続きする関係になれそうですね。
具体的な恋愛相性を見てみましょう。
お互いに自由を尊重できる関係
ENFPとISTPは、ともに【P】知覚型で自由を愛するタイプ。
お互いに束縛されるのが苦手で、自分の時間やペースを尊重したいと思っているでしょう。
関係性がうまくいけば、心地よい距離感で付き合えるカップルになれますね。
情熱と冷静のバランスが良い
ENFPとISTPは、性格が対照的に見えるものの、実はともに愛情深いという共通点を持っています。
ISTPは一見淡白なタイプに見えますが、深い関係になると行動で愛情を示す優しいタイプなんです。
そのため、ENFPの豊かな愛情表現に、ISTPが淡々としつつも行動で応える…という理想的な関係が築けるかもしれません。

ISTPってツンデレなんだね♡

不器用な愛情表現で申し訳ないけど、そこを理解してくれると嬉しいわ
お互いの愛情表現を認め合う
ENFPは【E】外向型、ISTPは【I】内向型のため、基本的に社交性が違います。
ENFPは会話や一緒に過ごす時間を重視するのに対し、ISTPは言葉よりも行動で愛を示す傾向。
そのため、ENFPの愛情表現が重く感じられたり、ISTPの愛情表現が物足りなく感じられたりするかもしれません。
気持ちのズレが生じやすいので、お互いの愛情表現を理解し認め合うことが大切ですね。
友情におけるENFPとISTPの相性

友情においても、ENFPとISTPの間ではすれ違いが起こりやすいでしょう。
しかし、性格の違いを認め合うことができれば、心地よい距離感を保った良い友情が築ける組み合わせです。
好奇心や趣味でつながると良い
ENFPとISTPは、どちらも好奇心旺盛でワクワクすることが大好き。
どちらも基本的には自由人なので、将来の話など漠然とした話題よりも、共通の趣味やアクティビティを通じて、友情を深めてみてください。

ISTPは黙々とした作業みたいなことが好きだから、ゲームとか料理とか楽しめそうかも

ENFPは趣味に関しては雑食だから、楽しそうなら何でもやってみたい♡
ISTPちゃんに教えてもらいながら、新しい趣味を始めてみようかな~♪
【N】直観型のENFPがひらめくアイデアで企画し、【S】感覚型のISTPがそれを実行するという関係性も築きやすいでしょう。
コミュニケーション方法に違いあり
ENFPは気持ちを言葉にして表現しますが、ISTPはあまり感情を表現しません。
ENFPのストレートな感情表現を、さらっと流すこともあるでしょう。
そうすると、ENFPが「自分に心を開いてくれていないのかも」と感じるかもしれません。
一方で、ISTPはENFPの社交性を魅力的に感じることが多く、気づけばそばで支える存在になっていることもあります。

ENFPは外向型の中ではやや内向的で、ISTPは内向型の中ではめんどうみが良いタイプだから、言うほど正反対の性格ではないのかもね!
適度な距離感がベスト
ENFPとISTPは基本的な社交性が違うので、お互いに心地よい距離感を保って友情を築くのがベストです。
ENFPは、相手に入り込みすぎず、ISTPの静かな時間を尊重しましょう。
ISTPは、ENFPの純粋な感情表現に疲れてしまうことがあるかもしれませんが、愛情表現ですから素直に受け入れてあげるのも、関係性が発展するきっかけになりますね。
仕事におけるENFPとISTPの相性

ENFPは提案や企画、そして人とのつながりを活かした仕事が得意。
対するISTPは、効率よくタスクをこなす職人肌です。
役割分担がうまくいけば、お互いの得意分野を尊重し合う理想的なチームになれるでしょう。
アイデアと実行のペア
ENFPは柔軟な発想と人脈活用を得意としています。
対してISTPは、実務や問題解決に強いタイプ。
ENFPが企画をし、ISTPが実行したり改善したりするチームは、効果的ですね。

性格が違うからこそ、役割分担が明確になれば最強のタッグになれるんだね!
コミュニケーションを意識する
仕事において、コミュニケーションをとることは大切ですよね。
ENFPは人と積極的に関わることを好み、ISTPは静かに仕事をこなしたいタイプです。
この違いを理解せずに仕事をすると、ENFPがコミュニケーション不足だと感じたり、ISTPが「おしゃべりが多い」と感じたりすることもあるでしょう。
ISTPが黙々と仕事をこなしていても「決して感じが悪いわけではない」ということを、ENFPが理解することが大切ですね。
またISTPは、ENFPが仕事においても密なコミュニケーションを重視していることを理解し、コミュニケーション不足に陥らないよう意識してみましょう。
柔軟で自由な働き方が好き
ENFPとISTPはどちらも、型にはまった働き方より、柔軟で自由度の高い環境が好きです。
お互いに縛られすぎない関係で仕事をすれば、ストレスなく成果を出しやすくなるでしょう。

ENFPもISTPも、自由な職場でこそ才能を発揮するタイプだよ!
ENFPとISTPの相性を高めるためのコツ

ENFPとISTPの相性を高めるには、お互いにどのようなことを意識すればよいのでしょうか。
さらに双方が魅力を感じられるための、付き合い方を解説していきましょう。
テンポの違いを理解する
ENFPは感情や思考をスピーディに外に出しますが、ISTPは内面でじっくり考えるタイプです。
ENFPは、ISTPの沈黙が「無関心ではない」のだと理解しましょう。
たとえば、韓国アイドルでいうとTWICEのサナさんがENFPで、ミナさんがISTPです。

この2人、対照的なタイプですが仲が良いですよね!
ミナさんの物静かな応対を、サナさんが疑問に思わず受け止めていることで、2人の心地よい関係が成立しているのでしょう。


確かにサナとミナはテンポが全然違うよね!
でもお互いの性格をよく理解してて、対照的なタイプだということが全然気にならない♡
\ TWICEサナについてはこちら /
感情表現を強要しない
ENFPは感情表現が得意なタイプですが、ISTPは言葉で表現することがあまりありません。
ENFPは「もっと気持ちを伝えて」「何を考えているかわからないよ」と焦らず、ISTPのやり方を尊重する姿勢が大切です。
ISTPはクールで寡黙に見えますが、実は仲良くなるとめんどうみが良く、優しさを見せてくれるタイプ。
ただし【I】内向型なので、表現はENFPほどわかりやすくはないでしょう。

ISTPは言葉や態度でわかりやすく表現するよりは、誕生日を覚えていたり差し入れをしたり、さりげない行動で示すタイプよ

それぞれに違った表現の仕方があるってことを理解しよう!
束縛をしない
ENFPとISTPはともに【P】知覚型の要素を持ち、マイペースな傾向にあります。
誰かの指示に従ったり、ペースに合わせたりするのが苦手で、自分の思うままに生きたいタイプ。
それでも、ENFPのほうが【E】外向型【F】感情型の要素を持つため、自由ではあるものの「相手とできるだけ一緒にいたい」と思う気持ちが強いでしょう。
ところが、ISTPは束縛や過度な干渉が苦手です。
ENFPの愛情深い性格は魅力ですが、ISTPを束縛しすぎるのはNGであり、相手を信頼して自由を与える意識をしましょう。
まとめ
ENFPとISTPは、性格も価値観もまったく異なるように見えますが、だからこそ補い合える関係です。
ENFPはISTPから冷静さと論理的思考を学び、ISTPはENFPから感情の豊かさや人間関係の温かみを学べるでしょう。
真逆な2人が歩み寄ることで、世界の見え方が広がるかもしれませんね。