社交的で人に好かれることが多いENFJ男性。
しかしその一方で、周囲の期待に応えすぎて疲れてしまったり、自分の感情を後回しにしがちだったりと、内に秘めた苦労も多いようです。
今回は、そんなENFJ男性の「あるある」を10個厳選してみました。
表向きの明るさの裏にある、リアルな姿に迫ってみましょう！
「そうそう、わかる！」と共感できる内容から「あの人、ENFJかも？」と思えるチェックポイントまで、ENFJ男子の魅力と本音を探っていきます。
ENFJ男性あるある10選
まず、ENFJの基本的性格をおさらいしてみましょう。
- 【E】社交的である
- 【N】理想主義である
- 【F】思いやりがある
- 【J】計画的でしっかり者である
外向的でコミュニケーション力が高いうえに、思いやりがあって誰にでも平等。
計画的でしっかり者なのでリーダーにも向いている「好感度モンスター」ENFJ。
今回はENFJの中でも、男性に見られがちな行動や傾向を10個ピックアップしました。
人あたりの良さや責任感の強さ、恋愛傾向まで、ENFJならではの特徴をリアルに掘り下げていきましょう！
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困ってる人を放っておけない
自分のことよりも他人を優先しがちで、自然と「お兄ちゃん的ポジション」になってしまうのが、ENFJ男性あるあるです。
芸能人でいうと、杉浦太陽さんや中島健人さんがENFJ男性です。
周囲から頼られ、気前よく面倒を見ているイメージがありますね！
相談されやすいが自分の悩みは言えない
聞き上手なので何でも相談されるENFJ男性。
しかし、自分の悩みは「重いと思われたくない」と言い出せないこともあるようです。
自分のことより周囲を優先する性格なので、自分の悩みや困りごとは後回しにしてしまいがち。
空気を読みすぎて疲れる
場の雰囲気を常に気にしていて、誰かが浮いていないか、居心地が悪くないかなどを自然と気にしてしまいます。
特に集団でいるときには、孤立している人は輪に入れない人を見つけるセンサーが優れています。
飲み会では常にまわりを見たり、飲み物の減り具合を見たりして、終わった後どっと疲れることがあります。
恋愛では尽くしがち
好きな人に尽くすスタイルで、相手のことを優先するタイプです。
自分の気持ちを押し殺してしまったり、話し合いや口論でも言いたいことを言えない傾向が。
それはENFJ女性も同じで、献身的で尽くすタイプだそうですよ！
優しすぎると言われがち
ENFJ男性は恋人や友人から「優しすぎるよ」「もっと主張した方がいいよ」と言われることがあります。
【E】外向型でコミュニケーション力は高いですが、相手の気持ちを推し量ったり場の空気を読んだりして、意外にもはっきり自分の意見を言うことがないENFJ。
相手の願望をかなえてあげることで満足する性格でもあるので、意外にも自分の意見が通らなくても不満に感じることはありません。
わかる。好きで意見を言わないこともあるよね
「MBTI優しいランキング」で、ENFJは堂々3位！
思慮深さや思いやりの深さが伝わりますね。
本当は負けず嫌い
ENFJの優しさの裏には、強いプライドと競争心が隠れています。
内心では「誰よりも頼れる存在でいたい」と思っていたりもしますよ。
ENFJは別名・主人公。
物語の主人公のように、みんなの輪の真ん中にいて、みんなから頼られる存在でありたいという願望が、内にあるのです。
年代に関係なく好かれる
ENFJは礼儀正しくて気配り上手なので、年上からも可愛がられやすい人物です。
めんどうみが良くリーダーシップがあるので、年下からも慕われ好かれる存在でしょう。
コミュニケーション力が高くおしゃべりに花を咲かせるのが上手で、同い年のコミュニティでも中心的人物になりがちです。
「MBTI性格良いランキング」では、堂々の1位にランクインしていますよ。
人からの評価を気にしすぎる
ENFJは人の役に立ちたい、みんなの中心人物でいたいと思うあまり、周囲の評価を気にする一面もあります。
「嫌われたかも」「空気悪くしちゃったかな」と反省しがちで、SNSの反応にも一喜一憂するでしょう。
ENFJのように周りからの評価を気にしがちなタイプって、SNS向いていないと思うことがあるよね
実はロマンチスト
ENFJは【N】理想主義なので、理想の恋愛像を心に描きがち。
恋人にはドラマみたいな展開を期待してしまったり、美意識が高く面食いな一面もあるかも！
ENFJは「MBTIモテるランキング」で堂々1位を獲得していますよ。
寂しがりや
ENFJは寂しがりやで、常に人と一緒に過ごして気分を上げたいタイプ。
しかし、無意識にアニキ肌やリーダーシップを発揮してしまうので、大勢の人と過ごした後は疲れが出やすいでしょう。
心の休憩が必要なときもありますが、あまり長く1人でいると不安になる…という矛盾も抱えています。
気分転換に、新しい趣味を探してみるのも良いかもしれませんね。
ENFJ男性が自分を見失わないために
ENFJ男性は、友人や恋人に尽くすことができる魅力的なタイプです。
しかし、そのぶん我慢しすぎてしまったり、人の評価に振り回されたりといった”負担”も抱えがち。
過度な自己犠牲や完璧主義に陥ると、ストレスが溜まりやすくなってしまうでしょう。
このセクションでは、ENFJ男性が自分を見失わないために意識したいポイントを紹介します。
感情を押し殺さない
ENFJ男性は、常に「明るくいなきゃいけない」と無理をせず、落ち込んだときは誰かに頼ってみましょう。
いつも周囲に気を配り好かれているENFJだからこそ、困ったとき、悩んだときに手を差し伸べてくれる人がたくさんいるでしょう。
友人、パートナー、家族など、大切な人を助けてあげるのと同じように、自分も助けを求めてみましょう。
相手を頼ることで、相手もあなたに頼りやすくなりますよ。
期待に応えすぎない
ENFJは「主人公」という別名の通り、みんなの理想の自分であろうと頑張りすぎてしまう傾向があります。
理想の自分を演じようとすると疲れてしまうので、自分の本音も尊重しましょう。
素を見せられる相手がほんの数人でもいると、心の安定につながるかもしれませんね。
NOと言う勇気を持つ
ENFJは頼られると断れない性格ですが、すべてを引き受けると心がパンクしてしまいます。
無理なときは「できない」と伝える練習も必要です。
ストレートに「無理！」というのは、ENFJ男性の性格上抵抗があると思います。
最初は「その日は難しいんだけど、〇日ならできるよ」と代替案を出してみたり「手伝いたいのはやまやまなんだけど…ごめん！」と、残念な気持ちを表現してみたり…
相手に誠意が伝わるようなNOの言い方を心がけてみましょう。
NOを言うのが苦手なENFJは、もしかすると断り文句のレパートリーが少ないかもしれません。
断るときのセリフやパターンをいくつか用意しておくだけで、使いまわせて便利ですよ。
＼ こちらの記事でくわしく ／
ENFJ男性の魅力を最大限に活かそう
ENFJ男性の長所は、人に与える影響力の大きさ。
人を支える力と共感力を活かして、自分自身にも優しくできるようになることで、さらに輝きを増すでしょう。
誰かのために頑張るその姿勢は魅力ですが、自分を労わる時間も同じくらい大切です。
バランスをとることで、ENFJらしい「強くて優しい」人間性がさらに開花するでしょう。
相手を受け入れながら自分の立場を伝える
たとえばENFJ男性が、相手に対しネガティブなことを言わなければいけないとき。
誘いを断ったり、良くないフィードバックをしたりするときには、
相手を受け入れながら自分の立場を伝える
という方法を意識することで、ENFJ男性の魅力を活かしながら人間関係の維持ができるでしょう。
ENFJ男性は人との調和を大切にし、他者の期待に応えようとするため、無理な依頼でも断れないことがあります。
自分を疲弊させてしまうため、次のような断り方を意識してみてください。
「肯定＋理由＋代案」の3点セット
やり方は、ENFJ男性ならきっとすぐに実践できると思います。
- まずは相手の意見や存在を認める
- 断らざるを得ない理由を伝える
- 代替案を提案する
まずは相手の意見や存在を認め「それは素晴らしいアイデアだね」「君はいつも頑張っていて高く評価されているよ」と、ポジティブなフィードバックから始めます。
そして「でも…」と、今回は断らざるを得ない理由を伝えていきます。
「時間的にちょっと厳しいかも」「今は前向きに検討できない」と、ここで1回ネガティブモードに入ることを覚悟しましょう。
そしてすぐに、ポジティブモードに戻すために「〇日ならできそうだよ」「準備ができたら声をかけるから待っててもらえる？」と、代替案を提案しましょう。
相手の気持ちを組んでから断り、さらに代替案を提案することで、相手を傷つけず安心感を与えることができます。
人間関係を壊さず、自分を守るスキルとしても有効でしょう。
軸がぶれないよう最初に計画を話しておく
ENFJはリーダーシップに長けたタイプですが、輪の調和や周囲の人々の気持ちを優先しすぎるあまり、合理性に欠けることがあります。
感情で動いてしまい、目標や軸がぶれたり、八方美人のように映ったりすることもあるでしょう。
そうならないために、リーダーになったら早い段階で目標や計画、ビジョンをシェアしておきましょう。
この先何が起こるか、何を目指すかを早めに周囲に伝えておくことで、自分へのリマインドにもなりますし、その場にいる全員が「これからどうすべきか」を考えることができます。
たとえば仕事でチームを組んだら「このチームでは〇〇系の仕事をしていくので、サービス精神も大事だけど効率を意識して動いてほしい」などと最初に伝えておきましょう。
そうすることで、ENFJ本人が感情に揺れ動かされ効率重視を忘れそうになっても、チーム全体の目標に設定されていることで、舵切りをしやすくなります。
未来を見据えたリーダーとしての立ち位置を築きやすいし、ENFJならではの人当たりの良さも引き続き出していけるし、いいことづくしだね！
自分のエネルギー残量を把握する
ENFJの魅力は、高いコミュニケーション力や優しさ、公平さ、どこにいても好かれるリーダーになれる人柄です。
その魅力を活かすために、ENFJは自分のエネルギー残量を把握するクセをつけておきましょう。
ENFJ男性は相手の気持ちを察知する能力が高く、落ち込んでいる人にもすぐ気づきますが、そのぶん感情を吸収しやすいところがあります。
相手の感情に揺さぶられ、知らないうちに自分も疲れていたり、気分が不安定になったりすることもあるでしょう。
意識的に1人の時間を持ったり、ジャーナリング（日記）などで自分の気持ちを吐き出したりすることで、常に「相手と自分の感情を切り離す」という行為が、ENFJには必要です。
まとめ
ENFJ男性は、まさに“頼れる兄貴”のような存在です。
人に優しく、感受性豊かで、集団の中で自然と中心的な立ち位置をとれる人物でしょう。
一方で心が疲れやすく、内心で悩みを抱えがちな一面もあります。
自分の感情やエネルギーも大切にすることで、その魅力はさらに輝きます。
この記事をきっかけに、自分自身やENFJ男性への理解を深め、よりよい人間関係に役立ててみてくださいね。
