ENFJの特徴は？好感度モンスターの魅力やカリスマ性に迫る！

ENFJは、MBTIの16の性格タイプの1つで「主人公型」として知られています。

ENFJタイプは「外向的」「直感的」「感情的」「計画的」という特性を持っています。

他者をサポートしながら、社会に貢献することに喜びを感じる性格です。

以下では、ENFJの特徴や強み、課題、適職について紹介します。

ENFJの特徴

ENFJは他者のために力を尽くし、理想に向かって周囲をリードするタイプです。

人と関わることにエネルギーを感じ、感情や直感に基づいて行動するため、社会の中でサポート役やリーダーシップを発揮することが得意です。

まずは、ENFJの特徴について画像で見てみましょう。

「主人公」と呼ばれるにふさわしい、人との調和を意識した優しいリーダーであることが窺えますね。

主な特徴は、以下の通りです。

共感力が高い
☆他者の感情を察知し共感する
☆相手が何を求めているのかを理解できる
☆相手のニーズに合わせてサポートする

人を巻き込むリーダーシップ
☆他者を惹きつけるリーダーシップを持つ
☆社会に貢献することを目指している
☆多くの人にポジティブな影響を与える

理想主義的である
☆理想や目標に向けて自分や他者を励ます
☆人や社会がより良くなることを目指す
☆そのために行動することに喜びを感じる

ENFJの長所

ENFJは他者のために行動できる点が大きな魅力です。

そのため、職場でもプライベートでも周囲にポジティブな影響を与えることができます。

以下が、ENFJの長所です。

優れたコミュニケーション能力
☆対話を通じて他者とつながることが得意
☆グループ活動で周囲との信頼関係を築きやすい

困難な状況でも冷静に対応
☆リーダーシップが求められる場面では冷静
☆他者を励ましグループ全体の士気を上げる
☆ピンチのときにも頼りにされる

人材育成や教育に長けている
☆他者の成長をサポートすることに喜びを感じ
☆教育分野やリーダーシップを発揮する職場が向いている
☆教育のためにあえて厳しくすることもある

ENFJの短所

ENFJの課題は、その「他者重視」の性格が行き過ぎることによって、生じることが多くあります。

たとえば、以下のようなものです。

自己犠牲的な一面
☆他者のために尽力し、自分のことを後回しにしすぎる
☆気がついたときには疲れ切ってしまっている

押し付けがちになることがある
☆理想主義が強く自分の意見を押し付けてしまうことがある
☆自分の意見が通らないと不満を感じることがある

他人の感情に影響されやすい
☆他者の感情や問題に引き込まれやすい
☆他者のストレスや悲しみまで抱え込んでしまう
☆他人の問題に干渉しすぎることがある

ENFJに向いている職業

ENFJは人と関わり、社会に貢献する職業に向いています。

特に、コミュニケーション能力やリーダーシップが求められる場面でその力を発揮するでしょう。

職業	特徴と適性
カウンセラー	人に寄り添い、支援する力に優れている 相談者の成長を導く能力が発揮される
教師	生徒一人ひとりに対する思いやりがある 学びと自己成長をサポートすることに適している
人事担当者	社員の成長や組織文化の調整に関わる業務で、 人間関係を大切にするENFJの強みが活きる
ソーシャルワーカー	福祉や支援を通してコミュニティに貢献する仕事で、 人々の生活を改善する役割を担う
マーケティング担当者	他者の視点に立って考えられるため、 消費者のニーズを理解し共感を引き出す マーケティングが得意

ENFJの人間関係

ENFJは他者の気持ちに敏感であるため、友人や家族、同僚との関係を大切にします。

関係を築くことが得意で、特に親しい人の悩みや問題に寄り添い、共感を持って対応します。

そのためENFJは信頼されやすく、困難な状況でも周囲に良い影響を与えようとするでしょう。

具体的にENFJがどのように人間関係を構築するか、見ていきましょう。

相手を思いやるコミュニケーション

ENFJは、相手の気持ちや状況を敏感に察知し、それに合わせたコミュニケーションを取るのが得意です。

相手が何を必要としているかを考え、具体的な言葉や行動でサポートします。

このため、ENFJは「話していて安心する人」として信頼されることが多いんです。

また感情的なサポートにも長けており、困難な状況にいる人を優しく励ます力を持っています。

チームをまとめる

ENFJはリーダーシップを発揮し、人々を一つの目標に向かって団結させるのが得意です。

個々の強みを理解し、それを最大限に活かす環境を作ります。

また誰一人として孤立しないよう配慮し、全員が安心して力を発揮できる場を提供するのもENFJならでは。

このような姿勢により、チーム全体の信頼を得て一体感のある人間関係を築くのが得意ですよ。

相手の成長を促すサポート

ENFJは、人々の潜在能力や可能性を引き出す力があります。

特に相手が自分で気づいていない強みを見つけ、それを活かせるよう導くのが得意。

このため、ENFJは教育やカウンセリングの分野で力を発揮することが多いのです。

相手の成功を心から喜び、その過程を全力で支える姿勢が、人間関係を深めるコツでしょう。

対立を避け調和を重んじる

ENFJは、対立や不和を極力避けようとします。

問題が発生した場合でも、双方が納得できる解決策を模索し、調和を保つことに努めるタイプ。

争いが起きそうな場面では、先回りして誤解を解消したり、雰囲気を和らげたりすることも得意なんです。

このような調整力により、円滑な人間関係を維持するのが得意ですよ。

深い信頼関係を築こうと努力する

ENFJは、信頼関係を築くために努力を惜しみません。

相手の話に真剣に耳を傾け、その人の価値観やニーズを深く理解しようとします。

また自分自身もオープンに接し、誠実な姿勢を見せることで、相手に安心感を与えるでしょう。

このようなアプローチは、長期的で安定した人間関係を築く上で大いに役立ちますよ。

ENFJがより生きやすくなるには

ENFJがより生きやすく感じるためには、以下の点に気を付けることが重要です。

ENFJは他者をサポートすることに重きを置く性格ですが、自己管理やバランスが欠かせません。

次のことを意識してみてくださいね。

自分の限界を認識する

ENFJは非常に他者思いで、周囲の人々の問題を自分のもののように感じがち。

そのため、過度に自分を犠牲にしてしまうことがあるかもしれません。

自分の限界をしっかり認識し、無理をせずに休息を取ることが大切ですよ。

優先順位をつける

ENFJは他者のニーズに応じて動くことが多いため、自分の時間やエネルギーの使い方を管理するスキルが必要です。

たとえば他人の恋愛相談にばかり乗って、自分の恋愛がおろそかになっていませんか？

同僚の仕事を手伝ってばかりで、自分の仕事が終わらないことはありませんか？

何が最も重要かを意識し、優先順位をつけることで、効率よく過ごせるようになるでしょう。

批判を受け入れる

ENFJは他者に尽力する一方で、過度に責任を感じすぎることがあります。

批判に敏感になりがちですが、建設的なフィードバックを冷静に受け入れることで、自分を成長させることができるでしょう。

批判されたとしても、それはあなたの人格自体が否定されたわけではありません。

あなたが行った一部のやり方や、特定の考え方のみ、刺さらない人もいるでしょう。

生きていれば誰かから批判されることは当たり前だと思って、スルーする力や成長に変える強さも持ち合わせると良いでしょう。

感情のバランスを取る

感情的なバランスを取ることは、ENFJにとって非常に重要です。

他者の感情に共感しつつ、自分自身の感情も大切にすることが、健全な人間関係と自己満足に繋がりますよ。

自己充実を意識する

ENFJは他者に多くのエネルギーを注ぎますが、自分の趣味や好きなことにも時間を使うことが大切です。

自己充実を意識して、個人の成長と幸せを追求することが、ENFJがより生きやすく感じるために重要です。

他者との深い繋がりを大切にしながら、自分自身のケアとバランスも取ることで、より充実した生活を送ることができるでしょう。

まとめ

ENFJは他者と積極的に関わり、共感力とリーダーシップを発揮して、社会や組織に貢献できるタイプです。

他者の成長をサポートし、目標に向けて人を動かす力を持っているため、教育職や人材育成の分野でそのスキルが最大限に発揮されます。

しかし、自己犠牲的になりすぎないよう適度に自分の時間を確保し、バランスを保つことが重要です。