ISFPは、自分から連絡しないタイプといわれているようです。
そのためか、恋愛や友人関係で誤解されやすい一面も。
静かで穏やかな印象の一方で、心の中には繊細で豊かな感性が根づいており、相手との距離感や心の安全を大切にするISFP。
だからこそ、自分から頻繁にメッセージを送らないという特徴が表れているのでしょう。
そこでこの記事では、ISFPが自分から連絡しない理由や心理、連絡頻度に関する誤解を、解きほぐしていきます。
恋愛関係や日常生活で、スムーズなコミュニケーションを築くための理解を深めていきましょう。
周囲のISFPとよりよい関係を築きたい人や、ISFPご本人にとっても、役立つ記事となっています。
ISFPは自分から連絡しないって本当？
ISFPが自分から連絡しないといわれているようですが、それはあながち間違いではないといえます。
相手に対し「無関心」に見えるほど、連絡が少ないこともあるようなんです。
しかし、それは決して相手に興味がないわけではありません。
自分の気持ちを落ち着いて整理したうえで、行動に移したいという内向的な性質に結びついています。
ISFPは日常の中で、外部からの刺激を受けやすく、繊細で、気持ちの処理に時間がかかるタイプ。
だからこそ、メッセージを返すこと自体にエネルギーを必要とすることがあるのです。
そのため、やりとりが義務になってしまうと負担を感じ、連絡すること自体をやめてしまうのですね。
連絡マメじゃなくてごめんね…💦
ISFPなりに理由があるから、理解してもらえると嬉しいな
気持ちの整理に時間がかかるから
ISFPはS（感覚型）でありながら、内向的感覚を通して「今、自分が何をしたいか」「どんな気分でいたいか」を重視します。
連絡を返さなければいけないときや、自分から連絡したほうがよいときであっても、自分の感情と一致していなければ、後回しにするでしょう。
無理をして連絡するよりも、自分の気持ちが整うまで、静かに時間を置こうとするからです。
これは、相手を軽視しているわけではなく、自然体でいたいというISFPの誠実さの現れなのです。
また、言葉選びも慎重で、心からのメッセージを送りたいと考えるISFPは、連絡を急ぎません。
それよりも、時間をかけて丁寧に返したい気持ちが勝つのですね。
相手に迷惑をかけたくないから
ISFPは優しく、周囲に不必要な負担をかけたくないという気持ちが強いタイプです。
そのため、必要以上にメッセージを送って、相手の時間を奪ってしまうことを気にしています。
自分から連絡しないのは、そういった理由もあるのですね。
また、相手の忙しさや負担を察し、連絡頻度を控えめにすることも。
一見、相手に興味がないと誤解されやすいのですが、実は相手を思いやるがゆえの行動なんです。
連絡すること自体に疲れるから
E（外向型）とは異なり、ISFPはコミュニケーションをこなせばこなすほど、心が疲れてしまいます。
直接の対話ではなく、メッセージだったとしても、返す内容を考え続ること自体がストレスとなることがあります。
そうすると、本来のペースを乱してしまい、連絡すること自体をやめてしまうことも。
ISFPにとって心の平穏は大切であり、連絡の頻度を自分のペースに合わせたいのです。
決して相手への関心がないわけではなく、むしろ心を許した相手にほど、無理せず自然体で向き合う傾向が強くなるでしょう。
ISFPが恋愛するときの連絡頻度
恋愛において、ISFPは穏やかで誠実です。
しかし、連絡の頻度だけを見ると冷たく感じたり、相手に関心がないように思われがち。
連絡が少ないことは、必ずしも愛情の少なさを意味しているわけではなく、むしろ相手を気遣っているケースもありますよ。
ISFPなりの深い愛情を、静かに育んでいきたいという意識の表れかもしれません。
では、ISFPが恋愛したときの行動パターンを見てみましょう。
ISFPと恋愛関係になりたい人はぜひ理解し、良好な関係を築いてくださいね。
メッセージより会って愛を育みたい
ISFPはメッセージでのやりとりよりも、実際に会って話したり、ただそばにいたりしながら、愛情を表現します。
文字でのコミュニケーションは慎重になりやすく、声のトーンなどもわかりにくいため、自分の思いを的確に伝えられているか不安を感じることもありますよね。
I（内向型）で、メッセージ上でもテンションが高いわけではないISFPだからこそ、無理に言葉を積み重ねるよりも、一緒に過ごす時間を大事にするのです。
一緒にいる時間も、決してハイテンションというわけではありませんが、静かに愛情を示すでしょう。
そのほうが自然で心地よいと感じ、言葉が少なくても、大きな愛情を持っていることがありますよ。
ISFPは内向型だけど、S（感覚型）でもあるから、メッセージ上よりも実際に会って話すほうが好きかも
連絡は少ないが大切に思っている
ISFPは、メッセージをする前に自分の気持ちを整理するため、時間がかかることがあります。
しかし、それは相手への気持ちが揺らいでいるからではなく、丁寧に返したいという誠実さから来るもの。
一度信頼した相手には深い情を持つため、連絡頻度が低くても、気持ちは安定しているのです。
むしろ「相手に不安を与えたくない」という気持ちから、落ち着いたときににしっかり返信しようと考えています。
連絡を強制されるとだんまり
ISFPにとって、連絡を強制されることはストレスになります。
特に連絡頻度は、自分のペースで行いたいと思うのがISFPの特徴。
「〇時に必ず連絡して」「毎日仕事が終わったら連絡して」と、頻度まで決めつけられるのは苦痛に感じるでしょう。
強制することで、ISFPは逆に距離を置きたくなってしまうかもしれません。
自分のペースを大切にするISFPは、プレッシャーを感じると心を閉ざしてしまうため、適切な距離感で見守ることが大切ですよ。
ISFPが自然体でいられる環境を整えることが、ISFPとの関係を長く続ける秘訣です。
ISFPが自分から連絡するのはどんなとき？
ISFPは自分から連絡しないといわれますが、みずから連絡したくなることもあります。
珍しく積極的にメッセージを送る場面には、明確な心理的変化が存在しているようです。
ふだんは静かなタイプだからこそ、その変化には特別な意味があるのです。
安心感と信頼を寄せている相手
人見知りの傾向が強く、心を開くまでに時間がかかるISFP。
しかし、相手に対し「安心できる存在」と認識できれば、自分から連絡する頻度が増えていきます。
無理をしなくても良い相手であると感じられたとき、言葉でのやりとりにも気負いがなくなり、ゆったりペースで交流を楽しめるようになるのです。
そのため、ISFPからの自発的な連絡は「信頼の証」といえるでしょう。
伝えたいことがあったとき
ISFPはふだん、自分の感情を深いところにしまい込んでいるタイプです。
そのため、気持ちを共有したいと感じる瞬間は特別なんです。
きれいなものを見たときや、嬉しいできごとがあったとき、ふと「この人に伝えたい」と思い連絡することがあります。
これは、ISFPにとってその相手が、自分の世界の一部になっている証。
自分から連絡をしないISFPにとっては、大きな意味を持つ行動なのです。
「この人に伝えたい」に選ばれるって、ものすごい特別感だね♡
相手を思いやっているとき
ISFPはF（感情型）のため、細やかな気遣いを自然に行えるタイプです。
相手の状況や、気持ちを察する能力も高いでしょう。
たとえば、相手が落ち込んでいそうなときや、不安を抱えていそうなとき、そっと連絡を入れて励まそうとするかもしれません。
ISFPがこのような行動に出るとき、自分のペースよりも相手の感情を優先して行動しているということです。
相手に連絡するという形で、ISFPのやわらかな優しさが表れています。
ISFPとの連絡をスムーズにするために
ISFPと恋愛をしたい人や、すでにしている人は、連絡をスムーズにしたいと思っているかもしれませんね。
ISFPとの連絡がスムーズにいくかどうかは、相手がどれだけ安心できるかに左右されます。
相手がISFPならば、連絡頻度を強制するのではなく、自然体で関われる関係を築くことが重要ですよ。
プレッシャーをかけず距離感を大切に
ISFPはP（知覚型）のため、強制や束縛を嫌います。
自分のペースを守れる環境でこそ、本来の優しさや自由さを発揮できるのです。
そのため、連絡頻度を強制したりプレッシャーをかけたりするのは、逆効果になるでしょう。
距離を置く要因にもなりかねません。
自然に連絡が増えていくのを見守りながら、相手のリズムに合わせた関係性を保ちましょう。
心地よい連絡手段を選ぶ
ISFPは、急がず丁寧で、落ち着いたコミュニケーションを好みます。
そのため、感情的な言葉や急かすメッセージは苦手です。
優しい言葉遣いや、穏やかなトーンを心がけることで、ISFPが安心して返信しやすくなるでしょう。
また、長文よりもやわらかで簡潔なメッセージのほうが、受け取りやすいことが多いのも特徴です。
長文は苦手なので、スタンプや絵文字を駆使してポップなメッセージにしてほしいな♡
会って過ごす時間を重視する
ISFPはテキストメッセージよりも、直接会って一緒に過ごす時間を大事にします。
そのため、会話の多さや盛り上がりよりも、質の高い時間を提供することが大切です。
そのようにして関係性が深まれば、連絡する際の疲れやストレスが減少し、頻度が上がる可能性があるでしょう。
一緒に穏やかな時間を過ごせる相手であると感じたとき、ISFPは自然と心を開きます。
ISFPが自分から連絡しない理由
ISFPが自分から連絡しないとき、それが自然な沈黙なのか、それともストレスなのかを見極めましょう。
もしかすると、なんらかの原因で距離を置きたい気持ちの表れなのかもしれません。
ISFPは、直接的に不満を言わないため、何を考えているのか分かりづらいことがあるでしょう。
そのため、無意識に出すサインを理解して接することで、関係を守りやすくなりますよ。
一時的にエネルギー切れしている
ISFPは繊細なタイプなので、日常の刺激を受けやすいでしょう。
心が疲れると、1人でゆっくり休む時間が必要になります。
この場合、連絡が途絶えても、ほとんどの場合は一時的なものです。
心身ともに回復すれば、また自然に連絡を再開できるでしょう。
それでも「元気なら連絡ぐらい返してよ」と無理に催促せず、回復を待ちましょう。
基本的にマイペースで気分屋なので、これはよくある♡
直前の行動を気にしている
ISFPは相手の気持ちに敏感で、少しでも相手を傷つけたと感じると、自分から距離を置いてしまうことがあります。
この場合は、優しく安心できるメッセージを送ることで、ISFPが再び心を開きやすくなるでしょう。
ただし、責めるような言い方や感情的な言葉は逆効果です。
連絡がほしい気持ちを伝えながらも、ISFPの気持ちが整理できるまで待つ旨もいっしょに伝えてあげましょう。
不安な気持ちを持っている
ISFPは、メンタルが弱っているときや不安を抱えているとき、連絡がさらに少なくなる傾向があります。
これは相手を信頼している証であり、心を整えようとする姿勢でもあるでしょう。
しかし、なんらかの要因で不安感を抱いているということですから、フォローアップが必要なことに変わりありません。
このような場合でも連絡を強制せず、優しく包み込んであげましょう。
ISFPが安心することができれば、コミュニケーションを再開しやすくなります。
まとめ
ISFPが自分から連絡しないのは、無関心というわけではありません。
自分の気持ちを大切にする性質に根ざした行動なのです。
恋愛や友人関係において、冷たく見えたり誤解されたりしやすいものの、実は丁寧で、誠実な優しさを持っています。
強制したり無理をさせたりすることなく、安心できる距離感を保ってあげましょう。
ISFPは自然と自分のペースで心を開き、連絡も増えていきます。
