MBTI診断でENFP(広報運動家)もしくはESFP(エンターテイナー)と診断された人は、この2つの違いについて気になったことがあるのではないでしょうか?
ENFPとESFPは性格も特徴も似ていて、一見同じような性格タイプに見えます。
実際に、ENFPとESFPには共通点が多く相性も良い組み合わせです。
では、ENFPとESFPがどのように違うのかを解説していきましょう。

今日はあたしたちがこの記事をナビゲートするよ~☆

陽キャ同士だからうるさくなるかもだけど、みんなも楽しみながら読んでね♡
この記事では、ENFPとESFPの違いをより分かりやすくするために、
ENFP:緑色
ESFP:黄色
という色分けをして記述していきます。

ENFPとESFPの違いは?
ENFPとESFPは似ているといわれますが、実際には違う点があります。
この2タイプがMBTIのアルファベット上で違うのは、NとSという要素です。

NとSの違いは上級レベルで、なかなかわかりにくいよね
NとSの違いについてくわしく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
それではここから、ENFPとESFPの具体的な違いを10ヶ所挙げていきましょう。
情報の受け取り方
ENFPは抽象的で未来志向の情報を重視し、可能性や潜在的なアイデアに惹かれます。
一方、ESFPは現実的で具体的な情報に敏感で、今この瞬間に起きていることに集中します。
たとえば、ENFPとESFPがともにプロジェクトを進行するとしましょう。
ENFPは、新しいプロジェクトのビジョンを描き計画を立てるのが得意。
そしてESFPは、そのプロジェクトの具体的な実行方法を見つけるのに長けています。

ENFPは、1つのアイデアから未来や可能性を想像するよ

ESFPは、そのアイデアにだけ注目して「今この瞬間」に集中するよ
意思決定の基準
ENFPは価値観や理想に基づいて意思決定をし、感情や直感を重視します。
一方、ESFPは現実や即効性に焦点を当て、目の前の状況に応じて柔軟に判断します。
たとえば、ENFPとESFPが新しい趣味を始めるかどうか迷っているとしましょう。
ENFPは「これは将来にどう役立つか」と考え、ESFPは「これが今役立つかどうか」を重視します。
社交スタイル
ENFPは深い対話や将来の可能性についての議論を好み、人間関係の成長を求めます。
一方、ESFPは楽しい体験や実際の活動を通じて、他人とつながるのを楽しみます。
ENFPは、哲学的な会話で絆を深めるのが得意。
ESFPは、パーティーやイベントで人気者になるタイプです。

ここが勘違いされやすいよね!
ENFPは陽キャだけど、話すとしっかり者っていわれるんだよ

ESFPはとにかく目立ちたい!
自分が注目されて、みんなが楽しんだり笑顔になってくれたりするのが幸せだよ
適応力と計画性
ENFPはアイデアを多く生み出すものの、時に計画を立てるのが苦手なことがあります。
一方、ESFPは瞬時に行動を起こす能力があり、適応力が高いタイプです。
何かを始めたい時、ENFPは「いつかやってみたいな」と考え、ESFPは「今やろう!」と即行動します。
ストレスの対処方法
ENFPは孤立や退屈な作業でストレスを感じやすく、新しい刺激や自由を求めます。
一方、ESFPは対立や感情的な負担にストレスを感じやすく、楽しい体験で気を紛らわす傾向があります。
ストレス発散方法も微妙に違うところがあります。
ENFPは旅行や新しい趣味でリフレッシュしますが、ESFPは友人と遊ぶことで気分転換します。

ENFPは刺激を求める!

ESFPは友達を求める!
創造性の方向性
ENFPは、新しいコンセプトや抽象的なアイデアを考案するのが得意です。
一方、ESFPは創造性を具体的な形にするのが得意で、視覚的なセンスや芸術的な表現力に秀でています。
たとえば、ENFPとESFPがともに舞台を作り上げるとしましょう。
ENFPは、ストーリーや理論を生み出すのが得意。
ESFPは、舞台やデザインなど視覚的な芸術で輝くでしょう。

2人で幼稚園の先生になれちゃうかも☆

お遊戯会の役割分担、バッチリだね!
長期的な目標と短期的な楽しみ
ENFPは未来志向で、長期的な目標やビジョンを追求します。
一方、ESFPは現在を最大限に楽しむことを優先し、短期的な満足感を求めます。
将来について考えたとき、ENFPは「5年後にこうなりたい」と考えるでしょう。
一方のESFPは「未来はよくわからないが、今を楽しみながら将来に向かっていけたらいい」と考えます。
人間関係の深さ
ENFPは深く感情的なつながりや理解を求めますが、ESFPは軽快で楽しい関係を築くのを得意とします。
交友関係でいうと、ENFPは「狭く深い」タイプ、ESFPは「広く浅い」タイプであることが多いでしょう。
学び方の違い
ENFPは、概念的で多角的な学び方を好みます。
一方、ESFPは実践的で経験に基づいた学びを好みます。
ENFPは哲学や心理学という、概念的で答えのない分野に興味を持つことが多く、ESFPはスポーツや芸術を通じて学ぶのを楽しみます。

ENFPは「考える」ESFPは「動く」って感じだね!
コミュニケーションのスタイル
ENFPは比喩や抽象的な表現を多用するのに対し、ESFPは具体的でわかりやすい話し方をします。
語り方の特徴でいうと、ENFPは「可能性」について語るのが得意です。
そしてESFPは、実際のエピソードや体験談を語るのが得意です。

やっぱり一番の違いはENFP=未来志向、ESFP=現実的ってところだね

それってそんなに違うかな?って思ったけど、10個の違いを見るとあたしたちの考え方って対照的なんだね!
【N】と【S】の違いを具体的に解説!
ENFPとESFPの違いでもっとも大きいのは、MBTIのアルファベットにある【N】(直観型)と【S】(感覚型)という部分です。
【N】と【S】は、情報の受け取り方において重要な違いを示します。

【N】と【S】の違いは、MBTIの中でも分かりにくい部分の1つだよね。
具体的にどんな部分が違うのか、掘り下げてみよう!
\ こちらでくわしく解説!/
【一覧表】NとSの違い
まず【N】と【S】の違いを一覧表で見てみましょう。
特性 | 直観(N) | 感覚(S) |
---|---|---|
情報の焦点 | 潜在的な可能性や全体像を重視 | 現実的で具体的な事実を重視 |
思考のスタイル | 抽象的、理論的 | 実際的、現実的 |
学びの方法 | 概念や理論を探求 | 体験や実践を通じて学ぶ |
興味の方向性 | 未来やアイデア | 今この瞬間や具体的な事実 |
コミュニケーション | 比喩や象徴的な表現を好む | 具体的で直接的な表現を好む |
それでは【N】と【S】の違いを具体的に掘り下げてみます。
N(直観型:Intuition)とは?
【N】は直観型といい、簡単に言うと「未来志向」「理想主義」という性格に当てはまります。
「直観」という日本語の意味
「直観」とは、物事の本質や全体像を直感的に理解することを指します。
理屈や具体的な事例ではなく、直感的に浮かんでくる可能性や概念を捉える能力です。
直観型(MBTIでいう【N】)の人は、1つのアイデアからさまざまなアイデアを生み出すことができるので「アイデアマン」といわれています。
ただ、多種多様なアイデアが浮かぶので、1つ1つにディテールはなく、ふわっとしていることがあります。
N(直観型)の特徴
【N】(直観型)の人は、以下の特徴を持っています。
抽象的な思考
未来の可能性や潜在的なアイデアに注目する。
例:ものごとの「裏」にある原因や意味を考えるのが得意。
大局的な視点
全体像を重視し、細かい部分にはあまりこだわらない。
例:複雑な概念をシンプルに捉える。
未来志向と理想主義
新しいアイデアや未踏の可能性を追求する傾向がある。
例:新しい方法や未来のビジョンを描くのが得意。

【N】(直観型)の人は物事をざっくり捉えるので、適当とかズボラっていわれることが多いかも(笑)
S(感覚型:Sensing)とは?
【S】は感覚型といい、簡単に言うと「詳細思考」「現実主義」という性格に当てはまります。
「感覚」という日本語の意味
「感覚」とは、五感を通じて現実を直接認識することを指します。
実際に目で見たり、触れたりする具体的な事実や経験を重視します。
感覚型(MBTIでいう【S】)の人は、実際に自分が経験した「過去」や、今自分が生きている「現在」を信用します。
しかし「未来」はまだ自分で経験していないので、感覚型の人にとっては信用ならぬものなのです。

未来を描いてアイデアを生み出す【N】の人とは対照的だね!
たとえば、目の前にリンゴの木があったとしましょう。
【S】(感覚型)の人は「リンゴがある」という事実に注目し、リンゴの数を数えたり「おいしそうなリンゴだな」と思ったりします。
一方【N】(直観型)の人は「このリンゴを売ったらいくらになるだろう」「このリンゴは何ていう種類何だろう」と考えます。
S(感覚型)の特徴
【S】(感覚型)の人は、以下の特徴を持っています。
具体的な情報を重視
目に見える事実やデータを優先する。
例:五感で捉えた現実を基に意思決定を行う。
現実志向
「今ここに生きていること」に集中し、即時的な実行力を持つ。
例:目の前の課題や目標を、一つ一つ達成することに喜びを感じる。
実用性と実践的な学び
実際の経験を通じて学ぶのを好む。
例:試行錯誤を通じてスキルを磨くのが得意。

【S】(感覚型)の人は、考えるよりも手を動かすタイプだよ!
ENFPとESFPはなぜ似ている?
ENFPとESFPは、MBTIの結果を行き来する人がいるほど似通っています。
【N】(直観型)と【S】(感覚型)という大きな違いはあるものの、全体的に見ると似た者同士ですよね。
なぜここまで似ているのでしょうか?
外向的で人と関わるのが好き
両タイプとも社交的で、新しい人々と交流することに喜びを感じます。
エネルギッシュな性格が似ているため、一見すると違いが分かりにくいですね。
感情を重視する傾向
ENFPとESFPはどちらも感情を大切にし、他人の気持ちに敏感です。
共感能力が高く、人間関係を重視する点で共通しています。
即興性と柔軟性
両者とも計画を立てるよりも、状況に応じた柔軟な行動が得意です。
これにより、即興的な活動や冒険を楽しむ姿が似ているのですね。
楽観的で前向きな性格
ENFPもESFPもポジティブで楽観的な性格を持ち、困難な状況でも希望を見出す傾向があります。
周囲を明るくする存在として見られるでしょう。
新しい体験への好奇心
新しいことに対する好奇心が強く、冒険心があります。
これにより、常に刺激を求めて行動する姿が共通しています。

考え方は違うかもしれないけど、行動傾向は似てるから相性もいいよね♪

MBTIの中で、一番近いものを感じるのがENFPちゃんだよ☆
ENFPとESFPの結果を行き来する理由は?

MBTI診断をした人の中には、ENFPとESFPの結果を行き来している人もいるのではないでしょうか。
ENFPとESFPは似ているため、診断するたびに両方の結果が出ることがあるかもしれません。
ENFPとESFPの診断結果を行き来する理由として、以下の点が考えられます。
外向的特性の共通点
ENFPもESFPも外向型で、新しい人や経験に対してオープンで積極的です。
この共通点が強いため、質問への回答次第で結果が揺れることがあります。
柔軟性の高さ
両者とも柔軟で、状況に応じて異なる側面を見せることが多いため、回答の文脈によって結果が変わる可能性があります。
感情と実用性のバランス
ENFPは価値観を重視し、ESFPは実用性を重視します。
回答者が一部の質問で両方の視点を持つと、診断結果が交差することがあるでしょう。
自己認識の曖昧さ
質問に対する回答が、自己認識や状況に依存する場合、どちらのタイプとも取れる回答になるかもしれません。
特に、質問の文脈を具体的にイメージしづらいときに起こります。
検査そのものの構造
MBTI診断は傾向を示すツールであり、個人の性格が必ず一方に固定されるわけではありません。
ENFPとESFPのように性質が似たタイプ間では、診断精度の限界が影響する場合もあります。

ENFPとESFPは似ているからこそ、どちらの視点も持ち合わせている可能性があるよ!
そうすると、診断するたびに結果が違うことも。
まとめ
ENFPとESFPの違いについて解説しました。
ENFPとESFPは、MBTI診断の中でも特に似ているタイプとして知られていますよね。
明るく優しくエネルギッシュな性格は、どこにいても自然と目立つタイプでしょう。
しかし、ENFPとESFPはその考え方や人間関係の築き方などで、大きな違いがありました。
それでも共通点のほうが多いので、MBTI診断をするたびにENFPとESFPを行き来する人もいるようです。
本記事を読んだあなたは、ENFPとESFPのどちらに共感できましたか?
ぜひコメントで教えてくださいね!