【ISFP×ESFP】相性は？心優しい似た者同士だけど意外な注意点も

ISFPとESFPは、一見すると「正反対」のような2タイプです。

ISFPは内向的で、自分の世界を大切にするアーティスト気質。

ESFPは、場を盛り上げるムードメーカー。

しかし、そんな2人だからこそ補い合える部分がたくさんあります。

この記事では、ISFPとESFPの相性をわかりやすく解説し、実際の体験談をインタビュー形式でお届けします。

静かな癒しと、明るいエネルギーが交わるとどのような相性になるのか、見てみましょう！

ISFPとESFPの基本的な相性

ISFPとESFPは、表面的には似た者同士に見えます。

しかし、内面においては大きな違いもある組み合わせなんです。

ここでは、2人の相性のベースを整理していきましょう。

自由を愛する価値観が共通している

ISFPとESFPに共通するのは、自由を大切にする価値観です。

2人とも束縛を嫌い、型にはまらないライフスタイルを好みます。

そのため、一緒にいると窮屈さを感じにくく、お互いを尊重する関係を築きやすいでしょう。

たとえば一緒に旅行をするにしても、決められたスケジュールに従うよりも、行きたいところに行くのが好きな2人。

その場のノリや気分で行き先を決めたり、歩いていて興味を持ったお店に立ち寄ったり、流れに身をまかせる自由な旅を楽しめるでしょう。

この、今を楽しむ考え方は双方のS（感覚型）という要素によるもの。

2人の関係をスムーズに進める鍵となり、基本的な価値観が合う理由でもありますよ。

＼ NとSの違いはこちらを参考に！／

控えめさと社交性のバランスが良い

ISFPは、控えめで静かな雰囲気を持ちます。

あまり自分から、人前でアピールすることはありません。

一方、ESFPは対照的に明るく社交的で、人を楽しませることが得意。

つまり、ISFPが後ろからそっと支えるように存在するのに対し、ESFPは人前で輝くタイプなんです。

お互いの得意分野が違うため、バランスの取れた関係になりやすいでしょう。

ただし、ESFPが「もっと明るく！」「楽しもう！」と押しすぎると、ISFPが負担を感じてしまうこともあります。

相性の総合評価は？

ISFPとESFPの総合的な相性は、どのように評価できるのでしょうか。

以下の表は、ISFPとESFPの相性を簡単にまとめたものです。

項目	相性度	ポイント
恋愛	★★★★☆	一緒に楽しむ力は抜群。 ただしペースの違いに注意。
友情	★★★★★	気取らず自然体でいられる関係。
仕事	★★★☆☆	楽しさを優先しすぎると計画性を欠く場合あり。
長続き度	★★★★☆	違いを理解できれば長期的にも安定。

恋愛におけるISFPとESFPの相性

恋愛におけるISFPとESFPは、楽しく華やかな時間を過ごせる関係です。

しかし、盛り上がりすぎて疲れることもあれば、逆に温度差を感じてすれ違うこともあるでしょう。

具体的に、ISFPとESFPの恋愛がどのように進行していくか見てみましょう。

ドキドキの初期相性

恋愛初期のISFPとESFPは、ほとんど一瞬で惹かれ合うことが多いでしょう。

ISFPはESFPの明るさに安心感を覚え、ESFPはISFPの落ち着きや柔らかい雰囲気に惹かれやすいといえます。

相手の違いが、自身にとっての新鮮な魅力として作用するため、自然に距離が縮まりやすいのですね。

デートをするにも、派手すぎず静かすぎず、バランスよく楽しめるでしょう。

関係が進んでからの課題

ISFPとESFPは、交際が長くなるにつれてすれ違いが起こる可能性が高くなります。

具体的には、ESFPが「もっと一緒にいたい」「一緒にお出かけしたい」という行動量と、ISFPの「1人の時間も大事にしたい」というスタンスに差が出てくるといえるでしょう。

たとえば、週末を丸ごと遊びに費やしたいESFPに対して、ISFPは「今日は家でのんびりしたい」と感じることがあるかもしれません。

お互いのペースを尊重しないと、小さな不満が積み重なる可能性があります。

長続きの秘訣

ISFPとESFPのカップルが関係を長続きさせるためには、相手に合わせすぎないことが重要です。

ISFPはI（内向型）で自分の意見を飲み込みがちですが、素直に伝えることを意識しましょう。

そしてESFPは、ISFPが大事にしたい個人的な時間を奪わないように、配慮することが必要です。

このバランスさえ意識すれば、2人はお互いを理解し合い、長期的にも幸せな関係を築くことができるでしょう。

友情におけるISFPとESFPの相性

友情関係では、ISFPとESFPは相性抜群です。

お互いに無理をせず自然体で過ごせるため、長続きしやすい組み合わせでしょう。

恋愛や仕事の相性と比べると、ISFPとESFPは友情相性がもっとも良いとされています。

一緒にいて居心地が良い

ISFPは、自分から積極的に話題を振るタイプではありません。

しかし、ESFPの優しさや社交性によって、会話が自然と盛り上がるでしょう。

一方でESFPは、ISFPの落ち着いた雰囲気に癒されることが多く、元気が出る存在と感じやすいでしょう。

派手な遊びから静かな時間まで、幅広く一緒に楽しめるのが2人の強みです。

衝突する場面も

友情でも、時にはすれ違いが生まれますよね。

ESFPが過度に遊びに誘いすぎたり、ISFPが窮屈になるような予定の組み方をすると、疲れさせてしまう可能性があります。

逆に、ISFPが消極的になりすぎると、ESFPは「楽しんでないのかな？」と不安になることもあるでしょう。

このバランスを意識することが大切です。

双方が相手に合わせようとするよりは、ISFPはESFPに対し「とにかく外で遊びたい人」だと理解し、ESFPはISFPに対し「1人の時間も大事にしたい人」だと理解しましょう。

お互いがそういうタイプなのだと理解するだけで、F（感情型）の要素を持った2人は、自然と相手にとって心地よい行動に出ることができるでしょう。

友情が長続きする理由

ISFPとESFPの友情が長続きしやすい理由は、相手に期待しすぎない点です。

ESFPは根が明るいので、相手が楽しいかどうかよりも、自分が楽しいかどうかでテンションが決まります。

そのため、相手が静かでも気にせず場を楽しむことができるのです。

そして、逆にISFPは、相手が騒いでいても「無理に合わせる必要はない」と感じることができるタイプです。

お互いに、無理をしないでいられる自然体な関係が、ISFPとESFPの友情が長続きする最大の魅力です。

価値観の違いと理解のポイント

ISFPとESFPは、似ている部分が多いものの、価値観の違いがすれ違いを生むこともあります。

ここでは、その違いと理解のポイントを解説していきましょう。

ISFPとESFPの関係性を円滑に築きたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

社交性の違い

ISFPは、少人数との深い関わりを大切にするタイプです。

それに対し、ESFPは多くの人と楽しく過ごすことを好みます。

たとえば飲み会やイベントで、ESFPは「大人数で楽しもう！」という考えで企画するかもしれませんが、ISFPは「気の合う人と少しの時間でいいのに…」という気持ちになるでしょう。

この違いを理解できるかどうかが、関係の安定に直結します。

場合によっては、ISFPがESFPの企画する飲み会に時々参加するだけにしたり、ESFPはISFPのいる飲み会をセッティングする際には人数を少なめにしたりなど、工夫してみてくださいね。

計画性の違い

ISFPはP（知覚型）で、一見マイペースに見えます。

というか、実際にとてもマイペースなのですが、自分なりのリズムを大切にするのです。

一方、ESFPはその場のノリを優先するため、とにかく行動が早くアクティブです。

一緒に出かけることがあれば、ISFPは

「行きたいところがあるからそこだけ予約したい」

「雨がふったら嫌だから屋内で観光できる場所にしたい」

など、自分が心地よいと思うスケジュール感を持っています。

それに対し、ESFPは「行き当たりばったりでも楽しいじゃん☆」と考えることが多いでしょう。

感情表現の違い

ESFPはE（外向型）のため、感情をストレートに表現します。

しかしISFPは控えめで、表に出すことが少ないタイプでしょう。

そのため、ESFPが「もっとリアクション欲しい！」と思う場面もあれば、ISFPが「そんなに喋れないから疲れる」と感じることもあります。

お互いに、社交性に関しては正反対なのだと理解し、歩み寄ることが大切ですよ。

ISFPとESFPが長続きする秘訣

恋愛でも友情でも言えることですが、ISFPとESFPが長続きするためには、お互いの違いを楽しむことが必要不可欠です。

ISFPとESFPは、MBTIの中で1文字しか違わず、基本的には似た者同士です。

しかし、社交性の部分（E or I）が違うというのは、性格の大部分において異なる考え方や接し方、コミュニケーション方法になる可能性があります。

そこをどのように受け止め、ポジティブに消化していくかが、相性のポイントになるでしょう。

お互いのペースを尊重する

ISFPは静かな時間や環境を好み、ESFPは活発で明るい環境を好みます。

これらは、ふだんの過ごし方やその人の性格に直接関係してくるので、ときにぶつかることがあるでしょう。

しかし、相手を自分と同じペースにさせるのではなく「違うからおもしろいんだ」と思えると、関係がスムーズに進みます。

休日の過ごし方を、お互いが無理をしないかたちにすり合わせるなど、小さな工夫で大きな違いが出てきますよ。

自分の本音を伝える

ISFPはI（内向型）で、言いたいことを飲み込みがち。

しかし、それでは不満が蓄積してしまいます。

小さなことでも言葉にして伝えることで、誤解を防ぐことができるでしょう。

はっきり言わなくても、ISFPらしく控えめに伝えたり、直接言いづらければメッセージで伝えたり、楽な方法を選ぶとよいですね。

一方、ESFPも自分の気持ちを伝えるだけでなく、相手がどう思っているかを確認する意識を持ちましょう。

ESFPはE（外向型）で、自分の思いをさまざまな感情に乗せて伝えるのが得意です。

しかし、相手がISFPだった場合、同じように気持ちを伝えるのが得意ではない可能性があります。

F（感情型）の強みを活かして、思いやりを持ってコミュニケーションをとりましょう。

違いを受け入れて楽しむ

ISFPとESFPは似た者同士ですが、似ている部分ばかりに注目するのではなく、自分とは違う部分をどう楽しむかに着目してみましょう。

それがお互いをより深く知る秘訣であり、また関係が長続きするポイントです。

ESFPの明るさをデートで活かしたり、ISFPの穏やかさを日々の癒しにしたりすることで、2人の関係はより強固になるでしょう。

ISFP♡ESFPカップルにインタビューしてみた

それではここで、実際にISFPとESFPという組み合わせで交際しているカップルに、お話を聞いてみることにしましょう。

インタビュアー：今日はよろしくお願いします！さっそくですが、お2人の出会いのきっかけは何でしたか？

ESFP彼女：友達に誘われたバーベキューで知り合いました。彼がお肉焼く担当で、わたしは盛り上げ部長的なポジションで。

ISFP彼氏：僕、別にお肉焼く担当じゃなかったんですよ（笑）でもみんな盛り上がってる中、誰も焼く人がいないみたいだったので、僕がやってました。

ESFP彼女：ずっと地道に焼いてたから、一緒に食べよ～って誘ったのが初めての会話だったよね？

ISFP彼氏：そうそう。僕めっちゃ人見知りで、バーベキューもなんで誘われたのかわからないぐらいだから（笑）彼女から声をかけてくれたのがきっかけですね。

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Q2. 第一印象はどうでした？

ISFP彼氏：彼女はすごく明るい人って感じでした。今まであまり関わったことのないタイプだったので、眩しかったですね。

ESFP彼女：私は、落ち着いてていいな～と思って声をかけました！テンション高くはないけど優しくて癒される感じ。

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Q3. 相性が良いと感じる瞬間は？

ESFP彼女：私はけっこう思いつきでいろいろ言っちゃうタイプなんですけど、基本的にぜんぶOKしてくれるところかな？

ISFP彼氏：たしかに突拍子もないことを言い出すんですけど、自分では思いつかないことばかりなので、彼女といると楽しいです。

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Q4. 合わないと感じる瞬間は？

ISFP彼氏：あー…人混みのイベントに連れ出されるときとかかな？花火大会とかフェスとか。

ESFP彼女：え～ごめん（笑）基本的には友達と行くんですけど、誰も行けないときは彼を引っ張って行きます！

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Q5. ケンカはしますか？

ESFP彼女：私がけっこう早口でまくし立てちゃうことがあるかも…

ISFP彼氏：僕は基本的に静かなので、ケンカもヒートアップはしないですかね。落ち着いてから「さっきはこう思った」って話すようにしてます。

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Q6. ISFP彼氏さんから見て、ESFP彼女の魅力は？

ISFP彼氏：場を一気に明るくしてくれるところ。自分にはないものだから尊敬してます。

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Q7. ESFP彼女さんから見て、ISFP彼氏の魅力は？

ESFP彼女：とにかく優しい！本当に優しい！

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Q8. 周囲からはどんなカップルと言われますか？

ESFP彼女：性格はぜんぜん違うけど、バランスがとれてる2人っていわれることが多いです。

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Q9. 将来について話したことはありますか？

ISFP彼氏：まだ、あまり具体的には…。でも、一緒に暮らしたら落ち着けそうだなって思います。

ESFP彼女：私はいつでも準備万端でーす♡

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Q10. 最後に、お互いにひとこと！

ESFP彼女：これからも私のわがままに付き合ってください♡

ISFP彼氏：無理のない範囲で頑張ります（笑）

まとめ

ISFPとESFPは、似ている部分が多いからこそ一緒にいて楽しく、自然体でいられる関係です。

しかし、似ているがゆえに衝突しやすい部分もあることがわかりました。

大切なのは、お互いに同じであることや似ている部分を求めるのではなく、違いを理解して楽しむこと。

それができれば、恋愛でも友情でも、長続きしやすい組み合わせとなるでしょう。