リーダー気質でバリバリと仕事をこなすENTJ。
恋愛をしても、その姿勢は変わらず「彼氏・彼女よりも仕事を優先している」と思われがちではないでしょうか?
実際、ENTJは効率や成果を大事にするため、恋愛面でも合理的に判断しやすいようです。
しかしそれは冷たいからではなく、将来を見据えた責任感の表れでもあるのです。
この記事では、ENTJが彼氏や彼女よりも仕事を優先する理由、それによる恋人関係でのバランスの取り方について、解説します。

ENTJが彼氏や彼女より仕事を優先する理由

ENTJは彼氏や彼女がいても、仕事を優先する傾向があるようです。
それは事実なのでしょうか?
それとも、そのように見えているだけなのでしょうか?
なぜ「ENTJの人は恋愛より仕事が大事」だと思われるのか、理由を見てみましょう。
成果主義で常に目標志向だから
ENTJは「人生=目標達成」と考えるタイプ。
常に成果を出すことを第一に行動します。
恋愛をしていても、その姿勢は揺らぎません。
キャリアの成功が、自分の存在価値に直結していると感じているのです。
そのため、恋人との時間よりも仕事を優先するのは事実でしょう。
しかし、これは愛情不足ではなく「まず自分が成功して安定を築けば、恋人にも良い未来を与えられる」という信念の表れです。
仕事に没頭する姿は冷たく見えるかもしれません。
しかし、その裏には「愛する人のために」という思いが隠れていることがあります。
責任感があり将来設計をしているから
ENTJは責任感が強く、人生全体を戦略的に考えています。
恋愛においても、ENTJにとっては単なる楽しみではありません。
将来をともにするパートナーシップと捉えるため、短期的な感情よりも長期的な安定を優先するのです。
ENTJにとって仕事を優先することは、未来に安心や豊かさを築くための投資といえるでしょう。
そのため、恋人からすると「仕事ばかり」と映る一方で、ENTJ自身は「将来の2人のため」と、真剣に考えているかもしれません。

冷たく見えるかもしれないけど、恋人を軽視しているわけではなく、むしろ大切だからこそ頑張ってるんだよ
感情よりも合理性を重んじる
ENTJは、論理的で合理性を最優先する性格です。
感情に流されることを苦手とし、効率的に必要なことを重視するタイプでしょう。
そのため、恋人との関係でも「好き」という言葉を頻繁に伝えるよりも、安定した生活や行動で愛情を示そうとします。
しかし、感情表現が少ないことで「気持ちが伝わっていない」と誤解されやすい一面があるかもしれません。
ENTJ本人は誠実に行動しているつもりでも、恋人のMBTIタイプにとっては「冷たい」と映ることがあるでしょう。
合理性だけでなく、意識的に感情を伝える工夫が必要ですね。

ENTJなりの愛情の伝え方なんだね
ENTJは結婚や同棲を考えてる?

ENTJは仕事を優先しているように見えたり、相手からそう感じられ誤解を生んだりすることがあります。
しかし、実際には恋愛を軽視しているわけではありません。
むしろ、将来を見据えた真剣な関係を望んでいるからこそ、仕事に精を出し安定を築こうとしているのですね。
仮に、結婚や同棲を考えるタイミングだったとしても、一時のテンションや感情に流されることはありません。
それより、経済的な安定やキャリアの見通しを重視し、結婚や同棲をしたあとの生活に向けて着実に準備をするでしょう。

それゆえ、仕事を優先している期間があるのですね。
その時期は仕事一色に見えても、十分に基盤が整ったら結婚や同棲を進めたいと考えているケースもあるでしょう。
ENTJが仕事を優先するのは、未来にパートナーとの安定した生活を実現するための“準備期間”といえるのです。
ENTJのパートナーが感じやすい不満

恋人との関係を真剣に考えているからこそ、仕事を優先するENTJ。
そんなENTJの行動は合理的でも、パートナーにとっては寂しさにつながることもありますよね。
それでは「ENTJのパートナーが仕事を優先していると感じた瞬間」がどのようなときなのか、見てみましょう。
デートの優先順位が低い
ENTJは予定管理を徹底しているため、仕事のスケジュールが先に入ると、デートは後回しにすることが多いでしょう。
パートナーにとっては「自分より仕事のほうが大事なんだ」と感じ、疎外感につながるケースがあります。
ENTJ本人にとっては効率的な行動であっても、恋人にとっては「大切にされていない」と誤解しやすいかもしれません。

仕事のほうが先に入ったら、恋人の予定を断るのは普通だよ!と考える人もいれば「断れそうな仕事なら恋人を優先する」という人もいるからね
アドバイスが多い
ENTJは、自分や相手に問題が起きたとき「大変だったね」と寄り添うよりも「どう解決するか」を考えがち。
そのため、相手が落ち込んでいても「次はこうしてみたら?」「あれが原因だったんじゃない?」と、アドバイスを先にするかもしれません。
するとパートナーは「気持ちを分かってもらえない」と不満を抱きやすいでしょう。

合理的な姿勢は魅力ですが、気持ちに寄り添うべき場面もあります。
相手の性格によって、ENTJも柔軟に対応を変えられると良いですね。
連絡が事務的
ENTJは仕事が忙しい時期、メッセージが「今日遅くなる」「明日打ち合わせ」など、必要最低限になりやすいかもしれません。
パートナーからすると冷たく感じられ、まるで距離を置かれているような不安につながるでしょう。
ENTJにとっては効率重視でも、恋人にとっては愛情不足に映ってしまうのですね。

主導権を握りすぎる
ENTJは日常だけでなく、キャリア設計や人生計画にも強い意識を持っています。
そのためパートナーがいる場合、結婚や同棲の話も「いつ頃までに」「どんな条件で」と具体的に提案してくるでしょう。
相手によっては「自分の希望は聞いてもらえないのかな」と感じることがあります。
愛情があっても、主導権を握られすぎると不満につながりやすいのですね。

自分の計画を信じてるから、ちょっと強引になっちゃう♡笑
仕事と恋愛を切り替えない
仕事でリーダーシップを発揮することの多いENTJは、プライベートでもそのまま「指示型」になってしまうことがあります。
たとえばデートの段取りをすべて仕切ってしまったり、相手の意見を聞くべきところも独断で決めてしまったりしていませんか?
すると、パートナーは「自分の役割がない」と感じてしまうでしょう。
本人に悪気はなくても「常に上から目線」と受け取られることがあり、不満に発展します。
ENTJが恋愛でバランスを取るコツ

ENTJはエネルギッシュで行動力があり、恋愛においても積極的にリードするタイプです。
しかしその強さが、ときに相手を圧倒したり、自分のペースに巻き込んだりする形で表れ、関係に温度差を生むこともあるでしょう。
恋人との関係を心地よいものにするためには、ENTJの魅力であるリーダーシップ、そして相手への思いやりのバランスを取りましょう。
ここでは、ENTJが恋愛をより良いものにするための、3つのポイントをご紹介します。
主導権を握りすぎない
ENTJはリーダーシップがあり、つい恋愛でも主導権を握りたくなりますよね。
しかし常に自分のペースで進めてしまうと、相手が「置いていかれている」と感じやすいかもしれません。
デートの行き先や休日の過ごし方を、あえて相手に任せるようにしたり、一緒に決めたりする意識をしてみましょう。
相手が考えてくれた提案に乗るだけで、信頼関係が深まるかもしれませんし、ENTJ自身も新しい視点や発見があるかもしれませんよ。
感情表現を意識的に増やす
ENTJは合理的で、感情よりも行動や結果を優先しがち。
そのため、恋人は「冷たい」「本心がわかりにくい」と感じることがあるでしょう。
そこで意識したいのが、日常的に感謝や愛情を言葉にすることです。
ささいな行動でも「ありがとう」や「嬉しいよ」という言葉を返すだけで、相手の安心につながります。
普段は言わない言葉をあえて口にすることで、恋人との距離がぐっと縮まり、関係の温かさを保てるでしょう。

仕事とプライベートの境界を大切に
ENTJは仕事に情熱を注ぎすぎるがゆえ、彼氏や彼女を二の次にしてしまうことがあります。
その状態が長く続くと、恋愛や家庭とのバランスを崩すことになるかもしれません。
恋人との時間にも、常に仕事の話を持ち込んでしまっていませんか?
すると相手は「自分が優先されていない」と感じやすいでしょう。
できる限り、恋人と一緒にいる時間は「仕事を完全にオフにする時間」にすると良いですね。
その切り替えができることで、恋人は大切にされていると実感し、ENTJ自身も心のリフレッシュにつながります。

まとめ
ENTJが仕事を優先するのは、恋人を軽視しているからではありません。
「将来のための投資」という考え方が背景にあり、仕事に集中したい期間もあるのです。
ただし、恋人にとっては寂しさや不満の原因になりやすいのも事実。
ENTJが少し歩み寄り、恋人もENTJの特性を理解することで、仕事と愛情のバランスが取れた関係を築けるでしょう。