優しくて誠実、そして相手の気持ちにも敏感。
そんなINFPは、恋愛においても一途で深い想いを抱く人物です。
でもなぜか関係がこじれてしまったり、思いが伝わらなかったりと、うまくいかない恋に悩むことが多いのではないでしょうか?
「こんなに好きなのに、なぜうまくいかないの?」
そんなふうに、恋をすればするほど心が苦しくなってしまうINFPのあなたへ。
この記事では、INFPが恋愛でつまずきやすい5つの落とし穴をわかりやすく解説し、自分らしく恋を楽しむためのヒントをお届けします。

なぜINFPは恋愛がうまくいかないと感じる?

INFPは、恋愛に対してとても誠実でロマンチックな理想を抱いています。
「この人こそ運命の相手」と思えば全力で尽くし、心の奥深くから愛情を注ぐでしょう。
しかしその繊細さと一途さが、ときに相手とのすれ違いや誤解につながることがあります。
そして、恋愛がうまくいかないという悩みに変わってしまうことが考えられるんです。
具体的にどのような理由が考えられるのか、見てみましょう。
理想が高すぎるから
INFPは、恋愛に対して高い理想を持つタイプです。
「この人と出会った意味がある」
「この人は自分が本当に求めていた人なのか」
など、感情だけでなく意味や物語を求める傾向があります。
そのため、相手のちょっとした発言などからズレを感じた瞬間「あれ、違うかも…」と急に距離を取ってしまうこともあるでしょう。
このように、INFPは理想と現実のギャップに直面したとき、自分の感情をどう処理していいかわからなくなる傾向にあります。
本音で語り合えないから
INFPは繊細で傷つきやすい性格をしています。
それゆえ、自分の本音や感情を簡単には口にしません。
「こんなこと言ったら重いかな」
「嫌われたらどうしよう」
という思いから、自分の気持ちを心の中に閉じ込めてしまいがちです。
その結果、相手に「何を考えているのかわからない」と思われ、関係にすれ違いが生じることがあるかもしれません。
内面では深く相手を想っていても、それが伝わらなければ、恋愛はうまく進まないかもしれませんね。
「運命の相手」にこだわりすぎるから
INFPは恋愛に対し、意味や運命などを求めるタイプです。
「本当に特別な人としか深く関わりたくない」という思いが強いため、相手を慎重に見極めようとします。
これはINFPの誠実さであり、長所でもあるのですが「この人が運命の人か?」と問い続けすぎることで、せっかくのご縁を育てる前に終わらせてしまうこともあるでしょう。

相手と運命の赤い糸でつながっているのかどうか確かめたくて、深読みしすぎてしまったり、相手の何気ない発言で「運命じゃなかったんだ」と思ってしまったりします

もったいないよお~!お互い好きならハッピー♡
もっと気楽に考えよ~♡
感情を溜め込みすぎてしまうから
INFPは相手を思いやるあまり、自分の感情を後回しにしがちなタイプです。
傷ついてしまったとしても「言ったら気まずくなるかも」「相手に悪く思われたくない」と飲み込んでしまう傾向があります。
しかしその小さな我慢が積み重なると、ある日突然限界が来てしまうかもしれません。
「もう無理」
「なんか冷めたかも」
というふうに、一気に関係が崩れることも考えられます。
感情を抑えるのが必ずしも良いわけではありません。
思いを適切なかたちで伝えることも、INFPが見せることのできる優しさの1つです。
落ち着いて本音を出せる場をつくることが、INFPの恋愛にはとても大切になるでしょう。
「察してほしい」が強すぎるから
INFPは空気を読むのが得意で、相手に底なしの優しさを見せるタイプ。
自分が相手に対して細やかに気づくぶん、相手にも同じくらい気づいてほしいと思っていませんか?
そのため、相手が自分の気持ちに気づかないと「この人は私のことを大切に思っていないのかも」と、一気に不安になってしまうことがあるかもしれません。
しかし、全員が全員INFPのように感情に敏感な性格というわけではありませんよね。
INFPの繊細な気持ちをわかってもらうためには、きちんと言葉で伝えることが大切です。
INFPの恋愛つまずきポイント

INFPの恋愛がこじれやすいのは、相手の気持ちに敏感でありながら、自分の気持ちには正直すぎるという、まさにその深さが理由です。
相手の感情を優先するあまり言いたいことを飲み込んだり、逆に「察してほしい」と期待しすぎてしまうこともあります。
INFPが恋愛で悩みがちなのは、深く考えすぎるがゆえ。
だからこそ自分の心を理解し、少しずつ気持ちを言葉にしていきましょう。
具体的に、INFPがどのような場面で恋愛につまずきやすいのか見てみましょう。
相手の反応を深読みしてしまう
INFPは観察力が鋭く、相手のちょっとした言葉や表情にも敏感です。
そのため「今ちょっと声が冷たかった?」「既読がつかないのは飽きられたから?」と不安になりやすい傾向があります。
相手の意図を必要以上に深読みしてしまうため、冷静な判断をするよりも感情が先に動いてしまいます。
そして、誤解が大きくなってしまったり早とちりをしてしまったりすることにつながるのですね。

とっても繊細なタイプだから、同じくらい繊細で相手の気持ちを考えられる人と一緒にいると、幸せになれそうだね
本気になると距離を置いてしまう
INFPは相手を本気で好きになればなるほど、傷つくことを恐れる傾向があります。
そのため、距離が縮まってきたタイミングでふと連絡を減らしたり、会うのを避けたりしてしまうことも。
心の奥ではもっと近づきたいと願っているのに、傷つかないように先に自分を守ってしまう…
そんな優しさと怖さの矛盾が、INFPの恋愛にはよく見られます。

相手からしたら混乱してしまいますよね…
INFPが「不思議ちゃん」と呼ばれる理由の1つかも
自分を理解してくれる人を求めすぎる
INFPは、心の深い部分でつながれる関係を求める傾向があります。
そのため「本当に自分を理解してくれる人でなければ付き合えない」と思い込んでしまいがち。
結果、相手に完璧な理解や共感を求めすぎてしまい、現実の関係に物足りなさを感じてしまうことがあるでしょう。
ときには、分かり合うことにこだわりすぎない柔軟さも大切かもしれませんね。
INFP恋愛の落とし穴チェックリスト

それでは、INFPのあなたが恋愛で「うまくいかない」と感じるかどうか、チェックリストで確認してみましょう。
自身の恋愛観をイメージしながら、以下のリストに当てはまるかどうかチェックしてみてください。
もし3つ以上チェックが当てはまるなら、INFPならではの「うまくいかない恋愛」「こじれた恋愛」に足を踏み入れてしまっているかもしれません。

INFPのうまくいかない恋愛に心当たりのある人は、次の章で紹介するヒントを参考に、次の恋愛に活かしてみてね
INFPの恋愛がうまくいくためのヒント

INFPの恋愛がうまくいくカギは、理想を持ちながらも現実と向き合うの忘れないことです。
理想を抱くことは決して悪いことではありませんが、その理想を相手に100%求めすぎると、苦しくなってしまいます。
それをふまえ、INFPが今後の恋愛に活かせるヒントを見てみましょう。
気持ちをアウトプットする練習をする
INFPは自分の気持ちを全部さらけ出すのが苦手ですが、感情を小出しに伝えることを意識するだけで、関係性は大きく変わります。
「今日は少し落ち込んでて…」
「本当はこう思ってたの」
こんなふうに、少しずつでも感情を表現することで、相手との理解が深まっていくでしょう。

特に相手も感情表現が苦手なタイプだった場合、心の距離が縮まらないままモヤモヤを抱えることにも…
ズバッと言わなくても、小出しにする練習から始めてみよう◎
完璧な相手にこだわらない
理想の恋愛や運命の相手を求めるのは、INFPならではの美意識の1つ。
しかし、関係というのは最初から完璧なものではなく、ともに育てていくものでもあります。
まずは一緒に過ごすことを楽しんだり、違いを話し合える関係を目指したりすると、自然な恋愛が始まりやすくなるでしょう。

最初から王子様を求めず、一緒に成長していける相手として歩みを進めることが大事なのね
自分の中の不安傾向を知る
INFPの恋愛には、優しさと同時に不安が影響していることがあります。
まずは「自分はどんなときに不安になるのか」を知っておきましょう。
そうすると、感情に飲まれすぎずに冷静になることができるかもしれません。
自己理解は、恋愛でも大きな武器になるのです。

恋愛で悩むことが多かったら、ジャーナリングなどで自分の気持ちを書き出して振り返ってみてね
まとめ|INFPの恋愛は繊細だからこそ深く美しい
INFPの恋愛は、他のタイプにはない深さ、そして誠実さにあふれていますね。
うまくいかないと感じる場面もあるかもしれませんが、それはINFPが本気で恋と向き合っている証拠。
自分の感情とゆっくり対話しながら「分かり合いたい」という思いを少しずつ伝えることで、INFPにしか築けない、優しくてあたたかな関係がきっと育っていきます。