MBTI【N】と【S】の見分け方と特徴まとめ|初心者にもわかりやすく

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mbti n s 違い MBTI×違い

MBTI診断でよく出てくる「N」と「S」。

「N型=直感型」「S型=感覚型」といわれても

実際には何がどう違うのかよく分からない…

という方も多いのではないでしょうか?

NとSの違いを知ることで、自分や他人の“世界の見え方”がまったく異なることに気づけるでしょう。

この記事では、初心者の方にもわかりやすいように、N型とS型の性格的特徴・考え方・行動の違いを丁寧に解説。

具体例や会話のスタイル、仕事や人間関係での違いなどを通して「自分はどちらなのか?」のヒントをお届けします!

MBTIの「N」と「S」って何?

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MBTI診断の中で2文字目に登場する「N(直感型)」「S(感覚型)」という違いです。

その人がどのように情報を受け取り、世界をどのように理解しているかを示しています。

日常生活の中で「見たものをどう解釈するか」は人によって異なりますよね。

NとSの違いは、その“ものの見え方”そのものに深く関係している、とっても重要な要素なのです!

具体的にどう違うのか、くわしく解説していきましょう。

N型とS型の違いがより明確にわかるように、N型については青マーカーで、S型については黄色マーカーで解説していきます!

【N】は直観型・理想主義・ビジョン型

N型(直感型)は、目に見えない意味や可能性、未来の展開などを重視します。

簡潔にいうと、N型は未来を夢見て信じるタイプです。

INTJ
INTJ

過去は引きずらない。まだ見ぬ未来を夢見るのがワクワクする!

【S】は感覚型・現実主義・実務型

S型(感覚型)は、実際に見聞きしたこと、体験したことなど現実的で具体的な情報を大切にします。

簡単にいうと、S型は過去の経験やデータを信じるタイプです。

ESFJ
ESFJ

まだ見ぬ未来を考えても仕方ない。過去の経験こそ確かな情報!

NとSで結局何が分かる?

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MBTIの4文字のうち、2文字目にあたる「N(直感型)」と「S(感覚型)」。

その人が「どうやって情報を受け取り理解するか」を示す、重要な要素です。

N型の人は、目に見えない意味や可能性、全体の流れなどを直感的につかむのが得意です。

「なんとなくこうなりそう」「これは面白い方向に行くかも」といった、未来やその先、また背景にあるものに意識が向きます。

一方S型の人は、目の前の事実や現実、過去の経験など具体的で確かな情報を重視します。

「実際どうだったか」「今どうなっているか」をきちんと確認しながら、丁寧に理解していくスタイルです。

この違いは、会話・仕事・人間関係などあらゆる場面であらわれます。

自分がNかSかを知ることは自己理解のヒントになり、もちろん相手とのすれ違いを防ぐためにも、役立つポイントになるでしょう。

NとSは何を基準に判断される?

mbti n s 違い

N型は、情報の背景を探ろうとします。

入手した情報をそのまま理解するのではなく「裏があるのではないか」と深読みする癖がついています。

「これは何を意味しているのか?」「この先どうなるか?」という視点で全体像を見て、今ここにない可能性も考えるタイプです。

一方のS型は、実際に目で見える情報を信頼します。

「過去のデータは?」「推測じゃなくて事実は何?」をベースに判断するため、信頼性や具体性を重んじる傾向にあります。

運営者・スミ
運営者・スミ

このような違いから、N型は考えるタイプS型は動くタイプといわれることもあります

では、N型とS型の性格的な違いを見てみましょう。

NとSの性格的な違い

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NとSの違いは、性格全体に影響を与えるほど大きなものです。

ものの見方・考え方・会話のスタイルまで変わってくるため、自分がどちらの傾向に近いかを知ることで、自己理解が深まるでしょう。

運営者・スミ
運営者・スミ

NとSで結果が行き来してしまうという人も、具体的な違いを知って自己分析に役立ててね

N型は全体像や未来を重視する

N型の人は、何かを判断する際に「今よりも未来」「大きな視野」に意識が向きます。

たとえば会議中でも「この案は半年後にどうなっているだろう?」と考えたり「これとこれを組み合わせたら、別の商品が生まれるかも」と可能性を想像したりする傾向があります。

未来志向で、抽象的な話題に強いのがN型の特徴です。

S型は現実や事実ベースで判断する

S型の人は「今ここに存在している情報」に注目します。

「実際どうだったか」「誰が何を言ったか」「どのくらい売れたか」など、目に見える事実や数字を重視します。

過去のデータや数値をもとに、計画や判断を組み立てるのが得意です。

地に足のついた現実志向で、再現性・確実性のある方法を選びやすいタイプです。

会話や情報の受け取り方に違いがある

N型は比喩やたとえ話、抽象的な思考を好みます。

話しながら頭の中で連想が広がり、話があちこちに飛ぶこともあります。

一方のS型は、具体的な話題や経験ベースの会話を好みます。

「それっていつの話?」「で、どうなったの?」といった視点で、話を整理したいと思う傾向があります。

運営者・スミ
運営者・スミ

N型はランダムなアイデアに富んでいて、S型はそれらをきっちり管理するイメージだね

NとSはどちらが良い/悪いではない

mbti n s 違い

MBTIの本質は「どちらが正しいか」「どちらが優れているか」ではなく、どう違うのかを理解することにあります。

N型もS型もそれぞれの強みがあり、弱みもあります。

大切なのは自分のタイプを知って、自己分析や人間関係にうまく活かすことです。

N型とS型は得意/不得意がはっきり分かれますが、違いを考えるとき、どうしても

N型のほうが深く考え、S型のほうが単純思考である

という印象になりがちです。

公平かつ本質的に両者の違いを理解するため、具体的にそれぞれの強み・弱みを見てみましょう。

N型の強みと弱み

  • 強み: アイデア力、創造力、未来志向、変化への柔軟性
  • 弱み: 現実を見落としがち、実行力不足、地に足がつかないことも

新しいアイデアが求められるとき、問題の根本原因を探るときなどに、N型が活躍するでしょう。

N型は、S型が気づきにくい全体のビジョンを俯瞰することができます。

既存の枠にとらわれない自由な発想が得意で、変化にも柔軟に対応できるクリエイティブな一面があります。

一方、全体を見すぎてしまい細かな点に目が行き届かず、ケアレスミスが多くなったり「全体的にふわっとしすぎている」と印象を与えたりすることがあるでしょう。

S型の強みと弱み

  • 強み: 実行力、正確さ、安定志向、段取りの上手さ
  • 弱み: 変化への抵抗、視野が狭くなることがある、抽象概念への苦手意識

日々のルーティンやスケジュール管理が求められるとき、注意力や観察力が求められるとき、S型が活躍するでしょう。

S型は、N型が見落としやすい足元の事実をしっかり押さえることができます。

事実や経験に基づいて着実に行動し、安定感にすぐれた人材です。

段取りや管理は得意ですが、慎重なためチャレンジ精神は弱く、大きな変化を嫌う傾向にあります。

NとSの思考の違いを具体例で解説!

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ここからは、実際のシーン別に「N型とS型ではどう違うのか?」を比較してみましょう。

想像しやすい場面で、違いを感じてみてください。

旅行の計画を立てるとこう違う!

N型とS型が一緒に旅行に行くとすると、計画段階ですでにそれぞれの強みが活かされます。

役割分担は以下のようになるでしょう。

N型の役割

  • 旅行全体のテーマを決める(女子旅、お疲れさま会、送別会など)
  • テーマに合わせて計画を立てる(女子会ならスイーツバイキングを入れる、など)

N型は、どこに行くかや何をするかという細かなプランよりも、その旅行全体に「どんな意味があるか」を重視してプランニングします。

旅行が終わったあとにどう感じたいか、どんな思い出として残したいか、ずっと先のことまで考えて旅行の計画を立てるでしょう。

S型の役割

  • 日程表・電車の時間・ホテルを決める
  • 持ち物リストを作る

S型は、旅行が終わったあとのことや思い出のことは、計画段階では考えません。

なぜなら「そんな先のことまで考えても仕方ないから」です。

S型は当日のスケジュールを明確にし、乗り遅れないよう電車の時間をチェックし、ホテルの予約を確実にとり、ルートを把握しておきます。

そして、当日バタバタしないように持ち物リストを作って、必要なものから順次準備するでしょう。

仕事の報連相ではこう違う!

N型とS型が同じ職場で働いていたら、上司への報連相のスタイルも違うでしょう。

具体的には、以下のように違った仕事の仕方をします。

N型の報連相

  • 報告の際は「それが起こった背景」や「自分の意図」「今後の見通し」を含める
  • 正確だが「話が長い」と思われることがある

N型は仕事においても深読みしたり、背景を探ったりする癖があるので、自分のすべき仕事以外にも意識が向きがちです。

そのため、報告すべきことが1だとすると、N型の人は10くらい情報を上乗せする傾向にあります。

相手により深く理解してもらいたいという気持ちが強く、視野の広さや先を見据えた姿勢が大きな強みです。

S型の報連相

  • 数字や事実を端的に伝える
  • 要点を押さえ簡潔に報告する

S型が仕事の報告をする際は、必要な情報をシンプルに伝えます。

特にデータや数字に強いため「売り上げは〇〇円でした」「データをグラフ化しました」と、相手に簡潔に伝わる方法を選ぶでしょう。

ただし、全体の流れや背景が省かれすぎるて意図が伝わりにくくなることもあるので、聞き手に合わせて補足を加えるとさらに効果的でしょう。

人との会話ではこう違う!

N型の人とS型の人が会話をするとき、会話の内容やトピックの選び方に違いがみられます。

会話や雑談は、仕事やプライベートで人とかかわる際に必要なスキルです。

会話をする際の違いについても把握しておくことで、双方がよい理解しあってスムーズな関係構築が叶うでしょう。

N型の会話スタイル

  • 哲学的な話、将来の夢、世界観など「話が広がるテーマ」が好き
  • ひとつの話題から連想がどんどん広がる
  • 話が飛び飛びになるが、それさえも楽しむ

N型は「もしこうなったらどうする?」「最近こういうこと考えてて…」といった“思考のシェア”を好みます。

話題がどんどん展開しやすい反面、相手によっては「話が飛ぶ人だなぁ」と感じられることも。

ENFJ
ENFJ

理想の世界や理想論をとことん語り合いたい!現実逃避しよ~♡という人にとっては楽しい話題だね

S型の会話スタイル

  • 最近行った場所や今日の出来事など「身近な話題」が好き
  • 共通体験がある話で盛り上がりやすい

S型は、日常の出来事や最近の体験など、具体的な話をしたいタイプ。

「この前行ったお店がよくて」「あのドラマ見た?」といった、共通の体験から親しみを築いていくのが得意です。

話の軸が安定しているので、安心して会話できる相手として信頼されやすいでしょう。

ISTJ
ISTJ

具体的な話や現実の体験の話は、誰とでも盛り上がれるわよね

実際のMBTIタイプで解説

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NとSの違いを、実際のMBTIタイプを用いて解説してみましょう。

一見似ている2組のMBTIタイプですが、NとSという要素が違うだけで、性格が対照的に映る場面があります。

INFJとISFJの違い|同じ“FJ型”でも視点が真逆

まず、INFJ(提唱者)ISFJ(擁護者)の違いから見てみましょう。

INFJとISFJはどちらも穏やかで人に優しく、誠実な性格が共通しています。

しかし、同じ人助けをするときでも、目を向けている方向性がまったく違います。

INFJは未来のビジョンを描く計画屋、ISFJは目の前の人に尽くすサポータータイプです。

INFJ
INFJ

私は常に「助けてあげるのは簡単だけど、この人がこの先成長できるかな?」と未来のことを考えます。
助けてあげたい気持ちはあるけど、相手の未来を考えた結果身を引くこともありますよ

ISFJ
ISFJ

私は未来のことは考えず、今困っている目の前の人に手を差し伸べたい。
未来は変わることもあるし、目の前で助けを求められたら無視はできない!

人を思いやる気持ちは似ていますが、未来のことを考えて行動するINFJと、今困っている人を助けることに集中するISFJは、意識している時間軸が違うのですね。

ENTPとESTPの違い|どちらも行動派なのに正反対

続いて、ENTP(討論者)ESTP(起業家)の違いです。

どちらも派手で外向的なイメージがありますが、思考のスタートからそもそも違います。

ENTPは未来の可能性にワクワクし、ESTPは今を全力で楽しむタイプ。

ENTP
ENTP

あたしは動く前に「もっとこうしたら面白いんじゃない?」「それって意味あるかな?」と考えて、最適な答えを出してから行動したい

ESTP
ESTP

あたしはとりあえず動くかな。
やってから考えたり、手を動かしながら考えたりするほうが充実する!

どちらもノリが良くて楽しそうですが、ENTPは自由に動くために計算し尽くすタイプであり、ESTPはより本能で動くタイプなんですね。

INTPとISTPの違い|どちらも無口だけど考え方は真逆

続いては、INTP(論理学者)ISTP(巨匠)の違いを見てみましょう。

どちらも内向的でクールな印象がありますが、思考タイプが対照的です。

INTPはとにかく考え、概念や理論に没頭する思考型。

ISTPは考えるよりも実際に手を動かすことで、技術を習得するタイプです。

とりあえずやってみる派のISTPが「案ずるより産むがやすし」ということわざに当てはまるとすると、INTPは「石橋を叩いて渡る」…いや「石橋を叩いて渡らない」という言葉がぴったりでしょう。

ISTP
ISTP

いや渡らないんかい!笑

INTP
INTP

いえてる~。
石橋を叩くところまでは正確なんだけど、結局考えすぎて渡れないことが多い…

ENFJとESFJの違い|リーダー型に見えても感覚が違う

最後に、ENFJ(主人公)ESFJ(領事官)の違いを見てみましょう。

ENFJとESFJはどちらも人に尽くす“人たらし”なタイプで、自然とまとめ役やリーダーになることが多いと思います。

しかし、ENFJは人の可能性を育て、ESFJは人助けをするという違いがあります。

どちらも優しく思いやりがありますが、ENFJのほうが教育的要素を持って人に接する傾向があります。

ENFJ
ENFJ

N型は未来志向だから、人に対しても「この人がもっと成長するように」と考えて接するよ

対してESFJは、未来のことよりも今その人が安心できる環境を整えてあげたいと思うタイプです。

ESFJ
ESFJ

相手の成長を考える長期的視点は大切だけど、やっぱり今この瞬間に、全力で尽くしてあげたいな

NとSのすれ違いやすいポイント

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N型とS型は、思考や行動に対照的な側面がみられることがわかりました。

そのため、N型とS型が会話をしたりかかわりあったりすると、少なからずすれ違ったり衝突したりする部分があるでしょう。

どのような部分で相性が悪くなるのか、すれ違いやすいポイントを整理してみましょう。

Nは「なんとなく」Sは「はっきりして」

N型は全体をふわっと把握する特徴があるので、思っていることを言葉にする際にも「感覚的な言い回し」や「比喩」を多用することがあります。

N型の人にとっては、そういった抽象的な表現であっても脳内でイメージできるのですが、S型の人にとってはピンとこないことがあります。

そのため、N型の人の言葉に対しS型の人が「で、結局何?」「オチは?」のように、はっきりした答えを求める場面もあるでしょう。

INTP
INTP

言葉のあやというか、言葉遊びで会話を楽しみたいときもあるんですが…

ESFJ
ESFJ

いやいや、はっきり言ってくれないとわからないのよ~(笑汗)

Nは「後でどうなる?」Sは「今どうする?」

N型は長期的な視点で動くタイプで、未来の可能性や抽象的な目的を大切にします。

一方、S型は「今何ができるか」を重視するため、意識のズレが会話や行動に表れやすくなります。

意見がぶつかったり、会話で「話が通じないな…」と感じたときは、そもそも見ている「地図」や「ビジョン」が違うのかもしれません。

お互いのスタイルを知っていれば、「この人はN型っぽいな」「S型だから現実を重視してるのかも」と冷静に理解する手助けになるでしょう。

まとめ|自分の「N/S傾向」を知れば人間関係も楽になる

N型とS型は、情報の受け取り方やものごとのとらえ方が違っていましたね。

N型は未来や可能性、見えない意味を考えることが得意で、S型は目の前の現実や具体的な事実をしっかり捉える力に優れています。

優劣はなく、世界の見え方が違うだけ。

だからこそ、自分がN型寄りなのかS型寄りなのかを知っておくと、人とのすれ違いに気づきやすくなり、コミュニケーションもぐっと楽になるかもしれません。

あなたのN/S傾向を知ることで、人間関係もきっと少しやさしくなるはずです。

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